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第65回:KRITAのノート:#ブラシツール:テクスチャ:高幡不動の紫陽花(その3)


「高幡不動の紫陽花」の部分(その3)

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第65回:KRITAのノート:#ブラシツール:テクスチャ:
高幡不動の紫陽花(その3)

使用したブラシ

➃奥の階段の右側の茂み

ブラシ:スケッチ
b) 基本‐5 サイズ
Basic-5 Size

 植物の葉の付き方にはいろいろな種類がありますが、これを葉序( ようじょ)、英語ではPhyllotaxis, Leaf arrangement と呼ぶそうです。葉序の中で一番多いのは互生葉序で、一節に一枚の葉が付くものです。そして、それぞれの葉が太陽の光をより多く受けることができるためであると推測されますが、植物の枝の軸に対して葉の付く位置と角度を一定にずらしながら生長していくのです。また、生育する葉がずれる角度は開度といい、360°を1回転として、1/2葉序(180°)、1/3葉序(120°)、2/5葉序(144°)、3/8葉序(135°)に分類されます。
 今回は、実際、この植物は何であるかは元の写真からはまったく判別できませんので、仮に「互生1/3葉序」として描画してみました。つまり、120°ごとに1枚の葉が位置をずらしながら生えるように描画しました。まず、赤い木の葉の中心に当る補助線を引いてから、木の葉の輪郭を描画してその内側を色で塗りつぶしました。

塗りつぶし方法1

1.色を選択する。(描画色)
2.魔法の杖ツールで塗りつぶし箇所を選択する。
3.選択範囲を1ピクセル(px)拡大する。
※メニューバーから選択(S)を選択してその機能リストを開き、リストの中から選択範囲を広げる(G)を選択して数値入力する。
4.塗りつぶしツールで塗りつぶす。

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