ラジオが大好き!

私はラジオが好きだ。聞いているラジオと回顧録を書きます。
好きなラジオは目次から飛んでください。


・ラジオ回顧録

出会いは小4くらいに兄のお下がりでラジオCDプレーヤーを貰った。そこから兄や父が聞いていた「GROOVE LINE」を教えてもらい聴き始めた。小5くらいになると遅いかもしれないが自分の部屋に一人で寝始めるようになる。その時に「鬼玉」に出会い、そのラジオを聞きたいが親からはラジオ聴きながら勉強してはいけない謎ルールを言い渡され、必然的に勉強をしなくなった。

そこから、「SCHOOL OF LOCK」や「朴璐美・宮野真守のポケ声ファイト!」、ナイナイオードリーのオールナイトなど雑多なラジオを聴くようになり、どっぷりラジオにハマった。

高校に入るとラジオをほとんど聞かなくなったものの、受験に入りまたラジオを聴くようになる。そこで「アルコ&ピースのオールナイトニッポン」に出会う。聴き始めたのはもう二度目の2部が終わる頃の2016年ごろ。私は10時に寝て4時に起き勉強をする、今では考えられないストイック勉強をしていた。起きてたまたまラジオをつけると聞いたことある芸人がラジオをしていた。聞いてみるとめちゃくちゃ面白い。ラジオの中でコントをしているような、今まで聞いたことのないラジオだった。

そのラジオのせいで私はラジオに再びハマり、ラジオ中心の生活となり、内定先もラジオに遠巻きながら関われるチャンスがあるところとなった。人生丸ごとアルコ&ピースに変えられたと言っても過言ではないかもしれない。と言っても、すぐに終わったこともあり実際そんなにアルピーのANN(オールナイトニッポンの略称)を聞いていないことを実感したので少しずつ罪を犯しながら聞いていこうと思う。公式であげてほしいところですね。


・聴いているラジオ

では聞いているラジオを書きます。

・アルコ&ピースのD.C.GARAGE (TBSラジオ)

上記の回顧録より、そのままアルピーを追いかけている。本音を言うと2時間がいいし、生放送がいいけれど二人の生活とかいろんなことがあるのだろうから仕方ない。
アルピーのすごいところは、嘘がずっと突き進む、その中に酒井や平子がツッコミを入れることで聞いている側との距離も広がらない(これはアルピーANNが中心?に書かれた 佐藤多佳子著:明るい夜に出かけて を参考)。
私はただのトークよりも、嘘がリスナーのメールを通して雪だるまのように大きく展開して世界が広がっていくのが好きだ。


・空気階段の踊り場(TBSラジオ)

これは2、3年くらい聞いている。先程の言い分と反しているようだが、これは空気階段の人生そのものかもしれない。売れてない頃のバイトのリアルな話から、付き合いたい人とのデート、結婚、出産、破局、プロポーズ、離婚など人生がテーマに葛藤を聞くことのできるラジオだ。芸人の地上波ラジオでは現在一番面白いかもしれない。
二人のキャラクターも異常だし、たまにくる岡野陽一がまた面白い。そしてコーナーも二人の実体験からコーナーができて、ただの大喜利ではなく不条理や不満をぶちまけるようなものでピッタリだと思う。
これはラジオクラウドというアプリで全て聞くことができるので安心して聞けます。


・佐久間宣行のオールナイトニッポン0 (ニッポン放送)

佐久間宣行に憧れていますって言うのは少し恥ずかしい話ですが、この人のエンタメを追いかけて盛り上げていこうとする姿勢とトークの幅広さはすごい。家族もいることから家族の話が中心になるが、それがエンタメとの距離感がちょうど保たれている感じでいい。自分も映画を何本見て、漫画も何本見て、、、と言いたいところだがなんか「何本みるため」に映画を見始めている気がして、それは違うなと思って辞めた。佐久間宣行は見たいものを見て、それを次に生かすとかじゃなく、単純に好きだから見ているというところがいい。


・マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0 (ニッポン放送)

