ミリアニ第二幕さぁ……
どう思った……?
というわけで、アニメ アイドルマスターミリオンライブを見た感想とそれに付随するあれこれの話を書いていきます。
自分は先行上映自体は9/9(土)に見ました。前回の見てから記事にするまで2週間、今回は2日です。圧倒的成長。
少し長いですが、とりとめもなくネタバレをし、ポジとネガも入れつつ書いていきます。
一応目次を書いたから、気になったところをかいつまんでみていってください。
■5話
原っぱライブはめちゃくちゃスムーズに準備が進み、客入り上々、大盛況だったし、特にハプニングもなくて、拍子抜けしてしまった。
桃子の懸念が本当に懸念、杞憂だったね……。
原っぱライブ直前のやり取りでなんとなく「MUSIC」とかかなと持ったけれど、「We Have a Dream」ね。びっくりした。
「パチンコ」という新領域に飛び込むときの曲だから、アリだったなぁ。
和やかなテントライブにパチンコ曲くるのちょっとおもしろい。
第一幕のところでも書いたところだけれど、過剰演出とかファンタジー感のある演出が得意ではないので、最後のThank youのところでかおつむに手を伸ばすところも変な笑いがでそうになったし、この後の話で心象風景ではなく、実際に二人に手を伸ばしていたことがわかって、一層「だめでしょw」の気持ちが強くなった。
後はテントを囲って、歌うこともちょっと苦手だった。
そんなこんなですごいゆる~く話が進んできた中で、
最後に最上静香パパが来て「こんなことなのか?お前がやりたいことは?」と釘を刺しにきたのは良かった。
これは本当に良かった。
ここで「原っぱライブ」が万人に効くものでないこと、
今のミリオンスターズにマイナスをプラスに変えられるの力がないことが出ていたのは、変な話ではあるが安心した。
人は適度なストレスを求めるから。
幼少期からピアノを習わせて、本人もそれなりに楽しくやって、それなりに成績残してきて、勉学と音楽で伸ばしていこうと思っていたところで、アイドル宣言されて、学生の文化祭みたいなことやっているところみたら、「なんじゃそりゃ」とはなるよね。
ピアノから、別の領域へ……といえば、「超速スピナー」の北条院聖斗だし、今思えば、部活の助っ人に引っ張りだこだった堂本瞬一は春日未来とも言える。
ミリオンライブは「超速スピナー」だった……?
■6話
いや~~よかった~~~~~~。
いまのところ、一番好きかもしれない。
未来-紬、翼-歌織、静香-志保の3本線で進んでいくの。
◆みらつむ
白石紬ちゃん可愛すぎワロタ。
この子 本当に美人だよ。
そして、家がないってどういうことなのか。
契約手続きとか、最悪でも引っ越しの荷物とかどうとかで気づくだろ!
美咲ちゃんも「聞こえちゃったんですけれど」じゃあないんだよ!!!
春日家の夕飯が山盛りの唐揚げのところで、声出して笑いそうになった。
物件そんなにすぐに見つからないだろうし、春日家に一週間くらいお泊りするエピソードドラマCDとかでもいいからくれ。
◆かおつば
かおつばの歌織さんの真面目さと翼の緩さがいいバランスなんだろう。お互い懐が深いのか、それぞれのストレスにもなっていない感じ。
9歳年下の女の子から友達感覚できてくれることが歌織さんからしたら、新しい関係、新しい世界で、歌織さんも嬉しそうだったもの。
◆最上静香
静香の問題(親の無理解(わかってくれない))に対して、協力者がいるという点、自分がアイドルに集中できないということに対して、アイドルとして負けたくない相手がいるという点、これが後々最上静香の助けになっていくんだろうなというところがとてもよい。
しずしほ好き
◆北沢志保
で、まぁ北沢志保さん……
静香の「父親」というキーワードに反応するところとか、他のメンバーにはない棘のある言葉をかけることで静香の本音を引き出すところとか未来とは違うアプローチですごい北沢志保でしたね。
あれをわざとやっているのか俺にはもうわからん。
なんか静香に呼び捨てで良いとかいうところとか、これどんな感情?そんな気遣い?できる子になったの。女優?
