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11年ちょっと勤めた会社を退職しました

タイトルのとおり、11年と2ヶ月勤めた株式会社コットンズを退職しました。

デザイン学科を卒業後、
新卒で入社してから2年半はイラストレーターとして、
そのあとはプロデューサーとして勤務していました。
コットンズは制作会社でありながら、
ほかの制作会社と明らかに異なっているのは社内にイラストレーターが複数人社員として所属していて、
イラストレーションのみのお仕事もお受けしていることです。

そこでわたしは最初のイラストレーターとしてのキャリアも活かしながら、イラストレーションのプロデュース業務を多く担当し、
きちんと数えていないですが1000件以上の案件に携わってきました。
ただ仕事の相談を受けて右から左へ、ではなく、
様々な条件とイラストレーター個々の個性を考えつつ仕事を進めていたつもりです。

さて、そんな自分としても気に入っていた仕事内容なのにどうして退職しようと思ったのか、
これは退職の挨拶時に必ず聞かれるので答えていた内容なのですが、
単純にプライベートを優先したくなったから、です。

多くの方がご存知のとおり、制作業界はかなりハードです。
コットンズも例に漏れずですが、
ほんとにいい人たちばかりで社内環境がかなりよく、
そのおかげでここまで楽しく続けることができました。
ただ、どうしても仕事とプライベートを天秤にかけたときに、
ほんとごめんなさい、
勝手いいますけどわたしはこっちに進みます、となってしまいました。

とかなんとかわがままを言いながらも、
わたしが貫きたかったことがあります。
それは、周りのひとに嘘をつくことなく、本当のことを伝えて、
これからもよろしく!って言いながら辞めること。
これまで11年以上のあいだ続けたことへのプライドと、これまでに色んなひとから受けた恩だとかに背くことだけは絶対にしないぞ、と。
だから結構言葉を尽くしたつもりだし、
最後の最後までコットンズの未来をいっしょに見ていたつもりでした。

でもなー
もう、全然足りなかったのでした。
時間も言葉も。
1個わたしが「ありがとう」って言ったら、
社内外の方から度々10個以上返ってくるから、もう完敗でした。

だからね、わたしの未来に約束しました。
コットンズで得た知識や経験を活かして、
コットンズやお世話になった人に還元したい、と。

プライベートを優先したいのは本心で、
結婚生活ちゃんとしたいし(あ、昨年結婚しました)、
出産と子育てにも興味あるし。

でも人生長いから、
それだけだとわたし多分退屈して腐りそうだなと簡単に予想がつくので、
だったらこれまでのこと活かして、
わたしにしかできないことしよう、って考えているのです。

具体的にあれとこれをします、という事業内容は決まってないのですが、
早速お声かけしてもらっていることもいくつかあるので
試運転しながら徐々にかたちにしていこうと思います。

なので、
ここではお別れの言葉を言うつもりは毛頭なく、
今までありがとうございました!
&これからもよろしくお願いしま〜す!

(なんか締まり、わる!)

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瀬戸枝里子
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