卍覇クセラエルフ卍 の極意
どうも、セシリア(@sesiria_na314) です。今回の記事はアクセラ、いえ、覇クセラエルフについてです。
名称の由来はこのツイートからです。
(自分でもなんでこんなに伸びたのか分からなくてめちゃくちゃびっくりしてる…)
環境初期こそあまり注目されていないデッキでしたが、ぼーいんさんの記事効果もあってか次第に認知され始め、とうとうTier1にまで登り詰めました。そんな今HOTなこのデッキ、僕なりにまとめてみたいと思います。
(分母が少ないのでデータの信用度としては低いですが一応レートでのエルフの戦績)
※1/22 追記 現在の戦績
今回は有料記事という初の試みです。どこまで無料にするか、有料部分に値段ほどの価値はあるのか、など勝手がよく分かっていませんがどうかお許しください。
※しばらくしたら無料公開になる可能性があります
※1/31 追記 全文無料で読めるようにしました
それでは、早速本題に移っていきましょう。
○デッキの強み
いつの時代もデッキを構築、プレイする際は分析を重ね、性質を理解することだ (って偉い人が言ってた)。ということでまずはデッキの強みを見てみましょう。
①:アグロ、ミッド、コントロールのどのレンジでも戦うことが出来る
いわゆる、オールレンジデッキ というやつ。 対面ごとに戦い方を変えられるため、 明確な不利対面が存在せず、練度次第でほとんどの対面に五分以上の相性で戦えるのが魅力です。
②:ゲーム中にレンジ、速度を変えることができる
某氏がデッキを語る時によく使っていた言葉の受け売りです。彼によると最強デッキの要素の1つらしいです。
補足するとアグロ→ミッドやミッド→コントロールのように、初めに選択したゲームプランがうまく通らなかった場合、次のレンジにシフトして戦えるということです。
具体的に言うと
「ウェルダーとかでアグロビートしたけど案外粘られちゃったな~。じゃあこのマドロスはアクセラで切らずに本体で使ってミッドレンジプランを取ろう。」
だとか
「マドロス展開からのソーンでバフをかけて勝とうとしたけど上手いこと面が処理されちゃったな~。じゃあこのソーンは解放奥義まで貯めて大ダメージを叩き込もう。」
のような考え方、動きが可能ということです。
リソースをどこまで温存しどこまで切るのかの判断力など、プレイヤーの技量が問われます。これがこのエルフが難しいデッキと言われる所以だと思います。
③:デッキを掘るカードが多い
つまり、使えるカードの種類が増え、動きの幅が広がりやすい。
構築にもよりますがこれだけ採用されています。(ウェルダー、開花は広義で扱っています。)
息切れしにくく、「オールレンジデッキである」という要素を支えている要素です。
④:開花ってカードが強すぎる
そのままです。2コストでお手軽猛虎が強すぎる。
アクセラエルフをデッキとして成立させているカードで、これまで追加されてきたカード群を見ても、フィニッシャーという括りならトップに君臨するであろう性能。
低コストかつエルフフォロワーであれば何にでも付けられる(=どこからでも打点が飛ぶ)ので、こちら側が持っている打点を悟られにくい(=相手にケアされにくい)のもいいですね。(例えばネクロはインパルス8点や酒呑イオ9点等、打点の出方もその値も決まってしまっているのでケアされやすい。)
お分かり頂けたでしょうか?フィニッシュ力とデッキ圧縮力の高い埋めないAFみたいな感じですね。
リメイカー抜きAF?
それいじるの禁止~! 錦糸卵~!