「父親」とか「パフォーマンスの姿勢」について、気にしつつちゃんとステージは100点の出来でこなすところ、
ちゃんとプロのアイドルしていて、めちゃくちゃ偉い。
ステージ前で集中したり、ちょっとナイーブになっている志保にユニットのメンバーではなく、可奈がくるのね。
やっぱり可奈って今の志保にとって、大事な人なんだろうということが感じられる。
かなしほも好き
■7話
公開する記事とか公開しない日記でも何でもなんだけれど、
書くとそれは結構自分の心情を整理したり出来る反面、固定化してしまう結構呪い的な行為だと思う。
でも、それをあえてする。
◆ネガの話
ネガ多めの話になる。
読みたくない人は飛ばしてくれ。
きつかった~。
一個一個のギャグとかは面白いのもあったけれど、テンポがいまいちと感じたり、もやもやするのはツッコミ不在だったからなのか。
チュパカブラのしつこさだったりとか、きつかった。むずがゆかった。
ロープがちぎれる、岩場が壊れまくったり、オイオイという気持ちが勝ってしまった。現場大臣ブチギレ案件でしょ。
「リアリティがない」「ミリオンライブの破茶滅茶さ」とかではなく、
「リアリティとかネガティブな気持ちを意識させてしまうくらいに、面白くなかった」っていうところかなぁ。
応援上映とかアニメの実況とか、ニコニコのコメント付きなら見られるのかもしれない。
もしくは福田のり子の水着がもっと可愛かったら、こんなにモヤモヤしなかったのかもしれない。
いま見終わってから半日以上経ったので、「いや、そこまで悪く言わなくてもいいかな」くらいにはなっているので、逆に応援上映でみんなに笑わせてほしい気持ちになってきた。
◆ポジの話
要素を拾えば、
・対決の中で得られる一生懸命さの美しさ
・一つの目標に対して、ライバルとも協力できる絆パワー
・勇気のリレー
・失敗?であっても、勇気を出す姿勢を評価してくれる仲間
・一つの道が絶たれても、別の手段を即時に思いつき実践できる柔軟さ、実行力の高さ
・自己犠牲も厭わない、それを受け止めて悪と戦う黄金の精神
とか良いところはあるのよね。
可憐が海に落ちたときに真っ先に莉緒が飛び込んだシーン。
ミリオンBCで志保が倒れたときに何も出来なかったと後悔していた莉緒のアンサーというか、別世界のリベンジ感があって、とてもよかったね。
海美のSASUKE。
そんな説明まったくなかった(と思う)のに、急に時間制限でてきて笑っちゃった。崖のシーンもいっそ超バレーのアタックで返せばよかったのに。
■8話
いくももが歩いてきた時点で、いくもも回だぁ~(ほんわ~)
アイマスにしては珍しく?ほうれんそうができている。
最年少のいくももが。
これも桃子が育に事前に話をしていたからなんだよね。パイセン流石っす。
◆無粋な話
お披露目イベントなんだから会場が変わろうが元々来る人は来るのでは?
765AS組の後輩的な立ち位置でそれなりに注目度があると思われるし、前のチームの生っすか特番も好評だったという話もあるのに、結局シアター組自体の注目度があるのかないのか全然わからんぜ!!
あの茶番で少し共感性羞恥みたいなものを感じて、ちょっとむずがゆい。
あれでついてきてくれる遊園地のお客さんたちのノリの良さは何なのか?
遊園地だから浮かれているのか?
遊園地のスタッフも一緒にやってくれたら、大掛かりになって人を呼び込めるパワーに説得力がつく気がする。サクラになっちゃうからだめ?
アニマス8話のあずささん回リスペクトなんだろうか。
余談。
アニマス8話ね、それまでなんとなく見ていて、
視聴継続するかどうかなぁくらいのラインにあったアニマス視聴を継続させるに至った。私の中でのターニングポイントの回でもあるんですよね。
◆良いところ
子役探偵桃子ちゃんの過去を「活かす」展開にしたのはかなり好きだし、
このみさんとの姉妹ネタもすごい好き。
このみさんめっちゃ扱い良くない?
こんなにアイドルになる背景やアイドルになっていく過程を描いていくとか、桃子に言われるまでこのみさん自身出番を書かないような性格の描写とか、ちょっと羨ましいんですけれど???
そして最後のPとのイチャイチャと特殊EDなに?ルート入った??
