ミリアニ第三幕最高!!!
最高だった。
自信を持って、言えます。
「ミリアニ最高だった。」と。
というわけで、アニメ アイドルマスターミリオンライブを見た感想とそれに付随するあれこれの話を書いていきます。
初日に有給を取って、朝イチ自分の行ける範囲で一番早い公開時間で見ました。
一応引っかかったところとかもあったりするし、パンフレットに色々書いてあることもSNSで知ってしまったけれど、それが伝わったか感じられたかはまた別のことだと思っていて、そういう意味で初見感想は大事なのだ。
少し長いですが、とりとめもなくネタバレをし、ポジとネガも入れつつ書いていきます。
一応目次を書いたので、気になったところをかいつまんでみていってください。
視聴スタイルについて
1幕のときは、「映画館でまとめてみろ!」と主張していました。ただ、2幕、3幕については1話1週間開けるのは全然有りだなと思っています。
なぜなら私が作品の情報、感情のエネルギーを全然受け止めきれなくて、ひたすらにサンドバックにされたからです。
そんなボコボコにされたので、「泣いた」どうこうというより、「ハイ」になってしまいました。
逆に2回目以降のほうが少し落ち着いて見れるので、泣くかもしれませんね。
なので、一気に見る先行上映でなく、1週ごとに1話ずつ味わえるテレビ放送 全然有りで吟味してほしい気持ちがあります。
◆先輩、後輩の話
未来、静香、翼、紬、歌織がASのバックダンサーとして、は~るばるきたぜ。函館~。
リハーサルでASとの差に凹む未来たち(翼除く)で、それぞれが先輩と対話して、活路を見出していく展開です。
1幕の感想でも話したことで、ミリオンライブの「らしさ」って先輩・後輩の縦軸だと思っています。
歌織と紬が前向きになれたきっかけは伊織と真の人間っぽさ(アイドル超人ではない姿)であったり、雪歩の言葉であったり。
特に雪歩の「周りと比べてできていない自分」という気持ちを知っているから、こういうときに寄り添えるんですね。
ゲームでの「勇気を与えられるアイドルになりたい」って言っていたことを叶えられていることも感慨深いです。
余談:いおまこ雪歩が来た時点で「「雪歩は黙ってて」」絶対来るって思っていたのに、すかされて、逆に「うお」ってなりました。
これはそこまで熱くならずにセーブできるいおまこだし、それをヒートアップさせない雪歩とかの成長?とも取れるのかと思います?ほんと?
静香と翼の話は後で書くとして、春日未来さんさぁ。
春香が励ますとか以前にあんまり凹んでいなくて、もうステージのことを考えて、勝手にもう前を向いています。
山王戦前の赤木剛憲です。
やっぱりミリオンライブのセンターは春日未来だったんですね。
そんなこんなでライブは「READY!!」だったわけです。
ねぇ、ここにきて、シアター組を含めたアニマス再現やられたら◯ぬんですよ。
映画館じゃなきゃ叫んでいましたよ。
OP再現したアニマス最終回のREADY!!(CHANGE!!)の再々現もんだから、後ろから、前段のアイドルたちを写していって、伊織のウィンクってもう。
映画館じゃなきゃ叫んでいましたよ。(2回目)
◆伊吹翼
アニメでも翼に火を点けるのは美希。
「本気じゃないでしょ」「未来たちに抜かされちゃうよ」とかの言葉を投げかけます。
美希ってひょうひょうとしているけれど、かなり負けず嫌いだし、周囲のパフォーマンスに対しても、ストイックです。
伸びしろがある人には期待をかける。美希のそういうところ、私は凄く好きです。
美希からの言葉とか、
美希だって練習せずにできるわけじゃないということとか、
(10話の)静香のめちゃくちゃ乱暴に努力する姿とか
を受け取った翼。
で、美希も持っていた「負けず嫌い」とか「このままじゃ面白くない」っていう反骨心、「自分の本気への探究心」っていうのを翼も持っていた。
翼自ら志願して、掴み取ったシアターこけら落としライブでのトップバッター
「ロケットスター☆」
これが最っ高でした!
作画の気合の入りっぷりもそうで、いつもの余裕綽々でもなく、汗の中に笑顔があって、スターの風格がありました。
「新しい風を作る それは、わたし」の部分が本当にカッコよかったです。
カッコよい姿をみて、泣く という稀にあるやつがきました。
いまも文章を打ちながら 泣きそうになっているやつです。
◆最上静香
千早のチャリティーコンサートに参加することになった静香、志保、星梨花の3人。
・弟を事故で亡くして両親が離婚し家庭崩壊している如月千早
・親に夢(アイドル)を認められず、一時的に夢を見ることの許可をもらっている状態の最上静香
・親から愛されてはいるが、その親の庇護から脱却したい箱崎星梨花
・父親が蒸発して、母子家庭で小さい弟の面倒を見たりしつつ、家計を助けるためにもアイドルしている北沢志保
このメンバーで「家族を失った人たちへの支援活動をする団体」とのチャリティーコンサートするやつ。
765プロさん、肝が据わりすぎていない?