はい(笑)
では以上を踏まえて次。
○構築
・確定枠
説明は省きます。
・採用候補枠(実際に試して感触の悪くなかったもの)
イオ…面&顔に1点+1点回復の2c生き物。アグロプランの補強に。体力3のフォロワーをルヴァン圏内に落とせるのが地味に偉かったりする。開花で走れないのが欠点。
ローフラッド…進化時効果を使うことで高スタッツ&破壊耐性、エンハンスで一部デッキに対しての特殊勝利プランが狙える。エンハンスを使って勝ちたい対面で主なものは清浄Bだが、今期は清浄側のリソースが細くなりやすく(ユニコーン等)、必勝とまではいかなくなったので開花で走らせるのがメインと思われる。
堕落の決意…比較的進化回数を稼ぎやすいデッキであるため採用候補。1ppで守護を突破しながらエンハウェルダーを投げたり、ドローソースとなったりする。複数枚採用も視野に入れていいが事故要因となりやすい。
ヴァーミンハンター…単体パワカ。パスチャーやルヴァンバウンスでも能力発動可、開花で4コス7点、横にウェルダーをくっつければ5コス10点、アーサーバリアを楽に剥がせる。アクセラとのシナジーが薄い以外は総じて優秀。
ソーン…奥義、解放奥義の効果によって中~終盤にかけて圧倒的なパワーを発揮するえちえちお姉さん。非常に強力なカードだが、序盤の役割があまりないのが玉に瑕。
サジタリウス…結晶をバウンスの打ち先にしやすく、山を掘り進められる。本体は西風神やオクトー等の盤面を一掃できる。結晶のカウント1がやや使いにくい。
・個人的にナシなカード
リマーガ…空打ちできるアクセラかつ、2/2/2を手札に加えて序盤の安定を確保してくれるがデッキ内にゴミを埋めるのが最大の欠点。あとブス。コッコロクイーンエリンマドロスソーンウィンドフェアリーの美少女軍団の中にババアは要らねぇ。
カーマイン…空打ちできるアクセラだが自分の盤面にもダメージが飛ぶ可能性があるのが弱い。
ラミエル…2コス生き物としては最優秀枠かつエリンのおかげで後手4以外でもPPブースト出来る可能性はあるが、デッキとのシナジーがあまりなく、終盤に腐りやすい。
※あくまで個人的評価です。リマーガ可愛いとか言う人もいるかもしれんし一応ね。
以上を鑑み、自分は現在このような構築を使用しています。
40枚同じ構築でJCG優勝された方もいるみたいですね。
しかし、最近ではソーン採用型は主流ではないように思います。そんな中なぜソーンを採用しているのか。
デッキの強みを最大限活かすため!!
これに尽きます。
冒頭でちょろっとデッキの強みを述べたんですけど覚えているでしょうか?
「オールレンジデッキでレンジシフトが可能」
表現は多少違いますがそういうことです。
アクセラエルフは序盤から攻めることのできる攻撃的なデッキです。しかし、ハンドがあまりよくなく、序盤アグロに失敗してしまう時や、相手の動きが強く、思いの外試合が伸びてしまう時がしばしばあります。
そんな時に1番パワーを発揮し、尻すぼみすることなく終盤まで継続して戦える(=プランを移行することが出来る)カードは何か。
それを考えた結果、
1番理に適っているカードはソーン
だと判断し、採用に至りました。
特にマドロスエルフの本体を活用するルート全般と相性がよく、取れるプラン(=勝ち筋)が増えるのが魅力です。
同じような理由でエリンやレオネルを減らすのも個人的にナシです。思考は分からなくもないですが、
対応レンジを狭めてしまうことはデッキの強みを活かしきれていないどころか、半殺しにしている
とさえ思ってます。アグロに対するメタを貼られた時や、未知のデッキと対面する時は、特にレンジが伸びやすいので安定剤としての機能も高いです。
ちなみにサジタリウスが入っている1枠は正直何でもいいと思います。
ここまで読んでとりあえずは僕の考え方を理解して頂けたなら次。
「俺は後ろのレンジなんて見ねぇ!自分の信じる道を行く!」
という方はブラウザバック推奨です。
なお、これ以降はこの考え方をもとに解説を進めていきます。