夜の電車から町並みを見るヒロインという90年代アニメとかにありそうなED、「Get Wild」とか「世界が終わるまでは」とか流れそう。
なんかそういう動画出そう、出る(確信)
いつかそういうの出し合う大会をしたいね。
■雑多な感想
・第一幕と比べて、単話として独立しているから、当たり前だけれどまとまりがないとか1話毎の温度差みたいなので、まとめては見づらいなというのが第二幕としての感想。
・寝るときは髪飾りとかリボンを外しなさい
・美咲ちゃんがテント縫えば一日で終わったよね?
他の事務仕事はプロデューサー陣と大人アイドルたちで頑張れば、
適材適所に人を配置するのもプロデューサー(管理職)の仕事だぞ
・麗花さんの「普通に至福を肥やしているんだね」「おかねちゃん」は切れ味鋭すぎる
・観客席最前、ど真ん中に高ビジュアルの客を置くな。
下手すると、Tシャツアイドルよりも華があるぞ。
・かおつむ2人を追加した背景の話ってあったっけ?37人でいくつもりだったけれど、プロデューサーがピンときて予定外にスカウトしちゃったっていうことでいいのかな。
・歌織さんの歌織さんの主張強い
・美奈子が飲み物差し入れするシーン、いいシーンだけれど、向こう側にポーターが見えるのが邪魔!!
・美奈子リーダー、志保、杏奈、朋花 いまの状態だと盤石過ぎる。
曲もかっこよくてよかった。
福岡で披露かな。4人中2人いないが???
・紬 春日家へ嫁入り。
流石に未来がツッコミをいれるレベル。
・小鳥さんと美咲ちゃんの実況席、ビッグバンズバリボーを思い出すね。
他の人の感想見ると、ミリパチ要素のほうが強いみたい?
・莉緒ちゃん抜けているけれど、ちょくちょく周りへのフォロワー入れているの良かったよ
・ここまでやるならLTD ドラマCDの琴葉の「海美ちゃんに誘われたとき、私もボルダリングをやっておけばよかった。そうしたら私も二人を助けられたかもしれないのに。」あたりも回収してほしかったぜ。尺の問題か
・ホタテ貝は海美が持ってきたのかと思ったら、莉緒さん自分で用意したんですね……23歳女児……
・賞品はんぶんこっていうから、曲の披露を半分半分でメドレーっぽくするのか?!って身構えていたら、勝手に肩透かしを食らった。
曲披露と写真集とで分けたのね。
・ED風花さんのカット長い、長くない????
・「まぁ!?失業保険は降りましたの!?」めちゃくちゃ好きだった。
上映後後ろのオタクから、このシーンで笑いそうになってこらえるのが大変だったみたいな話が聞こえてきて、それもなんか良かった。
・亜利沙が桃子にグイグイ行き過ぎないところ、
亜利沙の優しさもあるし、彼女自身のちょっと臆病なところも感じられて可愛いね。
子役探偵桃子ちゃんのところで「桃子ちゃんが嫌じゃなかったら」という前置きは間違いなく彼女の善性。
・最後のボイスドラマ
急にあんしほぶっこんでくる。カップリングというほどではないんだろうけれど、普通にお友達じゃないの。
二人とも友人関係を新規に作るの苦手そうなのに(失礼)
そんな冗談、軽口を言い合う関係なの?
俺が知らない間に!(ギリッ)
昔志保と杏奈の同人誌を出し続けていた人、見ましたか。
あなたの見ていたものと同じかはわかりませんが、一つの花が咲きました。
■ミリオンライブ関係ない話
関係ない話。
関係ないといいつつ、ネタとしてはミリオンライブなんだけれど。
SNSでのミリアニみた感想で「ニチアサならわかる」といった感想がちょくちょく見られて、もやっとした。
作品のターゲット層に視点を合わせること自体はある程度正しいと思うし、逆に自分好みじゃないって騒ぐ方が問題であることもわかっている。
ただ「そのターゲットじゃないから、自分の感想は違うんだろうな?」とか「女児にはこれがいいんじゃないか?」って自分の感想や感情を引っ込めるのはなんか自己を犠牲にしすぎではないかと思う。
自分の感性を信じてあげてもいいと思う。
繰り返しになるけれど、自分好みじゃない、自分の求めたものじゃないからって騒げってわけではない。
別の人の意見を見て、見方が変わったとか、2回目みたら気づきがあって、評価が変わったとかそんなことも絶対にあると思うし、実際自分もそうなる。
ただ、最初に感じた自分の感想をもっと大事にしてほしいと思った。
そういう話。
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