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イベント参加&本の記録


初同人イベント参加から先日のコミティアまでの約2年のまとめです。
今後ここまでのペースで本を出すことはないと思うので、思い出がてらアーカイブにしてみました。

手元に同人誌がある方は、制作の参考になれば幸いです。
本はすべてA5サイズです。

回想列車

やけっぱちの一日表紙…

発行:2023年5月スプラケット20
印刷所:STARBOOKS様
表紙用紙:OK特アートポスト+_180K
表紙加工:グロスPP
本文用紙:オペラホワイトマックス_73K
印刷方式:オンデマンドグレー優先
遊び紙:なし

初めての同人誌です。
クリスタの操作を勉強しながら描いたので、かなり時間がかかりました。
22Pのペラペラで、とりあえず印刷所の基本セットで作成。漫画枠のミスや塗り残しの反省が多々…。
内容は我ながらいい感じ、読み返せるレベル!

お品書きが豪快すぎる
このポスタースタンドとは2年の付き合いに…

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0795RQVKZ/ref=ppx_yo_dt_b_search_asin_title?ie=UTF8&psc=1


Relief

珍しくキャラをちゃんと塗ってる

発行:2023年9月COMITIA145
印刷所:STARBOOKS様
表紙用紙:OK特アートポスト+_180K
表紙加工:マットPP
本文用紙:キンマリSW_90
印刷方式:オンデマンドモノクロ優先
遊び紙:クラシコトレーシング うす青

一次創作イベントに参加。
前回の本文印刷が少しテカテカした印象だったので、本文用紙も風合いがあるものに変更して印刷方式をしっとりめのモノクロ優先にしてもらいました。
遊び紙は透ける青空をイメージして水色トレペを選びましたが、表紙との色があまりマッチしていなかったかも。でも、ささやかなフンパツでした。
内容は…恥ずかしすぎて増刷しておりません。

イラレを導入してそれっぽくなる
金色メッシュ布と大理石みたいな柄が織ってある布、お気に入りです。



或る仕事

発行:2023年11月スプラケット21
印刷所:おたクラブ様
表紙用紙:ファーストヴィンテージ ベージュ白印刷なし 172kg
表紙加工:初版はマットPP、第2版以降は無し
本文用紙:モンテシオン81.5kg
印刷方式:オンデマンド 茶色
遊び紙:ヴィンテージゴールド カッパー


もっとクラフト感を出したい!と思って表紙はベージュ色が元々ついている用紙を選びました。白印刷は無しで紙自体の色を生かしています。
初版はマットPPをかけましたが、紙そのものの風合いを生かすには加工なしでも良いかも?とようやく気づき、増刷分はPP無しに変更しました。
遊び紙のヴィンテージゴールドは何種類かバリエーションがありますが、カッパーがドンピシャで歓喜したおもひで。
内容は良くも悪くも自分らしさが出て、クドクドした漫画になってしまいました。

ざらざらきらきら。
茶色インクの仕様は2024年以降変更になっていました。以前は赤みの強い茶色でしたが、現在はスモーキーで彩度低めの茶色になっています。
レトロな感じにしたかった
コンビニA3コピーの便利さに気づく。百合サークル達が壁に配置された謎回。


BLUE&BLUE

発行:2024年3月スプラケット22
印刷所:Editnet プリンテック様
表紙用紙:ゆるチップゆき+オンデマンド白版、CMYK
表紙加工:なし
本文用紙:アドニスラフ、2章のみタブロ
印刷方式:孔版印刷 (青・ブルージーンズ・ブルーベリー)
遊び紙:なし

この頃から装丁を楽しむ余裕ができ、印刷所をあらためて調べ直しました。
3つの青インクと、グレースケールの柔らかい表現を探りたくて孔版印刷でお願いしています。
インク3色はコンセプトに合っていたけど、間のタブロ紙はちょっと余計だったかもしれません…アドニスラフは変色しやすくデリケートとのことで、保存がやや心配。
恥ずかしくて&費用面で増刷できないシリーズ。
一番印刷費用かかってるのはこの本です。

既刊という概念!
2段の本棚を導入しました。コンパクトに折りたためて便利です

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07LBBN53Q/ref=ppx_yo_dt_b_search_asin_title?ie=UTF8&th=1


リュミエール

おきにいり。

発行:2024年9月スプラケット24
印刷所:Editnet プリンテック様
表紙用紙:エースボールブラック+オフセット銀、黒
表紙加工:なし
本文用紙:タブロ、ラストのみモンテシオン
印刷方式:オフセット黒
遊び紙:なし

原稿の細かい線や濃淡の再現性を重視して憧れのオフセット印刷で刷ってもらいました。
本文印刷はこの本がダントツで気に入っています、届いた瞬間感動して小躍りしたのが今年のハイライト…表紙用紙も本当にかっこいい!
今回は、本文用紙切り替えに意味を持たせることができたと思っています。

はじめてのオンリーワンサークルでした
とことん黒くしたくて、黒いポスタースタンドを導入しました。シモジマで1200円くらい。


モノクロ-おなじゆめをみてる-

発行:2024年11月COMITIA150
印刷所:おたクラブ様
表紙用紙:銀箔ホログラム 白印刷あり 215kg - レインボー
表紙加工:クリアPP
本文用紙:モンテルキア - 90.5kg
印刷方式:オンデマンド 
遊び紙:前後にミランダ 黒

箔印刷ではなく、ホログラム用紙に白押さえで再現しています。
デメリットとしては、ホログラムの面積が大きすぎて初期傷が思った以上に見受けられたことでした。
本文用紙はモンテシオン(ややクリーム色)のふわふわの質感に似ていて、より白いモンテルキアです。
自分の原稿が鉛筆ブラシで弱々しく、全体的に白色に偏っていたので遊び紙は黒にしてモノクロのバランスを整えました。
内容は、個人的にはラストがうまくいかなくてワースト入りかと思いきや、周りからの反応に励まされました…

キラキラのミランダ
ポストカードは孔版印刷で、大好きなプリンテックさんにお願いしました!
用紙はグラフィーCoC ナチュラルに赤インク+黒インク

スペースが寂しかったので色紙を置いてみました。
ポスターはA3用紙を切って繋げて大きくしています。それでもコミティアの会場だと地味になってしまう…


またここに追記していこうかな。

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