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桃のシーズン到来!おいしさの秘密は、○○にあった!?《収穫編》

こんにちは!
『直送!せとうちバスケット』運営スタッフです。

今回は、いよいよ《桃の収穫編》です!
前回の《栽培編》に引き続き、岡山県で白桃を栽培している吉備路もも出荷組合の板敷組合長の畑で収穫風景を取材させていただきました。
桃はとても繊細な果実なため、一つずつ丁寧にタイミングを見極めながら収穫していきます。袋掛栽培で育った桃は、どんな仕上がりになっているのか?美味しい桃の収穫ポイントとあわせて、ぜひご覧ください!

桃収穫の見極めは、指の腹センサー!?

6月下旬、板敷組合長の畑では、早生品種の「加納岩白桃」が収穫最盛期を迎えていました。「加納岩白桃」とは、果汁たっぷりで糖度が高く、なめらかな口当たりが特徴です。この日は板敷ご夫妻のほかに、同組合の若手桃農家、木原弘樹さん・諒子さんご夫妻が収穫の手伝いに駆け付けていました。
※後日、木原ご夫妻に桃栽培へのこだわりを伺った記事を投稿します!
 そちらもぜひチェックしてみてください♪

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袋掛け作業を行っていたころの小さな緑色の実に比べて、収穫時には白くて大きな実に成長しています。

桃の変化

さっそく丁寧に育ててきた桃を収穫していきます。
袋掛栽培で育った桃は、どんな仕上がりになっていたのでしょうか?
木原ご夫妻から収穫の見極めポイントも伺いました!

熟練の方になると、桃を一つずつ丁寧に指の腹で優しく包み込むことで、桃の成熟具合を感じ取ることができるそうです。こうして美味しい桃を美味しい時に届けることができているのです。

収穫の見極めポイント!
1.袋の中から玉太りや色味を観察する
2.桃を指の腹で優しく包み込み、硬さや大きさをチェックする

繊細な桃だからこそ優しく、そっと、丁寧に

見上げるほど大きな桃の木。
木の幹の近くから枝先にかけて桃が実っていて、中でもよく日が当たる枝先から熟れていきます。そのため、収穫は枝先から順番に見極めながら丁寧にもぎ取っていきます。

収穫された桃は、クッション材を敷いたケースに優しく置いていきます。

いかに桃が繊細なフルーツで、収穫後も優しく、そっと、丁寧に扱うことが大切なのかがわかります。

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収穫作業が終わり、荷台に積み込まれた桃は選果場に運び込む前に、一度自宅に持ち帰ります。生産者の目で傷みなどは無いか、色や形、重さはどうかを確認しながら選別していきます。

おいしさの秘密②は、美味しい桃を見極めて、優しく収穫すること

最初は、緑色の小さな実。
その実が袋に包まれ育ったのは、白くて果汁と甘みがぎゅっと詰まった桃!

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色や形、優しく触れた指の腹の感覚などから収穫タイミングを見極め、傷をつけないように優しく収穫することが、美味しい桃をお届ける上で大切な作業なのです。

それぞれの生産者さんが収穫したこだわりの白桃は、
その後選果場へ運ばれて行き、市場や直売所へ出荷されていきます。
もちろん選果場でも光センサー選果機や選果員による厳しい選別が行われます。いくつもの選果基準をクリアした品質の高い桃が生まれる様子は、次回の《選果場編》で!

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吉備路もも出荷組合では、生産の様子をInstagramやFacebookで発信中!
ぜひチェックしてみてください!


▽岡山の白桃に興味を持っていただけた方はこちら♪