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第108回KRITAのノート:#ベクターツール:機能別ツール一覧:2.編集 ①図形選択ツール(その1)
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KRITAデジタルペイントで始める
第108回:KRITAのノート:#ベクター図形:機能別ツール一覧:2.編集ツール(その1)
ベクター図形の描画ツール一覧(機能別)
機能2:ベクター図形の編集ツール
KRITAデジタルペイントの編集方法:
編集1:キャンバス上でマウスやペンツールを使う。
編集2:ツールのオプションから設定を変更する。
編集3:キーボードでショートカットキーの入力する。
ベクター図形の描画ツール一覧:(機能別)
機能2:図形の編集ツール:
・①形状選択ツール
・②形状編集ツール
・⑧変形ツール
・⑨切抜きツール
・㉗移動ツール
①形状選択ツール
[編集方法1:キャンバス上で]
選択中の図形の表示
図1のように選択された図形には9つの四角ポイントと領域を表わす点線で囲まれる。(例では赤い円形)通常選択ツールのポインターは白抜きの矢印が表示されますが、各ポイントの近くにポインターを置くとアイコンのイメージが変わります。
そして、選択ツールに以下の4種類の変形機能が付加されます。
図2:
a. 位置の移動(上下左右の矢印)
b. 拡大縮小(二方向の矢印:上下、左右、斜め上下)
c. 回転(曲線の矢印)
d. 剪断(せんだん)(左右や上下の2つの矢印)
選択ポインターの機能と表示エリアとの関係図
図3:
①左上エリア:b. 拡大縮小、c. 回転
②中央上エリア:b. 拡大縮小、d. 剪断
③右上エリア:b. 拡大縮小、c. 回転
➃左エリア:b. 拡大縮小、d. 剪断
⑤中央エリア:a. 移動
⑥右エリア:b. 拡大縮小、d. 剪断
⑦左下エリア:b. 拡大縮小、c. 回転
⑧中央下エリア:b. 拡大縮小、d. 剪断
⑨右下エリア:b. 拡大縮小、c. 回転
(使用例)選択ツール:a.移動機能
①移動ポインターをドラッグする。
②ポインターをリリースして移動を確定する。
(使用例)選択ツール:b.拡大縮小
①拡大縮小ポインターをドラッグする。
②ポインターをリリースしてサイズを確定する。
(使用例)選択ツール:c.回転
①回転ポインターをドラッグする。
②ポインターをリリースして回転を確定する。
(使用例)選択ツール:d.剪断(せんだん)
①剪断ポインターをドラッグして図形を傾ける。
②ポインターをリリースして図形を確定する。
選択ツール:図形の基準点
図形の基準点はデフォルトでは中央にありますが、必要に応じて変更できます。
①左上、②中央上、③右上、➃左、⑤中央、⑥右、⑦左下、⑧中央下、⑨右下の合計9か所から図形の基準点を選択する事が出来ます。
図形の基準点を変更するには、ツールのオプションから
①タブ:ジオメトリを選択する。
②図形の基準点編集ボタン(①~⑨)を押して操作します。
(例)①左上の矢印ボタンを押して図形の基準点を移動する。