初心に返って考えてみた
この運営メンバー交換日記では、瀬戸内かわいい部運営メンバーが日々のあれこれについてゆるりと綴ります。
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1月25日(月)晴れ
今日の書き手:みなみ
2021年がはじまってあっという間に1ヶ月!
2/13(土)は久しぶりのイベント。多度津町の「#瀬戸内まねこ会」ですね!
コロナでなかなか瀬戸内に行けなくなってしまったけど、この日は色々な方と新たに出会えるはず。どんな日になるか楽しみですね!
ちなみに「#瀬戸内まねこ会」をご存じない方に簡単に紹介させていただくと…?
\どういう内容のセミナーなの?/
2017年から発足した地域の魅力を発信し作っていく「多度津町まねきねこ課」。こんな時だからこそ、多度津の魅力を伝え続けたい。
「学ぶ」とは「真似ぶ(まねぶ)」と言います◎ 今回は、それぞれの分野や地域で活躍するゲストを多度津町に「お招き」して、楽しくタウンプロモーションやSNSやYouTubeでの地域情報発信を学んでいきます!
…というわけでタウンプロモーションや地域情報発信の一事例としてご紹介いただき、フォトウォーク&セミナーをいたします!
でも実は、私たちが多度津町を訪れるのは初めてのこと。多度津の魅力はきっと地元の皆さんの方が知ってるはず…という中で、わたしたちが伝えられることって何だろうなって最近考えています。
今回のお話をいただいて、私改めて思いだしたことがあるんですよ。
まだせとかわを立ち上げてすぐの頃、
瀬戸内のかわいいを発信する!と意気込んでた時のこと。
発信する!って決めたはいいけど「わたし、この町の素敵な場所も歴史も全然知らないんだわ」って気づいたんです。
学生時代何度も歩いた通りの裏にかわいいカフェが隠れてる事も知らなかったし、地元の備前焼のことだってどんな作家さんが活動してるのか名前をあげることもできなかった。そんな自分が『瀬戸内のこと、教えてあげる!』って言うのはなんだかちょっとおこがましいな…って。
でもそんな中で瀬戸内かわいい部として活動する意味を考えた時、「瀬戸内の魅力をまず知る事、アンテナをはること」が一番大事なのかもなって思ったんです。だからせとかわのモットーは「瀬戸内の魅力的なものを<かわいい>という観点から、"探し"、伝え、育てる」って決めたんだよね。
まちをあるくこと、「かわいい」を探すこと。
ささやかな活動かもしれないけど、積み重ねるうちに、だんだん浮かび上がって見えてくるものがある気がするんです。
ふとした風景に、物語を感じたりとか。
何もないと思ってたあの場所が、信じられないくらい輝いて見えたりとか。
身近にあったものが、視点を変える事で急に表情を変えたりとか。
ささやかだけどかけがえのない瞬間や失いたくないものに気づくはず。
見落としてしまいそうな一瞬を写真や記録に残すって、「これは私にとってかけがえのない瞬間なんだ」「誰かに伝えたい風景なんだ」って思いのあらわれだと思う。そんな気持ちや写真が積み上がってくにつれ、愛しいって気持ちが満ちてくる…んじゃないかな。
なんて、初心にかえって「かわいいを探す」について考えたのでした。
追伸。
まみこさんの先月の日記を読んで「あの頃なりたかった大人」について考えました!高校時代のわたしが今のわたしと会ったら「おもしろい〜」と思ってくれるかな。今のわたしはあの頃のわたしに伝えたいことがたくさんあるんだけど、はたして聞いてもらえるかなあ(笑)今度じっくり話したいよー。