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第104回お絵描きノート:#合成モード:⑩焼き込み/Color Burn:「高尾山の紅葉」


「高尾山の紅葉」(通常モードで描画)
図2:レイヤーの合成モード:焼き込みと背景色、不透明度の関係


図3:レイヤーの合成モード:焼き込みと背景色、不透明度の例

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第104回お絵描きノート:#合成モード:焼き込み/Color Burn:「高尾山の紅葉」

口上

新年明けましておめでとうございます。
今年は令和7年巳年となりますが、改めて月日の経つのは本当に早いもんだなと実感しています。
 さて、今年の最初のお題は焼き込みモードです。この合成モードは、元々、写真を編集するためのモードで、写真の人物の顔にシャドウを加えたり、背景を暗くして見えなくしたりするモードのようです。
 そのため、描画方法として焼き込みモードをどのように使ったらよいかは、今一理解できなかったです。とはいえ、実際このモードを使ってみての結果を述べて行きたいと思います。

#合成モード
⑩焼き込み/Color Burn

1.レイヤーの合成モード:焼き込みモード

特徴


・通常モードで描いたレイヤーを焼き込みモードにすると透過性が加わる。丁度、ステンドグラスやスライド映写機のフィルムの様な感じになる。
・そのため、下の背景レイヤーの色や不透明度によって見え方が変化します。

背景レイヤーが
(1)白の場合は真っ白で何も見えない。
(2)黒の場合は真黒で何も見えない。
(3)赤や緑や青などの場合は、全体がそれらの色の同系色で描画される。 
 すべての場合で背景レイヤーの不透明度を下げるとオリジナルの色合いが段々現われる。不透明度が0になるとオリジナルの描画になる。

2.レイヤーの合成モード:焼き込みモードの例

(例1)
背景色:赤 #ff0000
背景の不透明度:100%

(例2)
背景色:青 #0000ff
背景の不透明度:100%

(例3)
背景色:緑 #00ff00
背景の不透明度:100%

(例4)
背景色:黒 #000000
背景の不透明度:25%


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