「知識のお土産」について考える。
今日もまた、noteオンライントークイベントでのお題「ブランドそのものに興味を持ってもらうための「伝え方」」について思いを巡らせている。どうやら夢の中でも考えていたみたいで、今朝、夢うつつに忘れないようにとキーワードをメモしていた。それがちょっと意味深でおもしろかったので考察してみたいと思う。
【6月15日(月)19:00~20:00】
「お店がnoteを活用するには?」
モデレーター:Retail Futurist /curator /noteプロデューサー 最所あさみさん
スピーカー:ドケットストア 山下義弘さん、Flying Gallop 瀬戸望
【参加方法&詳細はこちら(無料)】
https://note.com/events/n/n4c662594497e
直感と戦略を行き来する。
今回のイベントで私にいただいたお題は、「直接的な商品訴求だけではなく、ブランドそのものに興味を持ってもらうための「伝え方」について」。アクセサリー(商品)にまつわる発信だけではなく、おすすめのアンティークショップやアクセサリーから選ぶファッションブランドなど、商品以外の情報を発信しているのはなぜか?
1つの答えは「世界観で繋がる」。
以前の記事にも書いたのだが、お客様の生活の中で自分のブランドが触れる時間というのはほんの僅かだと思う。生活とはいろんなもので構成されていて、そのほんの僅かな部分でもご一緒できて、しあわせな気持ちになっていただけるなら本当にうれしい。
でももし、自分のブランドのこと以外でもお客様と一緒に盛り上がれることがあるならもっとうれしいことじゃないか?と思うのです。
そもそもインテリアショップのオススメ記事を書いたのは、「飾るアクセサリー」を提唱したので、そこに興味のあるお客様はもっと飾ることについて知りたいかもしれない!と想像したことによる。
書きながら思ったことは、好きなものを共有することは純粋にわくわくするし、お客様が目の前にいるような気がした。売り手買い手の関係を超えたいのだと思う。仲良くなりたい。
これを戦略的に言えば、自分のブランドを意識してもらえる可処分時間が増えるとか、「Flying Gallopがおすすめした店に今度行こうよ」みたいな感じで自分の時間を使わずに名前を宣伝できるとか、紹介したお店に感謝してもらえるかも、とか。
……とか、そんなことがあるかもしれないけれど私にとってはどれも後付けだ。そんなことがあればありがたい。
「先々まで見越して計画していくのが経営者であり、まぐれはない」と尊敬するひとは言うけれど、私はまだそこまでは追いつかない。考察して、少しずつ活かしていけたらいいなぁと思っている。
夢の覚書。
ここまではすぐに思い浮かぶことで、他にも理由があるかなと考えていたら、夢の覚書がとても興味深かった。
「知識のお土産」
……?
知識のお土産。気になる言葉が残されていた。これだ!みたいな感じで書き留めたことは覚えているけれど、内容はよく覚えていない。
まず「ひとはお土産にお金を払う」という現象が頭にあったことが影響しているのは間違いない。展覧会や映画、旅行、経験という形のないものを記憶にとどめるためにお土産を買う。ものが売れない時代でもこの行為にはあまり変化がない。
お土産には経験というものが必要である。
だとして、この「noteを読む」ということもまた経験ではないだろうか?
読者の読む目的は様々だとは思うけれど、読むという経験を経れば、記事の内容はお土産と言えるのではないか。
目的とした経験(noteを読む)に対するお土産(有益な情報)をセットして用意することはお客様に喜んでもらえるに違いない。
当たり前の発想ではあるけれど、この喜んでもらえる要素を考えたときに私は自分のブランドのことではない情報だったということだと思う。
買い物がしたくて商品情報が欲しいお客様には、この話はあまり有益にはならない。
noteという場であり、まだまだブランドいうか、私自身を知ってほしい段階にいるからこそ起こした行動なのかな。
…ということで、この話はどう考えても上手に話せないだろうから、note上だけにしておきます!
もうちょっと深めたら、商品企画に役立ちそうだなと思うのでまた頭の片隅においておきつつ。
【6月15日(月)19:00~20:00】
「お店がnoteを活用するには?」
モデレーター:Retail Futurist /curator /noteプロデューサー 最所あさみさん
スピーカー:ドケットストア 山下義弘さん、Flying Gallop 瀬戸望
【参加方法&詳細はこちら(無料)】
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