○マリガン
・常にキープ
・後攻時、常にキープ
基本的なマリガンです。更に細かく言うと
・(先攻時のみ)コッコロ+ウィンドフェアリーをセットキープ
・ルヴァン+バウンスをセットキープ
・積極的にアグロを通したい対面→ウェルダーキープ
・積極的にアグロを通さない対面→先手でもエリンキープ
・ミラー、ロイヤル対面→ソーンキープ
・ビショップ対面→マドロスもソーンも単キープ
書き忘れてるだけで他にもあるかもしれませんがパッと思いついたマリガンだけ。頻出のマリガンってことで覚えておいてください。
○アクセラエルフに存在するプラン
デッキにどのような勝ち筋があるかを知っておくことは、デッキを実際に回す上で非常に重要なことです。アクセラエルフの主なプランを書き出してみます。
①:アグロー1 ガンアグロプラン
ウェルダー、ウィスプ、アクセラマドロス等を活用し序盤から積極的に攻め、エンハウェルダーやエルフクイーン開花などでトドメを刺すプラン。
このプランにおいては開花を4アクセラ効果(無料進化、1ドロー、2/2バフ)で使うことも多いです。
ハンドがよくないと通しにくいので、このプランを取ることがめちゃくちゃ多いかって言われると、そうでもないと思います。
②:アグロー2 ややアグロプラン
アグロが通ることもある、といった対面に様子見として使うことが多いプラン。 運が良ければアグロを継続して勝ちまで持って行けるかも、といった感じで大抵の場合はミッドレンジプランに移行するための布石だったり、序盤の削りとしての運用だったりする。
基本的にはガンアグロプランと同じ動きをしますが、プラン移行することも多いため、リソースを吐きすぎない、特にマドロスエルフをアクセラで切らずに取っておく などの注意が必要です。
③:ミッドレンジー1 マドロスプラン
マドロスエルフの本体とアクセラカードを組み合わせることで進化回数を稼ぎつつ強力な盤面を形成、ソーンの奥義やコッコロのUBで全体バフをかけて勝つプラン。バフをかける前段階で相手に面を上手く処理されてしまった場合でも、ソーン解放プラン(後述)に移行しやすいのが特徴。また、開花への依存度も低い。
6ターン目マドロスアクセラアクセラ+直接召喚ウェルダーで4面展開
または
7ターン目マドロスアクセラアクセラ+直接召喚ウェルダー+バウンスで4面展開+ウェルダー抱え
が頻出。また、このプランを取る可能性があるなら、序盤にウェルダーを出さずに意図的に山に残しておく、といったことも考えておくといいと思います。
取る頻度が高めなプランだったり。
④:ミッドレンジー2 ルヴァン開花プラン
結晶ルヴァンとバウンスを活用することで破壊カウントを稼ぎ、本体ルヴァンと開花を組み合わせてフォロワー1体を破壊しながら14点出すプラン。序盤に小型フォロワーをある程度以上出してくれる対面には有効なことが多い。
速いデッキに対して凌ぎつつ少し削り、一気に14点ダメージを叩き込むことでカウンターリーサルを決める、といったパターンが多いです。この際、ややアグロプランを序盤の削りとして使用し、このプランに移行すると楽です。ルヴァンが絡む試合をする際は常に14点ラインを意識しましょう。
⑤:コントロールー1 ソーン解放プラン
ソーンの解放奥義を活用することで打点を一気に削るプラン。試合が長引いた時の蓋として有効。
大抵はマドロスプランが通らなかった場合に移行して来ます。(マドロスが絡む試合だと8.9tくらいには解放奥義が溜まっている。)
ソーン開花だけでも14点、追加の開花やコッコロバフ、ソーン、乗り物等でバフをかければ更に打点が伸びます。また、ウィスプと開花2枚を組み合わせてOTKも可能です。
(動画が古いので堕落が入っています)
⑥:コントロールー2 コンシードプラン
エリンやUBコッコロによる回復、レオネルの本体効果などを活用することで耐久するプラン。終盤息切れしやすいデッキ(西風神など)に対して有効。
