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老人ホームについての考察①

そろそろ私の終の住処になるであろう、老人ホームについて考え出した。

調べれば調べるほど、老人ホームよりも、自宅にて訪問介護、
夜間見守りサービス有りの方が良い気がしてきた。
しかし、そんなサービスってやりたい事業者が居るだろうか。

私は数年前にある介護施設にて初任者研修資格を取得した。
週3日、およそ2ヶ月間その施設に通い、
なんとなくではあるが、
特養のサービス、
また、介護付き老人ホームのサービスって、こんな感じなんだなと知った。

引き続き、ここで勤めて欲しいと言われた。
体力が持たないだろうと丁重にお断りしたが、
給食調理なら出来るかなと、その時は思った。
この施設の温かさが気に入ったからだ。

それはまだ、
新型コロナが流行る前の話で、
今はどこの特養も感染対策が大変で、
色々と施設側の制約が厳しいのではないかと思う。

先日訪れた親戚が入居している特養も、
面談は10分程度、人数制限家族親族のみ?2名、自由な外出なし、
自分でウロウロも出来ない、友人とおしゃべり出来ない、
スマホもない(これはこの世代だからか、または認知症状が進むとスマホ
も使えなくなるのか、は、分からない)

地獄だと言う親戚の気持ちが良く分かる。
どこまでが本当の話しかはわからないが、
人手が無ければ、人手の教育がなされてなければ、
利用者の満足度は低くなるだろう。

高額な老人ホームに入ったからといっても、
認知症になったら退去いただきたいとか、
病気になったら病院へ入院してくれとか、
あるいは、看取りの時期になったら他の施設に移されるかもしれないとか、
結局、人に任せるとはそういう事なのではないだろうか。

健康寿命は延ばしたいが、とにかく長生きしたいかと言われたら、
それは私は違う。
尊厳が保たれないならば、それで生き永らえたいとは思わない。
しかし、今の法律ではそれは叶わないことも分かってはいる。
高齢になって、あるいは何かの病気になって、または事故にあって、
意思疎通出来なくなった場合、認知症状が進んだ場合、
どうすれば良いのだろうか。

決して今から考えても、早いわけではないようにおもう。


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