地雷が原のタップダンサーなの?
ミリアニでは千早と志保が割と達観しているし、星梨花も自分のできることがわかっているので、惨劇は回避されます。
静香の父親に認められることの一心で、努力の暴走をするわけで。6話で視野狭になったのに、またやっちゃう静香。世話がやけます。仕方ないね、14歳だよ。
プロデューサーや千早たちの行動から、静香が歌う理由とかアイドルとしての強さみたいなものを自覚して、未来・翼が最後の一押し。
ね、生えちゃったね、翼。我慢できなかったね♡
ミリシタのSSRのイラストとかゲッサンとかでもある演出だから、多少はね?
静香のアイドルとしての輝きを未来、翼、プロデューサーから静香父に伝えるけれど、
静香の「アイドルとしての素質」を父親が昔から知っていた とかいうのそういうのさ。
あの幼い静香のアイドルになると話す回想は静香父視点だったりするのか?
それはさ、ずるいよ。
◆北沢志保
幼女が猫さんのぬいぐるみに言及したとき、「ヒッ」って声出そうになった。猫さん可愛いもんね。
みんな思っているよ。「あんなにクールみたいな顔して、可愛い猫のぬいぐるみつけている」って。
志保が静香のことを練習時からずっと気にしているの、「こいつほんま…」ってなったし、静香パパが来た時に静香の手を掴んで、父親の前に立たせたシーン。
さらに「こいつほんま……!!」ってなった。
静香の家庭の問題に思うところがあったり、気持ちをぶつけたりしてもおかしくないシチュエーションなのに、ちゃんと静香のケツを叩ける(実際はぶん投げている)志保はえらいよ、ホント。
で、ミリアニとしては志保の父親の話は書ききれなかったけれど、北沢志保の個人の話 もっとくれよ~~~~~!!
アニメ媒体であんだけ匂わせして、アニメで言及ゼロなのはむしろ不誠実だよ~~~~~!!
そして、聞いとるか~?アイドルグランプリ(仮)く~ん?待っとるぞ~!?
◆箱崎星梨花
これは私達の次元の話だけれど、本人にとって、一番父親問題が大きいのが箱崎星梨花だと思います。
星梨花がなにかするたびに「星梨花パパがどう思うか」という話題になります。そして、星梨花自身の話になかなか矛先が向いていない気がします。
父親を超えないといけない星梨花は本当に大変だと思います。
◆合宿
すごい小ネタの宝庫。
カプリコーンのゲーミングカレー、チュパカブラアイマスク、ホタテ貝。
単純にすぐ寝るタイプと夜更かししちゃうタイプ、寝相とかなんとなくイメージしているのと同じやつだったり。
松田さんは普段からK点超えてそうな活動しているの?みんなに内心嫌がっていると思うからほどほどにしなさい。
カレー食った直後にあんだけ踊れるのすごいよ、みんな。
やっぱり、ダンスやっているからな。違うんだよ。
ジュリアが歌って、歩・可奈・麗花が踊るシーン。
可奈・麗花は思いのままに身体を動かすからコミカルだけれど、歩はバチバチに決めていてよかったです。
歩はセリフとかそんなに多いほうじゃなかったのかもしれないけれど、歩のかっこいいところってやっぱりダンスだと思うから、「This is 舞浜歩」していて、なんていうか、美味しかったと思います。
◆ライブ
シアター最初の曲、「いまが私の夢だから」のDreaming! やっぱりこの曲めちゃくちゃ強い。
先のロケットスターの話もあるとしても、フェスタ・イルミネーション、チョー↑ 元気Show☆ アイドルch@ng!とか序盤にぶっこんできて
Teamごとのユニット曲もガンガンだしてくるライブ。
こんなん絶対楽しいやつ。
それはもう機械君もスパークしちゃうよね。
あれらのシーンで「絶対トラブルやん、ええて、平和で良いライブでよかったでいいじゃん」って思ったし、「Sentimental Venus」が来た時点で完全にわかって、「やりやがった」という気持ちで笑ってしまいました。
この辺はちょっとファンサとかストーリーのためすぎる展開に感じた。
(色々な裏の思いがあるとしても…な!)