そのままです。このプランにおけるソーンは必殺とロックによる処理と打点カット、自動進化によるコッコロのUB溜めとしての運用が多いです。
とりあえずパターン化してみましたが、マドロスプランの中にエンハウェルダーが介入したり、コンシードプランの中にルヴァン開花が出てきたり、はたまたここには書いていない動きがあったりと、細分化していけば無限に出てくると思います(笑)
あくまで目安、概ねのプレイ指標として捉えてください。
〇対面ごとの立ち回り
前項で述べた「アクセラエルフに存在するプラン」 内の言葉を使いながら解説します。前項の内容と照らし合わせながら読んでください。
(文中の「→(矢印)」はそのプランが通らなかった場合に、プランが移行することを表しています。必ずしも移行するわけではなく、最初のプランでゲームが決まることもあります。)
〇vs アクセラE
ミラーマッチ、1番実力の出るマッチアップです。
キープ対象にルヴァン、エリン、クイーンがあるため、ガンアグロプランはまず通らないです。
ややアグロプランで相手の出方を窺うのもいいですが、ルヴァンが飛んできたらアグロはやめましょう。除去されて打点の通りが悪い上に、ルヴァンの本体効果を起動させやすくなるといったアドバンテージを相手に与えることになります。
つまり、ルヴァンカウントを稼がせない立ち回りが重要になってくるわけです。
お互いにそのような立ち回りをするとなると
マドロスプラン→ソーン解放プラン
といった具合で戦っていくことになります。大体はマドロスの面をお互いに処理し処理し返してって感じで試合が進むのでソーン解放まで伸びます。面から打点が出ればラッキー。
ちなみにウィスプ開花ソーン開花OTKはミラーで発生することが多いです。(↓参考画像2枚)
(相手がルヴァンケアを怠ったりして、ルヴァン開花が出来るならそれを狙っても構いません。)
また、相手が明らかにエンハウェルダーで勝とうとしている、と察知したら、エルフクイーンやパスチャーウィスプで守護を立てたり、レオネルの本体効果を活用するといいでしょう。ちなみにウィスプをレオネルの囮にするといった手法もあるため、こちらがエンハウェルダーで勝とうとするなら覚えておいて損はありません。
ミラーマッチは非常に奥が深いですが、どちらかのみが開花をたくさん引くと、すぐにゲームが終わってしまいがちなのでたまに悲しくなります。
とりあえずここ、ミラーの立ち回りまでお試し無料公開とします。これ以降の内容は目次に書いてあります。それを見て購入するかどうか判断してください。
〇vs 進化R
ややアグロプラン→マドロスプラン→ソーン解放プラン
または
ややアグロプラン→ルヴァン開花プラン
で戦っていくことが多いです。
アグロが通ることは意外とありますが、2シルフォ3カゲミツのような動きをされると通らなくなります。
↑運良くアグロが通った時
アーサーが厄介なため、ウェルダーを雑切りせず、バリアを剥がすために手札に抱えておくなどの対策も必要です。
また、最近はナハトが抜けている構築も多いため、マドロスプランの時点で勝ててしまうことも結構あります。
〇vs キャルW
ラミエルフラッフィーやビジョン、型によってはアリステラも入るのでアグロは厳しいです。
大体は
マドロスプラン→ソーン解放プラン
です。
キャルのAoEが体力3以下破壊のため、マドロスプランが通りやすく(マドロス進化置き必須)、接合を打たれてしまった場合はソーン解放プランで勝つことができます。
アリステラをケアしたい場合は、顔を殴るのか殴らないのか、進化権はいくつか(氷獄の顕現で体力調整が可能)を参照しながらしっかり吟味しましょう。
○vs OTKD
ガンアグロが通ることも多いです。
相手が受けに徹してきてアグロが通せなくても、その分ランプが遅れているので余裕を持ってゲームできます。(=遅めのプランを立ててもいい)
ケアすべき除去は飛翔とバハムート
3面以上展開or体力5以上残し、あるいはその両方を意識して行うといいでしょう。
エルフクイーンとコッコロを当てて…
こう!
