【せとバス生産者】年に一度、お顔を見たくて、会いたくて|黒川農園・黒川英之さん
こんにちは!
『直送!せとうちバスケット』運営スタッフです。
最近、ますます寒くなってきましたが、皆さん体調等お変わりないでしょうか?特に冬場は、水分摂取が不足しがちな季節!
そこで今回は、“今の時期に”おいしく水分補給ができるフルーツと、それを手掛けている生産者さんをご紹介します!
【せとバス生産者】シリーズ、第5弾!
岡山県高梁市で、年に一度お会いするお客さんのために、ぶどうを作り続けている黒川農園・黒川英之さん。
数年前から県内では珍しい“ある技術”を導入するなど、ぶどう作りのこだわりや思いを伺いました!
衝撃的なおいしさ!―シャインマスカットとの出会い
20年ほど前に、勤めていた会社を辞めて、父の農園を継いだ黒川さん。
山に囲まれた少し小高い場所に、あわせて約1ヘクタールの畑が広がっています。栽培しているのは、主にピオーネとシャインマスカット。
ぶどう農家になった当初は、ピオーネだけを栽培していましたが、その数年後、当時は少しずつ全国的に認知され始めた、ある品種に出会いました。
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―子供から大人まで人気を集める『シャインマスカット』
近頃ではスーパーなどでよく見かけますが、実は全国的に認知され始めたのは、今から10年ほど前。意外と最近なんです!
黒川さんがシャインマスカットと出会った頃は、全国的に人気が広がっていた時でした。その衝撃的なおいしさに、栽培を決意。今では畑の7割をシャインマスカットが占めているほど、黒川さんにとって印象的なぶどうになりました。
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黒川さんがぶどう作りでこだわっているのは、700g以上の大物を作ること!
黒川さんにお会いした日に、収穫後のぶどうを見せていただきましたが、700g~1kg以上のものまで「ぶどう1房ってこんなに大きかったかな?」と思うほど、大きくて立派なぶどうが並んでいました。私たちが普段、スーパーなどで見かけるぶどうが、だいたい500gサイズのものなので、1.4~2倍以上の大きさということになります。
この大きさへのこだわりは、毎年楽しみにしてくれているお客さんのため。実をつけない空枝を作ることで、大きなぶどうを作れるように栽培しています。
氷温協会認定!氷温技術で、おいしさを年末年始まで!
黒川さんのこだわりは、栽培だけではありません!
お客さんにできるだけ長くシャインマスカットを味わってもらおうと、4年ほど前から氷温技術を使ったぶどうの貯蔵方法に挑戦しています。
黒川さんの作業場の近くには、氷温貯蔵庫が設置されています。
中には、収穫された立派なシャインマスカットが約-1℃で貯蔵されています。
このように氷温域を利用して貯蔵することで、3カ月程度保存することができます。
・・・では、食感や味はどうなのでしょうか?
黒川さんによると「貯蔵中に水分が抜けて甘みが増し、味がジューシーになる」とのこと。実際に私もいただきましたが、ひんやりとしていて甘みをしっかり味わうことができました!
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こうして収穫時のおいしさを12月に味わうことができる黒川さんの氷温シャインマスカットは、氷温協会の認定審査をクリアした商品!その証として、青色の氷温認定マークがついています!
ぶどうのおいしさを、寒い今の時期にも味わえる黒川さんの氷温シャインマスカットは、12月15日(水)まで30房限定で、予約受付中です!
ぜひ暖かい部屋で、ジューシーなシャインマスカットを味わってみてください!
年に一度、お顔を見たくて、会いたくて、声を聞きたくて・・・
お父さんから受け継いだぶどう畑で栽培を始めた黒川さん。
そして、シャインマスカットの衝撃的なおいしさと出会い、ピオーネに加え栽培を始めました。そして、数年前から導入した氷温貯蔵庫。シャインマスカットを長く味わってもらえるように、栽培後も氷温技術を使った貯蔵方法を用いて氷温シャインマスカットを手掛けています。
―毎年頑張ってぶどうを作るのは、年に一度お会いするお客さんのため。
取材中、ひしひしと感じたのは、黒川さんの「毎年楽しみにしてくれているお客さんを思う気持ち」でした。
年に一度、自信を持っておいしいぶどうを届けるために、大物のぶどうを手掛ける黒川さん。その思いの詰まった氷温シャインマスカットを、ぜひこの機会にお楽しみください!