とあるドルヲタの昔話
清竜人25の再結成が発表され、わくわくが止まらない元アイドル好きです。
SNSでアイドルについて一人で騒いだりすることも多いので、振り返りも兼ねて今まで応援してきたアイドルについて紹介してみます。
あまりにもキリがないので実際にライブで観ていたグループに限定しました。
尚、ここで紹介するグループの半数は 現在活動しておりません。(重要)
時の止まったオタクによる昔話だと思ってお読みください。
ちょこっと解説も添えていますが個人の意見ですので斜め読みでお願いします。
①清竜人25
冒頭で触れているグループです。一夫多妻制というコンセプトで、シンガーソングライターの清竜人(男性)がセンターで歌い踊り狂います。オタクはステージ上でイチャイチャする竜人×夫人たちをヒューヒュー!と盛り上げて楽しみます。
旧体制は幕張ライヴにて解散♡しました。
スケベ!スケベ!とコールできる人気曲です。多幸感だなぁ
②スマイレージ
現在はアンジュルムとして活動しているハロー!プロジェクトのグループです。
当時アイドルを知りたての私は前田憂佳さんのまろやかなのにツンとした独特の歌声にノックアウトされました。今でこそ強い女!感あふれるグループになっていますが、結成当時はタンポポ(ハロプロ旧ユニット)のようなおしゃれな楽曲もありました。
③ゆるめるモ!
現在テレビで大活躍のあのちゃんが在籍していた「ニューウェーブガールズグループ」です。初期楽曲は海外バンドオマージュのジャケットだったり、サウンドもかなり尖っていたのですが、小林愛さんの書く感傷的な歌詞の力で、文字通りエモい女の子のうたになっていたんですよねぇ…
あのちゃんは落ちサビの空間支配力や、弾き語り、観客への煽り、ダイブなど当時から唯一無二の存在でカリスマ性がありました。
④Especia
大阪を拠点に活動していたガールズユニットです。まだヴェイパーウェイヴ(Vaporwave)がサブカルの日陰にあったころにアートワークやサウンドに取り入れていたグループで、 楽曲も80'sディスコ、AOR風などやたらとカッコよかった。メジャーデビュー後に色々あったようで失速してしまい、東京進出後は数回しか見ることが叶いませんでした。
やたらと難易度の高いダンスを一人だけ踊りこなしていた三ノ宮ちかさんの虜だった私は、ファンの撮った動画を見すぎて自分も踊れるような錯覚に陥っていました。(重症)女子相手の接触だと寸止めキスをしてくれるような、くだけたお姉さんたちでした…
⑤フィロソフィーのダンス
AOR繋がりで。現在も活躍中のグループですが、メジャーデビュー前、宮野弦士さんが楽曲を作っていた頃にかなりハマっておりました。
バケモンのように歌が上手い日向ハルさんの歌声で他が霞んでいる感があるけれど、みんな歌えるグループ。彼女はアイドル歌唱じゃないというか、ソウルフルです、ゴリゴリのゴリです。
古すぎる動画ですが、これを見ていてサビでおったまげたんですよね…ゴリラだ…
⑥魔法女子☆セイレーン
おそらく私が通った中で一番地下にいたライブアイドルです。
運営が正気だったのか今もわからない疑惑のグループでした。
シングルカットの楽曲は現在プリキュアなどで活躍中の高木洋さんが制作していました。しかも驚きのフルバンド(原則打ち込みなし)。
観客2〜30人のライブハウスになぜかブラスバンドが来ていました。
余計なお世話とはわかっていても、規模に対して予算をかけすぎなMVが今見ても泣けてきます…一体何がどうなっていたのか、大人になってもわかりません。
⑦amiinA
私にとってあまりにも特別すぎる存在のため、ここではあまり語らずどこか別の場所でしっかりと思いの丈をぶちまけたいと思っています。
このユニットが活動休止して以来、アイドル現場からは離れてしまいました。
それくらいに私の理想を詰め込んだ夢のようなグループでした…
こちらはエレクトロニカで有名なSerphさんとのコラボ曲。
⑧XOXO EXTREME
10代後半でプログレにかぶれていた自分にドンピシャだったプログレアイドルです。
それも生半可なものではなく、演奏陣はしっかりとプログレ畑、よりによってフランスの老舗バンドMAGMA公認のカヴァー曲『The Last Seven Minutes』までリリースしております…
先に紹介したフィロのスの楽曲を手がけていた宮野さんが提供した『フェニキスの涙』という楽曲がプログレの特徴をピックアップしつつ聴きやすくてポップに仕上がっていて大好きです。シンセとギターがこれこれ!って感じだね・・・
例のカバー楽曲聴き比べセット。日本語歌詞は空耳でラブリー!