これで飛翔もバハムートもケア出来ました。(追憶進化接近は知らない)
このように、アグロプランの中にエリンを登場させる、といったこともあります。
○vs ライドD
大体は
ややアグロ→ルヴァン開花
です。
相手のデッキに回復がない(あってもゼルガネイアで採用されていることは稀)ので序盤の削りは無駄になりにくいです。
相手が託宣やレイジなどで盤面を放棄してランプしてくれるとアグロの通りがいいです。
↑ランプ全力してきたためアグロが通った試合。
相手のリソース切れが狙えることもそこそこあるので、その場合はコンシードプランを取っても構いません。レオネル本体が刺さりやすいです。
また、ギルヴァが出ないターンにエリンが3/7で残るとかなりの確率で残ります。頻度は少ないですが、一応覚えておくといいでしょう。
気合いでゲオルギウスを躱せばマドロスプランが通ることもあります。
○vs アグロNc
基本はコンシードプランでいいと思いますが、トップ解決インパルスに怯え続けるのは嫌なのでルヴァン開花などでカウンターリーサルが狙えるならそれに超したことはありません。
画像はマドロスで先に盤面優位を取り、ソーンヘクターで早めに終わった試合。
エリンは3ターン目にポン置きして5点分の打点を吸わせた方がいいことも多いです。無視されたらされたで回復出来ますし、エルフクイーン裏に残ればかなり強力です。
○vs グレモリーNc
ガンアグロプラン でなるべく早期決着を狙いたいです。
相手の処理能力が低いため、マドロスプランもまあまあ通ります。(特に先攻)
それよりレンジが伸びてしまうとグレモリー起動からのトリモンが出てきてしまうためキツくなります。
しかし、ソーンで自動進化必殺+ロック+レオネルなどでトリモンだけ取りつつ相手に面を狭く使わせ、返しのターンにルヴァン開花やソーン解放で決めるといったことも一応可能なので最後まで諦めないことが肝要です。
ソーンで左ロックしつつ左のトリモン取り、コッコロ開花で右のトリモン取りからの…
運良く守護も回復もよけて…
ルヴァン開花UBコッコロリーサル!
○vs 狂乱V
自傷してくれるからアグロが通るでしょ~、の精神で舐めてかかると意外と粘られて死にます。
慌てず
ややアグロプラン→マドロスプラン→ソーン解放プラン
または
ややアグロプラン→ルヴァン開花プラン
が安定です。
闘志の人狼(2/2/2突進)ケアで2ターン目にコッコロを出さない、あるいは1にパスチャーを置いておくなどの工夫を心がけましょう。
また、8アラガヴィケアで本体レオネルを置いておくと有効に働くことが多いです。
○vs 連携B
コンシードプランを取ることが多いです。
マドロスプラン→ソーン解放プランやルヴァン開花で勝つこともあります。
ルヴァンはキープ対象ですが、ルヴァン開花はセトで止められがちなので、あくまで除去カードとしての運用、運が良ければルヴァン開花が決まるといった認識でいるといいと思います。
・西風神の返し方
①:先手を打つマドロス
西風神の前のターンに予めマドロスで展開しておき、対処する方法です。比較的楽な方法かつ、こちら側の面が強いとソーン奥義でそのままリーサルなんてことも。
②:受けのマドロス
①と違い、西風神後にマドロスを使用して処理する方法。レオネルが絡まないと全処理は厳しく、何点かは顔で受けることになるため、体力に余裕がある時でないと使えません。
③:ソーン
ノアをロック、必殺でセトを取る方法。あくまで一時しのぎのため後続にソーンかルヴァンがないと厳しいことも。奥義が溜まって自動進化出来るならば強力。
④:ルヴァン
守護裏のノアを破壊、進化と盤面に残っている打点でセトを取る方法。前のターンに駿馬を出しておくとルヴァン進化だけでセトの処理が可能、前のターンにパスチャー本体を投げておくと進化を使わずにセトの処理が可能です。
⑤:サジタリウス
最も楽な方法です。本体を出して進化して攻撃するか本体をバウンスするだけで全処理が可能。
※ローフラッドは投げても勝たないのでここに含みません。進化時効果でセト上踏みが出来るくらいです。
○vs 清浄B
ほとんど
マドロスプラン→ソーン解放プラン
です。
一見通らなそうに見えますが、今期の清浄は清浄の枚数が減っていることが多く、融合で0コス回復されるといったこともなくなりました。さらに、ワンコ落ちの影響でリソースが少なく、強い動きもしづらくなりました。そのため、完全に面が返されるといったことも減ったのです。