ただ、自分が感じた範囲で言うなら、ここから①「ファンとの繋がり」への意識とか、②「紬の集中力バフがかかって覚醒」に繋がるのは、まぁ、結局良かった……です……。
①Sentimental Venusは自分もあのときライブ会場にいた人間だけれど、自然な感じでああなったから、あれが「伝説」だとか言われても、実際は現実感がありません。
ただまぁ、当時やばいなぁって思ったのは「Sentimental Venus」が終わった後。もうまじで「無」でした。
会場内も「やばいな」という空気が漂って、それでも手拍子とかUOを折って盛り上げようとしたり、なんかそういうギリギリの空気感をあのシーン見て思い出しました。全然あんな笑顔じゃなかったけれどw
あのときの意識は確かに「繋ぐ」というものであったと思います。
②ミリアニの中での紬は美人で表情がコロコロ変わって可愛いけれど、結構ネガティブや自虐的とも言えるような描写が多いです。
単純に「この子 アイドルやっていけるんか?」って見えていたと思います。それでも「覚悟」が完了して、最後の最後でバシッと決めるの最高にCoolで、最高に白石紬でしたね。ミリシタ演出とかSSRの感じとかもバチバチに入って、気持ちよかったです。
他の人の感想で、「肝心なところでしか役に立たない」とか言われていて、笑ってしまいました。
チーム3rdの「未来」という歌詞から、春日未来のいるチーム 8thにバトンを渡していくの美しすぎることとか、未来のセリフもよかったなぁという"思い"は記憶しているけれど、もうこの辺はテンションがおかしくなっているのではっきりとは覚えていません。
とりあえず、この劇場のある世界に私を連れて行ってください。
◆プロデューサー
まず9話でアイドルだけでなく、プロデューサーもチーフに相談しているの笑っちゃいました。。
このプロデューサーくんはチーフからの助言をすぐに活かして、「朝練組への朝食の用意」というすごく地に足がついた行動ができるのです。
最初の一歩がしっかり書かれていることが大好きです。
あと10話の静香父の「原っぱライブを指した出し物」発言に対して、「今回(チャリティーライブ)は違います…いえ、違いません!」のところですね。
原っぱライブだって、全力で考えて取り組んできたもので、そこになんの違いもないってこと、プロデューサーはそう言ってくれないとね!!
ライブ前に一番緊張しているのがプロデューサーなのも可愛いです。
ライブのトラブルのところは難しい。
「中止すべき」なんだろうけれど、ファンも演者も裏方も色んな人の気持ちを下げてしまう判断。(オブラート)
これまでの活動を見ている分の情があるだけ難しいです。
ここでどっちにしてもすぐに判断しきれないところとか、見込みがないまま「粘る」判断をするのが若さとか未熟とも言えるのかもしれません。
ただファンが繋いでくれました。
間接的にいままでの活動でついてくれたファン、仕事の成果に助けられている。それも一つの彼らの実力、実績なんだよね。
あとシンプルにアイドルたちの活動や言葉からすぐに行動や仕事に持っていけるのは彼の美徳というか長所だよね。
彼がアイドルからどういう刺激を受けて、「夜想令嬢」を思いつくに至ったか知りたいよ。
◆その他諸々
・9話でいきなりライブするじゃん。びっくりした。
・映画館で明確に笑いが起きたシーン① 寝ぼけた歌織さん一連
・映画館で明確に笑いが起きたシーン② 星梨花パパ一連
・エレナから「パパ~」って呼ばれるの「フフ、その…フフ…」
・ステージや観客席でカレー食べるの現場大臣サンに怒られるよ
・チュパカブラアイマスク
・じゃんけんに負けて、泣く未来ちゃ。
・翼のロケットスター☆にバックダンサーに通称ロケット団(のり子、歩、昴)を組ませる
・こけら落とし公演でいきなり音響トラブル出す劇場やーばいでしょ。
ゴシップブログに取り上げられそう
・こけら落としライブの控室で椅子に座ってモニターをみている美奈子、
その椅子の背もたれに手をかけて、前のめりにモニターを見ている志保。
なに?美奈子に懐きすぎじゃない?
・Sentimental Venusで一番熱くなっているのが千早
・9thで収録したクラップが¹話で終わりかと思ったら、こっちでも使われていたっぽいよね。
シブイね。おたくまったくシブイよ。
・紗代子のメガネ 未来の指紋ベッタリなんだろうな。
・未来ソロは!?
・全般通して7話8話だけ毛色が違う。……ガス抜き?
◆アニメのまとめ
まとまりません。
ミリアニで描いたのは劇場が始まって、全員がアイドルデビューするまでの話。
12話のラストでミリシタやコミカライズの公演やユニットがある、それらの世界へ繋げる流れは本当に綺麗です。
最後の曲がはじまりの「Brand New Theater!」は泣いちゃうでしょ、こんなん。
何年も待って、期待したり、不安に思ったり、色々色々なことも感じたり、考えたりもして、その先にあったミリオンライブのアニメ。
結局「最高」でした。
やっぱりもっと見たいよ。
12話だけはもったいないって。
せっかくモデル作ったんだし、もっとやろう?
最高を塗り替えよう?
とりあえず、もう何回か映画館で見ます。
応援上映があるのめちゃくちゃ助かります。
これを声出すのを我慢して見ることの拷問です。
あと、このアニメをテーマにしたライブをテレビ放送全話放送を待たずして、福岡でやっちゃうって正気ですか?
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