※本家
⑨RAY とその前身 ・・・・・・・・・(ドッツ東京)
偶然観に行った『左様なら』という映画のなかに出てきた印象的な詩。
まさかその後見に行ったアイドル(RAY)のライブで聞くことになるとは思いませんでした。(正式なコラボ曲で、曲中の朗読に映画の詩が使われていたのです)
RAYは巷ではシューゲイズアイドルと呼ばれているようで、私はこの辺り疎くてよくわからないけれど、ハードでひっかるような音触なのに、青春のせつなさとか儚さと相性が良く感じてしまう不思議。
『世界の終わりは君とふたりで』という曲は2020年ごろ創作する時に一番聴いた曲でした。
ところで、地上波には出られないような小規模アイドルは基本時にライブは単独ではありません。持ち時間15分〜60分ほどのいわゆる対バンがスタンダードです。何度も見るたび好きなグループが増えてしまうのがオタクあるあるです。
ここから先は対バンシリーズ。
⑩sora tob sakana
ちゃんと!おしゃれ!でかっこいい楽曲のグループです。
・・・と言いたいのですが、結成当初はテクニカルな楽曲を少女がおぼつかない声で歌う、というフェチを勝手に享受するオタクの罪悪感のせいで、なんだか、聴いてるこっちが、とてもハラハラした。意図されていたのかはわかりません。
siraphというバンドの照井順政さんがプロデュースを行なっておりました。
↓かっこいいオサカナ
↓ハラハラするオサカナ
オサカナのメンバーの歌声は少女感がありつつもアイドル歌唱ではなく、教育番組のボーカルのような汚れない真っ直ぐさがあるんですよね。キモくてごめんなさい。
11 RYUTist
新潟のご当地アイドルです。
おそらくここで紹介している中では一番今っぽい雰囲気な気がします、自信ないけど…。
楽曲提供に恵まれており、老舗枠でいうと元Cymbalsの沖井礼ニさんの渋谷系サウンドに始まり、パソコン音楽クラブ、柴田聡子、君島大空(ほらナウい・・・!?)etc …と、今っぽさを推しておきながら、私はモダンチョキチョキズの「The絶望行進曲」をカヴァーしていた動画を見て食いついたオタクです。
イントロでわかるこの感じ!渋谷系アニソンが好きなかたにも刺さるよね!
12 NUANCE(ヌュアンス)
横浜発のアイドルユニットです。
どうやら音楽ディレクターの方が乃木坂46への楽曲提供の経験があるようで、そのせいなのか、或いは偶然なのか、楽曲がどれもキャッチーかつ特にコーラスワークが地上波のかほりというか、洗練されています。
歌い出しから坂道系のような音ではないですか…
え、まだ終わらないの・・・・
すみません・・・ここから先は興味のある方だけどうぞ・・・
13 一瞬しかない
お披露目ライヴで偶然知ることができたグループです。あまりの初々しさに手に汗握る現場でした・・・
こちらはポップでキリンジのような気怠さも感じる素敵な楽曲です。レトロな宇宙船のようなセットもぴったりの雰囲気です。こういう名曲が埋もれてゆくのが地下アイドルよ…
14 KOTO
生で見て度肝を抜かれたアイドルです。元々MVでロングヘアを振り乱したキレキレのダンスは見慣れていたのですが、生でも動画のままのキビりっぷりかつ予想以上に小柄で、アイドルというよりも踊る妖精のようでした・・・
15 Maison book girl
サクライケンタさんによる変調子アイドルです。ブクガが出始めた2015年あたりから楽曲派アイドルという言葉をよく聞くようになりました。
和田輪さん(メガネの子)の透き通った歌声が大好きです。
16 ヤなことそっとミュート
かなり正統派のロックだと思って聴いていましたが、一般的にはどうなんでしょう。ライブであまりに歌がうまくてリアルに口が開きっぱなしになりました。元々の運営がベルハー系列であることを知って今更びっくりしています。
17 わーすた
まさかのエイベックスのアイドルです。大きな事務所ということもあってビジュアルも華やかかつパフォーマンスがものすごく安定していて、特に三品瑠香ちゃんの歌声が素晴らしい!
ファンからは「この曲かよ!!」とバッシングをもらいそうですが、私はコレが好きなんだよ…ユルシテ…
なぜかスプラトゥーンのガチホコモチーフの曲を歌っています。
まだまだ紹介し足りないのですが、これ以上過去への執着と向き合ってしまうと前に進めなさそうなので今回はこの辺で終わりにします。
万が一、良い出会いがあった方がいらしたら、それはそれは嬉しゅうございます。
こんな記事をチェックしてくれてありがとうね・・・