また、エンハウェルダーをムキムキにして勝つこともあります。
マドロスで展開する際に意識するのはカインドブライトに対して強い面を作ること。
ちなみに、清浄側のリソースが少ないことと関連して、エンハンスローフラッドプランを取っても必勝とは言えなくなりました。この対面を見てローフラッドを採用する際は注意が必要です。
いかがでしたでしょうか。
全ての対面に共通して言えることですが、相手の練度が高かったり想定外のカードが飛んできたりして型にハマらない戦いを強いられることもあると思います。
ですが、非常に対応力の高いデッキなので、そんな時は落ち着いて、臨機応変に立ち回っていきましょう。
○おまけー1 ソーンの使い方
おまけとは書いてあるものの、ここで差がつく(かもしれない)シリーズその1
①:奥義(自動進化、バフ)
このカードを語る時、解放奥義に目が行きがちですが奥義で使うことが最も多いです。 マドロスエルフで展開したあと、残った盤面に全体バフをかけると非常に強力で勝ち筋の1つになっています。
例) 6マドロスアクセラアクセラ+直接召喚ウェルダー
(ファイター、ウェルダーの2面残ると仮定して)
7ソーン奥義
これで (4+2)+(1+2)=9、前のターンにウェルダーが1点削っているはずなので10点です。
ここで、ソーンに開花を付与して7点追加、ウェルダー進化で更に2点追加の19点とすることも出来ますし、コッコロUBで更にバフを重ねて強力なボードを作る、といったことも可能です。
また、本体が必殺を持っていることもあり、セトなどの厄介な守護をどかす時にも重宝します。
↑エターナルホエールを突破しながらバフをかけてリーサル
自動進化効果だけでも、他のソーンやコッコロのカウントを進めてくれるので、一部プランで重宝します。
②:解放奥義(攻撃時、攻撃力の値分だけ全体バースト)
演出と効果が派手で、このカード1番の魅力とも言えます。
大抵はマドロスプランで試合が決まらなかった時のフィニッシュ要員です。
バフをすればするほど打点が伸びるため、開花、コッコロ、乗り物、ソーンとの相性がよく、少し前にも述べましたが、ウィスプと開花2枚を組み合わせたOTKも出来ます。
また、稀ではありますがエンハウェルダーと組み合わせて、守護を突破しながらリーサルを取る、なんてパターンもあります。
③:ロック
他の効果と比べると目立ちませんが意外と便利です。「対面ごとの立ち回り」で述べた連携B対面の使い方やグレモリーNc対面での使い方以外にも、ミルティオロックでドローを封じたり(アグロNc、グレモリーNc対面)、先4で語り部やワイルドリザードなどをロックして打点をカットしつつ必殺を置くことでトレードしやすいように立ち回る(主にアグロ対面) といった運用もあります。
(↑ミルティオロック)
○おまけー2 ウィスプの使い方
ここで差がつく(かもしれない)シリーズその2。実はめちゃくちゃ重要なウィスプについて。
①:序盤アグロへの貢献
1/1という貧弱なスタッツではあるものの、序盤のビート要員としてはそこそこ役立ちます。また、アクセラマドロスの条件を満たすことも出来ます。
②:プレイ枚数稼ぎ
コッコロの2ドロー効果やローフラッドの進化時効果を発動させやすくなります。特に3ターン目からコッコロで2ドローできるようになるのは強力。
③:アクセラバウンスの打ち先
場合によっては打ちづらいこともあるアクセラバウンスのいい的になってくれます。単純にアクセラ回数を稼ぐだけでなく、マドロスエルフで展開したいけどアクセラカードがバウンスしかない、といった時にも役立ちます。
④:開花の打ち先
エルフフォロワーなので開花の打ち先に出来ます。この際、2ppしか使用しないため余ったppで様々なことが出来ます。また、エンハウェルダー開花よりもウィスプ開花エンハウェルダーの方が打点が1点高くなる のような小技があります。
⑤:パスチャー本体との噛み合い
意外と盲点だったりします。4/4突進守護で除去をしたり疾走打点を防いだりすることができます。
単純にAoEをばら撒きながら4/4守護裏にパスチャーが立つ、という状況がボード的に強く、グレモリーNc対面などで有効に働くことも多いです。
○終わりに
とりあえず今回はこんなところです。誤字脱字や表現的におかしい所、雑な点等ところどころあると思いますがお許しください。
ソーンの奴隷になりたい…
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