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あると便利なイベント出店で活躍中のアイテム7選

こんにちは、せたがやブレッドマーケットです。
私たちは、週末のほとんどをマルシェやパンまつりなどのイベント出店に参加しています。イベントのスタイルは様々で、備品がすべて揃っている会場もあれば、自分たちで準備しなければならない場所もあります。

今回は、8年間の出店経験から「これは必須!」「これがあると便利!」というアイテムをピックアップしてご紹介します。



1. 折りたたみテーブル

メインテーブルとして使用している折りたたみテーブルをご紹介します。私たちは、定期的に出店しているマルシェで使われている木製テーブルに似たサイズを探し、このテーブルにたどり着きました。少量多種の販売スタイルをとるせたがやブレッドマーケットには、このサイズがちょうど良かったです。

もりや朝市での出店風景

紹介しているテーブルは、軽自動車にも収まる折りたたみサイズで、上に大量のパンを載せても安定感があります。ただ、天板の素材が柔らかく、ちょっとしたことで傷がつきやすいのが難点です。私たちは布をかけて使うのであまり気になりませんが、出店のたびに少しずつ傷が増えていくのは少し切ないかもしれません。その場合は、もっと丈夫なアウトドア用テーブルを検討するのもいいでしょう。

販売する商品や会場によっては、小さなテーブルを2つ使った方が便利な場合もありますので、出店場所や売るものに合わせてサイズを検討すると良いですね。


2. シェード/テント

テントを自前で用意するイベントで欠かせないのがシェード/テントです。いくつか試した末にたどり着いたのが、このシェード。遮光性は、特に夏の出店には必須の機能です。日差しをしっかり防いでくれるので、テント内の温度上昇が抑えられます。夏はもちろん、7月や9月も場所によってはかなり暑いので、遮光性の高いシェードがおすすめです。

もうひとつの重要な機能が「耐水性」。梅雨の時期や夏のゲリラ豪雨など、予期せぬ雨に備えることが大切です。雨の日に出店するのは避けたいところですが、天候は思うようにはいかないもの。しっかりと雨を防いでくれるシェードがあれば、安心してイベントに臨むことができます。

横の日除けも必須。
取り付けもフックで簡単に取り付けられるので便利。

イベント会場では、キャンプ場のようにペグを打ってテントを固定することができない場合が多いので、強風対策が欠かせません。特に、国道沿いや駐車場などで開催されるイベントでは、突然の突風が吹くこともあります。そこで、重石が必須となります。

見た目を気にしない場合は、ダイソーなどで販売されている非常用の水ボトルを重石代わりに使うのも一つの方法です。見た目にこだわりたい場合は、可愛いデザインの重石を選ぶと良いですね。ただし、重石が増えると車の荷物も増えてしまうので、その点には注意が必要です。



3. ラベルプリンター

食品を扱うお店にとって、せたがやブレッドマーケットのように「食品表示ラベル」は必須です。昔はシートラベルに印刷してカットし、消費期限をスタンプで押していましたが、量が増えると手作業では限界があります。そこで、Macで使えるラベルプリンターとしてこちらを導入しました。

印刷スピードはやや遅めですが、大量でなければ問題なく使えるレベルです。当店ではコストを重視して「有線」タイプを購入しましたが、常にパソコンのそばに置いておかなければならない点が意外と不便でした。

例えば、少し離れた場所でパソコンを使って出店の準備をしながらラベルを印刷したいとき、「有線」だとプリンターのところまでパソコンを持ち戻る必要が出てきます。イベント準備中にこの作業を繰り返すことが多く、意外と手間に感じました。

そのため、少し割高でも「無線」タイプのプリンターを選ぶことをおすすめします。ストレスがぐっと減りますよ。

使いはじめて4年目になる有線タイプ。

オススメは「無線」タイプ。


4. レシートプリンタ

最近ではQR決済が増え、レシートを求められる機会は減ってきましたが、必要な場合もあります。せたがやブレッドマーケットでは、インボイス制度にも対応しているため、適格請求書発行事業者の番号が記載されたレシートを希望するお客様にはお渡ししています。

当店で使用しているエアレジ対応のモバイルプリンターは、対応する機種が限られているので、事前にチェックして準備することをおすすめします。当店のプリンターは、7年間使用していますが、まだまだ現役です。少しバッテリーの持ちが悪くなってきていますが、十分に使えています。

