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第15回:お絵描きノート(5):④下手は下手なりに絵を描いて塗って観て楽しもう!
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第15回:お絵描きノート(5):
④下手は下手なりに絵を描いて塗って観て楽しもう!
1.よい絵の師匠と出会う
最近発見したことですが、よくネット上で歴史上の人物などを検索していると、ウィキペディアで特に平安時代の頃の人物には、同じ江戸時代の絵師の筆で描かかれた人物画が用いられていることです。多分、この絵師の作品の著作権が失ってしまったから、自由に利用できるのではないかと思います。
その絵師の名前は菊地容斎(きくち ようさい)です。さらに深堀してみますと、『前賢故実」という書物の著者で、古今の日本の歴史上で有名な人物を五百以上挙げて逸話と共に、その人物画を描いた人である事がわかりました。
その上、現在「前賢故実」は国会図書館デジタルアーカイブで閲覧可能で、その写しをダウンロードさえできます。
ここでは私たちの絵の師匠として、彼のすぐれた人物画を手本にしてスプライン曲線で描画します。
2.さて、ここまでスプライン曲線の描画のやり方を説明してきましたが、習った手法を実践して描画してゆきましょう。
① 原画:白女(『前賢故実』の第五巻から)
![](https://assets.st-note.com/img/1713849080870-xSAakC6k2O.png?width=1200)
② スプライン曲線を使って描画します。
![](https://assets.st-note.com/img/1713849301621-ZqqF4f1Miq.png?width=1200)
③ 人物の色塗りを塗って、着物にパターンを入れて人物画の完成です。
![](https://assets.st-note.com/img/1713849387194-LZO4svifk1.png?width=1200)
3.それでは自分で手間暇かけて描いた絵を眺めて楽しむ時間です。