単発を何本かやったのちに今年になってレギュラー化した。
特に正月の単発が、嘘が突き進む「ラジオスター」アルピーっぽさがあってラジオ好きの中では結構話題になった。
その後のレギュラー放送は、単発ほどではなくなってしまったが二人が好きな曲をかけて、二人が好きなものを話して、二人共通の漫画の例えで盛り上がっている。やはり好きを詰め込んでいるものは知らなくても楽しくなるのは不思議だ。


・オードリーのオールナイトニッポン (ニッポン放送)

言わずと知れた長寿番組。リトルトゥースと呼ばれるファンがあなたの周りにも相当いるはずです。
中学の頃聞いていたけど、下ネタなど分からない単語が多くて聞かなくなっていたが、自分の周りの人がよく聞いてみて久々に聴いたら面白くてまた聴き始めた。
きっとファンが増えたのは日向坂の効果もあるんだろうな。

若林のオープニングトークが好きで聴いている。怒りをぶつけるような時から、番組の感想などを話してくれる。春日も聞き上手で、若林の無茶振りに合わせたり、遮られてもそれに乗っかるのがすごい。人気の理由がわかる。予定調和が多いところも魅力かもしれない。


・田村ゆかりの乙女心♡症候群(文化放送)

前番組の「いたずら黒うさぎ」から田村ゆかりのラジオを聞いている。そんなに頻繁にということもなく、だいぶ聴いていない時期はあるものの、今日はなんか聴きたいな〜という日がある。
田村ゆかりのキャラ設定やズバズバ言う感じ、ふわふわしている話口調から出る不満などが面白くてつい聴いてしまう。


・囲碁将棋の情熱スリーポイント (GERA)

現在芸人ラジオを聞いている中で一番ゴリゴリのお笑い番組かもしれない。冬の鬼さんやアマチュアダックスフンドさんなどが職人として登場しまあまあな長文の大喜利メールが読まれる。それに合わせる囲碁将棋のセンスも光っている。私の好きな嘘がずっと突き進む感じがとてつもない。
なんせ、この番組は「バスケットボール選手の佐古賢一がやっていた情熱スリーポイントというラジオ番組を居抜きでやっている」という設定、それを現在44回まで突き通し、佐古さんの目撃情報や、ふつおたという皮を被ったクレイジーメールを読み続ける番組。めちゃくちゃ面白い。メールを送る気にもならないくらい圧倒される面白さ。ぜひ聞いてほしい。


・荻上チキsession (TBSラジオ)

最後は真面目なもの。
私は、朝のワイドショーや報道番組などを全く見ないようにしている。なぜなら、怒りを煽られている気がする、からである。コメンテーターが感情に任せて我々の気持ちを「代弁」する、無知なくせに自分の見解を専門家の意見を妨げてまで言い始める。それを「議論」と呼んでいる。そんなものを見ると、朝からそのことをずっと考えてしまうようになる。まず情報量が多すぎて朝でお腹いっぱいにもなるし、人がすごい剣幕で言い争いしているというのは見るに耐えられない(人の顔色を伺って生きてきたから)。

ただ、全く見ないとなると世の中で何が起こっているのか分からなくなってしまい、それは問題と思い試しに聴き始めたのがこの荻上チキsessionだ。
これは評論家荻上チキがテーマに合わせた専門家を呼び、視聴者のメールを絡めながら掘り下げていく番組である。初めにニュースの羅列があり、後から一つ一つ解説、そして大きなトピックを1時間程度深掘りしていくような流れ。
私がこの番組が優れていると感じているのは、国会中継を長めに流すところである。テレビなどでは国歌中継を発言だけを切り取るような報道をしているが、この番組では結構長めに流す。そして、どういう経緯でこの発言なのか、どういう問題が潜んでいるかを荻上チキがその都度解説してくれる。比較的中立的な立場で感情に乗せることなく語ってくれるため怒りを煽られることなく情報を得ることができる。
専門家が来たときも、荻上チキは聞き上手というか、適切に相手を遮ることなく円滑に聴きたいことを聞いてくれる。

この番組はワイドショーは見たくないけど、ニュースじゃ物足りないなあと感じている人にぜひお勧めしたい番組。


色々ずらずら書きましたが、結果ラジオはいいぞ!ということです。
いつか好きな番組のメール職人になりたいなあと考えていますが、なかなか読まれないものですね。


おしまい


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