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ファーストアルバム「いちじく」解剖作業vol.7
こんばんは。
シンガーソングライターのSETAです。
今回は、ファーストアルバム「いちじく」7曲目に収録されています「純愛マーチ」の制作秘話です。どんな曲?って方は是非こちらのページで試聴の上お読みください。
さて、このアルバムの中で数少ない明るめソングであるこの曲。実は、この曲は知り合いの、そのまた知り合いの結婚式にお呼ばれした際「何か歌ってほしい」と依頼を受け作った曲です。
もちろん、元々は既存の曲でもいいよ。とのことだったのですが、既存の曲は………アンハッピーソングが多くてとてもじゃないけど結婚式で歌えない………。ということで、作ったのがこの「純愛マーチ」でした。
「君の最後はわたしなの
最後の恋だと言わせたい
それがわたし命尽きるまでに望む約束です」
と、結構グイグイめの女の子のセリフから
スタートするこちらの曲。完全に「こんな女の子かわいいなぁ。」というわたしの趣味で、主人公の女の子像を作っていきました。これ、シンガーソングライター だからできる特権ですよね。笑
ですが、Aメロが始まると
「もしわたしが苦しい時
ぐちゃぐちゅいらいら ぶつけて
もし君が忙しい時
でれでれいちゃいちゃ しながら
君の空が灰色になってきたら右手上げて
教えて 教えて 」
と、意外とわきまえてる女の子。
グイグイしてるけど、意外と心は控えめって女の子が趣味です。ええ、わたしの理想です。笑
なぜなら、知り合いのまた知り合いの結婚式だったので、どんな方なのか全くわからないところからのスタート………しかも、わたしは結婚したことがないので妄想で結婚をイメージするしかありません。
だから、結婚でなくても共同生活をしているカップルにも当てはまるよう少し間口を広げました。
ずっと、ずっと、
いい状態を維持するのは難しい。
だって、どんなに好きな人でも
他人なのですから。
だから、共同生活とは
船の舵取りに似ているように思います。
時に思いやり、時に激しくぶつかり、時に小さな我慢をする。その中で、時間をかけて少しずつ家族になっていくのかな………と思いこの歌詞になりました。
ですが、この「好きな人の最後がわたしであったらいいなぁ」という気持ちは、普遍的な想いなのかなと感じます。
それぞれの愛の形があってもいい
ですが、そもそも愛というものは
失われるより残ることを望むものです。
わたしなりのハッピーソングであります
「純愛マーチ」。
「誰かが、幸せな時に
この曲が流れたらいいなぁ。」
そう思っています。
気になった方はこちらから
ぜひ聴いてみてください。
以上!ファーストアルバム「いちじく」より「純愛マーチ」の解剖作業でした。
SETA
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