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潜在意識の使い方


あまり良く知られていないですが東洋医学のひとつに鍼麻酔という分野があります。

メリットとしては投薬をしないため副作用がなく、意識を保ったまま痛みを緩和させることができるため、

以前医療機関で末期ガンなどの終末医療や婦人科における出産時などでペインケアーを行なっている時期がありました。

そんな生命の誕生と終焉にある方と接するなかで感じたのは、

人は生まれた時と同じくらい亡くなる前も生命力に満ち溢れてる方が多かったことです。

じつはその最初の体験は学生時代に母親が病で亡くなった時なのですが、

21年間親子として共に過ごしたなかで最後の2~3年ほど母が生き生きとしていた時はなかったのではないでしょうか。  


そんな観点から病気についてひも解いていきますと、

まず、西洋と東洋では病気に対する見方が根本から違っており、

西洋における病気は取り除くべき絶対悪というとらえ方と違い

東洋における病気とは必要不可避な生命現象としてとらえます。  

そういう意味では、  

ふつう病気はマイナスのイメージしかないように感じますが、

人によっては病気であることで得られるメリットもあるのです。


その悪い例のひとつがケガや病気のせいにできるということです。

極端な話人は自らの正当性や自尊心を保つために、

自らを病気にまでしてしまう可能性もあるということです。

その一方で、

「障害や病気があったことで、いままで行き詰っていた人生が開けより豊かになった」というように、  

病気という生命現象が私たちの潜在意識に働きかけて、人生より良い方向へ導くケースもあり、

この場合、病気という体験をとおして潜在意識の書き換えが起こったという見方もできます。    


先のブログで「細胞の意識」や「生命の法則」についてお話したように、

わたしたちの体の一つ一つの細胞は単に生命維持のために働いているだけでなく、

私たちの深層意識に働きかけて多くのことを教えてくれます。

病気という一見不幸にみえる出来事も、見方を変えその本質を見つめることができれば、その人にとって最大のギフトにもなりえるとのではないかと思うのです。


最後に、今回の推奨動画で師匠が言っているいくつかの大切なポイントをふまえつつ

終末医療で出会った方々と接するなかで感じたことは、

限られた時間のなかで、その人が本来やるべきこと願っていることを、最短最速で実現させようと、潜在意識が働き始めていたのではということです。

別の言葉で表現すると、  

不必要なものが断捨離されて価値の序列上位のみに生き、のこされた今という時に生きる喜びと感謝の本質を、残された家族や大切な人に生きる力として伝え遺すことに生きがいを感じているというように、  

「時間は命」で、なによりも代えがたい財産だという事を誰よりも分かっている姿であり、ともにいる多くの仲間に意識のシンクロニシティ―がおこることで、人として最も大切な命に対する価値観を伝えてくれたような気がします。

焦りや義務感からでなく、「幸せ基準」でいま自分の周りにある物・人・事に対してできることをもう一度見つめ直すことができる内容の動画でした。


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人の苦しみをやわらげてあげられる限り、生きている意味はある。
                      ヘレン・ケラー

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今後もボディーワーカーの観点から

皆さんのお役に立ちそうなテーマを

少しずつ投稿できればと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします🤲

                 おーちゃん(^^♪

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