引っ越しして2年

2年前の今頃、引っ越し先を探し始めました。

思うところがあって正社員を辞め、新しい仕事も引っ越し先で探そうと思っていました。

生活できるのだろうか、いろいろな不安が押し寄せてきます。

でも、このままここに居ては私が病気になる。
家に居ても落ち着かない。家族は私の顔を見るたびに愚痴をずっと言ってくる。休みに家にいる方が疲れる。家に居たくない私は時間を調整して遅く帰る。生活時間帯が違う事に対しても愚痴を言ってくる。
うまくやろうと努力しても、私が疲弊するだけ。
引っ越しの数ヶ月からは、食べるのが大好きな私が物が食べれなくなり(特に家のご飯)、眠りも浅くなるという状態。
今まで、経験のないことでした。
限界だ。

痩せられたのは嬉しかったのですが、今までの私の食べっぷりを知ってる友人達は、私のあまりの変わりように驚き、なかなか決断できない私に、もう我慢しなくて良いよと、アドバイスをしてくださいました。

「そっか、私が悪いんではないんだ。」

家族は自分たちが正しいと思うことを主張する。
考えの違う私を理解できないし、しようともしない。

どちらが悪いのでもなく、考え方の違いでした。
私の人生なのだから、私が幸せだと思うことをして生きる。
心から安心して過ごせる場所に住みたい。
そう決心しました。

引っ越し先は、住むのならこのエリアにしようと決めている場所がありました。
近くで新しい仕事も探せそうだし、友人もいる。

でも、信頼できる方に引っ越し先の方角を見ていただくと、あまりよろしくない。

さてどうしたものか…。

でも、どうしてもこのエリアが良いと決めていた私は、平安時代の『方違え(かたがえ)』のように考え、長く日中を過ごしていた所から引っ越しをしたという事にしてはどうでしょうかと相談しました。
その先生は、苦笑いをしておられましたが「私の人生なんだから、住みたい所に住むんだ』という私の決意を汲んでくださり、荷物も吉報位を通り、その場所で少し滞在してから入れてね、などいろいろとアドバイスをしてくださいました。

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つづく


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