【せとバス生産者】一粒ずつの味わいを大切に|冨岡ぶどう園・冨岡さん夫妻
こんにちは!
『直送!せとうちバスケット』の運営スタッフです。
10月とはいえ、まだまだ暑さが残っていますよね…
ですが、お取り扱いさせていただいている商品は、少しずつ秋の味覚が集まって来ていますよ!ぜひチェックしてみてください♪
さて、今回は【せとバス生産者】シリーズ、第3弾!
岡山県のほぼ中央に位置する久米南町で、ぶどう作りに励む冨岡ぶどう園の冨岡さん夫妻をご紹介します!岡山市で生まれ、ある夢のためにぶどう農家になった冨岡さん。その夢やぶどう作りのこだわり、取材中の様子をお伝えします!
酪農をするために、ぶどう栽培?
岡山市で生まれ、今年で就農して9年になる冨岡慎司さん。約80アールの畑で、主にピオーネとシャインマスカットを栽培しています。
ぶどう栽培を始めたきっかけは、酪農をするためだとか。
ぶどう栽培と酪農?なかなかその二つが結びつかなかった私は、冨岡さんにお会いし、早速伺ってみました!
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冨岡さんが「酪農をしたい!」と思ったきっかけは、小学生の頃に出会った奇跡の牛「元気くん」。(※生後6ヵ月の元気くんは1998年、台風による洪水で岡山県津山市の牧場から瀬戸内海の島まで流されましたが、無事に生還したことで「奇跡の子牛」として当時話題になった黒毛の牛のことです。)
冨岡さんは、元気くんを一目見ようと牧場へ。長い列を待ち、やっと出会えた元気くんの可愛さに「牛を飼いたい!」という気持ちが芽生えたそうです。そして、将来牛を飼うことを夢見て、北海道の大学へ進学。しかし「新規で牛を飼うには1億はいる」と教授から言われた冨岡さんは、資金調達のために、ぶどう栽培の道を進むことになりました。
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冨岡さんの牛が好きな気持ちが、現在の仕事に結びついていることやその夢に向かってまっしぐらな姿を感じることができました。もちろん、ぶどう栽培への思いも熱く語っていただきました!
自然に任せて、粒の個性を大切に
冨岡さんの牛への溢れる愛に触れたのち、ぶどうの魅力や栽培におけるこだわりを伺いました!
冨岡ぶどう園のぶどうは、露地栽培。
自然に任せ、天候や木・葉の状態などを観察し、畑の中では除草剤は使わず、適正な量の農薬を使用することで、安心・安全なぶどう作りを行っています。
また、ぶどうは房だけでなく粒ごとにも違った味わいがあり、香りが強い粒や甘みが強い粒など、それぞれが持つ粒の個性をしっかり堪能してほしいと冨岡さんは話します。
粒の個性を大切に自然の中で手掛けた冨岡さんのぶどうは、ただいま絶賛販売中です!10月21日(木)まで♪
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今後目指しているのは、ぶどうの栽培品種を増やし、幅広い世代の方に届けること!今後も冨岡さん夫妻を取材していくので、ぜひお楽しみに!
余談ですが・・・
取材中、気さくにお話をしてくださったり、撮影にご協力いただいた冨岡さん。実は畑での撮影後、冨岡さんから「収穫してみようか!」といきなりハサミを渡され、人生初のぶどう収穫を体験させてもらえることに!
予定していなかったので、本当にびっくりしました(笑)
植え付けして3年ほど経つ木に実ったシャインマスカット。ハサミでパチンと切ると、1年間丁寧に育てられたぶどうの重さを感じることができました。収穫したぶどうは袋に入れていただき、帰ってからおいしくいただきました!今回、大事な畑で貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました!!
▽冨岡ぶどう園のぶどうはこちらから♪