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無職一人旅 フランス編 アルザス地方の個性的な街々②
ストラスブールですら十分に楽しめた後、次なる目的地はコルマール。
なぜ"ですら"なんていう書き方をしたかというと、
ストラスブールは言うなれば【街のかわいさ70、都会度30】みたいな街。
それに対しコルマールは【街のかわいさ100】って感じの街だからです。
確実にコルマールはストラスブールを超えてクルマールと信じていたので、めちゃくちゃワクワクしながら向かいました。
ストラスブールからコルマールは電車に乗ることわずか30分。あっという間です。
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ホテルがアパートメントを無人で貸し切るタイプだったので、すぐにチェックインできました。
荷物を置いて、ホテルからすぐの中心地へ。
街を歩きはじめてすぐ、自分がおとぎ話の世界に紛れ込んだのかと錯覚するくらい、もうとにかく「かわいい」の一言に尽きる街でした。
小さな運河の周りにカラフルな家が立ち並んでいるその様子は、少しコペンハーゲンを彷彿とさせました。
コペンハーゲンのニューハウンを拡大した感じ。
田舎街ですが決して小さくなく、ショッピングストリートもいくつかあり、お土産屋も個性的なお店が多く、1日まわっても飽きませんでした。
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お昼ご飯は奮発して、アルザス名物のシュークルートを食べました。
右がシュークルート。酢漬けにしたキャベツに、ウインナーやじゃがいもが添えられてる。
これマジで美味しかった。キャベツ、ウインナー、じゃがいもを一緒に食べるとなんていうか革命。フランス革命。海外で食べた料理の中でもトップクラスに美味しかった。
左は適当におすすめを頼んだら来たやつで、なんかしらの鳥の肉でした。
これもめっちゃうまい。ホロとして俺好みのもの。完飲。
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お昼の後はひたすら街巡り。
ただでさえかわいい街並みなのに、いろんな家が装飾を施していて、本当に歩いていて飽きませんでした。
お店とかじゃなくてただの家がこんな装飾してるの、すごい。
ただ、この日はフランスの祝日だったらしく、お土産屋以外の普通の店は全部閉まってました。それだけは残念だった。。
調べてみたらどうやら第二次世界大戦の終戦記念日とのこと。にも関わらずフランス国旗が掲げられてるのは一度も見ませんでした。小さい街だから、そこまでナショナリズム強くないのかな?と思ったり。
でもたった15km先にはドイツと国境を隔てるライン川が流れているくらい、ドイツに近いエリア。
あまり戦場にはならなかったのかな??とか色々考えて後で調べようと思ってまだ調べてません。
これ書き終わったら調べてみます。
コルマールにはプチヴェニスっていう、名前の通りヴェニスのように運河が流れている地域があり、これまたヴェニス同様に小舟に乗って遊覧することができます。
料金はヴェニスのゴンドラとは雲泥の差の、€8。
かわいい街並みが並ぶ方だけではなく、ジャングルっぽくなってる方まで行ってくれたので大満足でした。
運河にはかなり大きめの魚がうじゃうじゃいました。
食べたらうまそう。
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コルマールで大満足の1日を終え、次の日に向かうのはリクヴィール、そしてカイゼルスベルク。
この辺りに行ったことある人じゃないと聞いたことない街だと思います。
実際僕もコルマール行くこと決めるまで知らなかった。
どちらの街も、コルマールよりもさらに小さく、コルマールから車で30分くらいで行ける個性的な街です。
まずはリクヴィールに向かいました。
リクヴィールはコルマールよりもかなり田舎で、鳥の鳴き声しか聞こえないような静かな街でした。
もちろん電車も通らないし、街に入ると車すらほとんどありません。
空気も澄んでいて、都会の喧騒を完全に忘れさせてくれました。
全然関係ない話なんですが、ロストバゲージしてパニクって探し物を見つけるサイトに色々登録した際、そのうちの1つが詐欺サイトで、気付かぬうちに45万取られていました。。
でもそんなことも忘れちゃうくらい素敵な街並みでした。
(45万は詐欺サイトにしつこく連絡したら後日無事帰ってきました。。)
そしてその街並みは、コルマールをよりカラフルにした感じで、街のあらゆるところに花が彩られていました。
もう僕の語彙力じゃ伝えきれないと思うので写真ぺたぺた貼ります。
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花がたくさんあって最高!
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リクヴィールは今まで訪れたヨーロッパの街の中でも1,2を争うくらいよかったかも。
かなりアクセスは悪いので、多分もう人生で行くことはないですが、本当に行ってよかった!
リクヴィールの後はカイゼルスベルクに向かいます。
リクヴィールにはタクシーもUberもないので、本来は一度コルマールに戻り、カイゼルスベルクに向かうという二度手間移動で2時間くらいかけて移動しなきゃなんですが、移動しようと思ったタイミングで奇跡的にUberタクシーが来て、20分くらいで向かうことができました!
カイゼルスベルクは、2019年にフランス人が選ぶフランスで一番美しい街に選ばれた街です。
期待に胸を躍らせながら街を歩いてみると、なるほど確かにフランス人が好きそうな街並み。
コルマールやリクヴィールに比べるとシックな感じで、こちらも街の真ん中に小川が流れている。
老後に住みたい系の街でした。
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カイゼルスベルクをひたすら練り歩いた後はまたバスで1時間ほどかけてコルマールに戻り、爆睡キメました。
ストラスブールに始まりコルマール、そしてリクヴィールとカイゼルスベルク。
どの街も似てる部分はありつつ、一方でそれぞれの街にしっかり個性があり、本当にどの街も楽しかった!
フランス行く人は是非アルザス地方まで足を運んでみてください。
ちなみにアルザス地方はブドウの生産が盛んで、ワインでもすげえ有名らしいので、ワイン好きならさらに楽しめると思います🍷
それでは明日はスイスを通ってリヒテンシュタインに向かいます!!!