決済方法によってはこちらがオールインワンで便利


5. iPad

レジ作業は、お客様との信頼関係を築くうえで非常に重要です。エアレジなどのレジアプリを使って正確に計算することで、安心してお買い物をしていただけます。

せたがやブレッドマーケットでも、イベント出店の初期からiPadを使用しています。当時は、持ち運びやすさを重視して「iPad mini」を選びました。お客様に画面を見せる機会が多いため、手軽に扱えるサイズ感としてはiPad miniがオススメです。

また、パンフレットや他のイベント会場の地図などを画面で見せながら説明することも多いので、画面が大きなタイプも検討に値します。

現在、当店では店主の視力も考慮し、12.9インチのiPadを使用しています。

取り回し重視の「iPad mini」

コスト重視の「iPad」

正義の大画面


6. キャッシュボックス

せたがやブレッドマーケットでは、イベント出店初期からこのタイプ。

お釣りのお札やコイン、印鑑がちょうど収まるサイズのキャッシュボックスは、小回りが利いてとても便利です。せたがやブレッドマーケットでは、会計は10円単位ですが、たまに5円玉が2枚来ることもあるため、小物を入れるスペースがあるのは重宝しています。帰りには、500円用のコインケースの端にお釣りをまとめて収納しています。

コインケースはダイソーのものを使っていますが、耐久性に少し問題があり、たまに壊れてしまうこともあります。長く使いたい場合は、耐久性の高いタイプを選ぶことをおすすめします。ただ、ダイソーのものは壊れても110円という手軽さが魅力です。

パンまつりなどで、お札やお釣りのやり取りが多くなるイベントでは、キャッシュドロアを用意しています。これは、店舗営業時代にレジとして使用していたものをそのまま使い回しています。本来はプリンタと連動するタイプですが、現在は毎回鍵を回して開けています。開け閉めが少し手間ですが、硬貨や紙幣の管理のしやすさを考えると、キャッシュドロアは非常に便利です。


7. キャリーワゴン

イベント出店の際、必ずしも売り場のすぐ横に車を停められるわけではありません。そんなときに必須なのがキャリーワゴンです。運ぶ荷物の種類によって、選ぶべきタイプが変わってきます。

箱物が多い場合には、配達でよく見かける台車タイプが便利です。

最近は、車輪部分が折りたたまれてフラットになる台車もあり、車への積み込みがとても楽です。ただし、あまり多くの荷物は積めないため、移動回数が増えてしまうこともあります。特に、出店場所が公園などの場合は注意が必要です。車輪が小さいため、地面に埋まって動けなくなることがあるので、事前に検討しておくと良いでしょう。

オフロードタイプもあり!

形の違う荷物が多い場合はキャリーカートタイプ。

このタイプはマルシェでもよく見かけます。重ねるのが難しい小さなものや、細長いものでも問題なく運べるのがポイントです。また、車輪が大きいため、公園の芝生や不整地でもスムーズに進むことができます。ただし、コンパクトに収納できないのが難点です。

せたがやブレッドマーケットでは、大きな車輪がついた大容量タイプを使用。昔ジモティーで譲っていただいた品で、メーカーもわからず修理ができないという問題は抱えているものの、色々なマルシェやパンまつりに大活躍中です。

今はなきパンタスティック!!の納品時の様子

まとめ

店舗営業とは違い、すべての備品が揃っているわけではないイベント出店では、移動、持ち込み、設営、販売までの一連の作業を限られた時間内に行うため、必要な備品が多くなります。最大の問題は、それらが使用する車にすべて乗るかどうかです。

せたがやブレッドマーケットでは、最初は備品がほとんど揃っているマルシェに集中して、電車でパンを運んでいました。売上が上がるようになると、朝に業者さんにパンを運んでもらい、自分たちは電車で移動するスタイルに。備品が増えるにつれてタイムズのレンタカーを借りるようになり、最終的には軽自動車を購入しました。もちろん、すべての備品が軽自動車に収まるように工夫して選んでいました。

売上の少なかった頃の移動手段。


車で行って、そのまま売るスタイルも。

そして、子どもが生まれてからは、同行することが増えたためミニバンに変更しました。

イベントのタイプや移動手段を考慮しながら、楽しいイベント出店ライフをお楽しみください!


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せたがやブレッドマーケット
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