MP1位によるルヴァンロキサス解説
どうも、セシリア(@sesiria_na314)です。
今月は覇者を目指してラダーに取り組んでいるのですが(現在1位、ほぼウィニングラン)、ずっとランクマッチを回しててもストレスが溜まるので(笑)、気分転換に使用しているデッキの記事でも書いてみようと思います。
まあラダーに使う時間の方が大切なので立ち回りだとかその辺の細かいことを長々と書くつもりはありません。ある程度ローテロキサスを回したことがある人向けです。
ロキサスエルフ1本でラダーをして、現時点で勝率は77パーセント程度、画像のように20連勝以上もたくさんできました。15連勝程度なら毎日出来てます。(1個目の画像はアディ直後なので今月ではありませんが、使用したデッキは同じです)
〇使用しているリスト
ロキサスエルフは
「ロキサスで強固な盤面を作るテンポデッキ」
だと思っている人も多いですが、
僕は
「豊富な疾走フォロワーとバフ、バーンで相手の体力を削りきるフェイスデッキ」
という認識でプレイしています。
強固な盤面はあくまで副産物、
「ドロシーウィッチというよりかは疾走スペルウィッチである 」
に通ずるものを感じます。
ローテーションのデッキだとライドドラゴンに近いかもしれません。
そのため、疾走フォロワーの枚数を減らしたくなく、アルバータとウェルダーは3枚採用、プレイ枚数を稼いでシャムシャマとアルバータのバリューを向上、アミュレットという点を活かしてスクナとパスチャーの打点を強化できるルヴァンも3枚採用しています。
冒険者も弱くはないのですが、御三家(ロキサス、ヴァーミン、パスチャー)やアルバータとの相性を考えるとルヴァンの方が優先度が高く、枠を争った結果抜けていった感じです。
ちなみに今期のラミエルは弱い寄りです。
詳しいことは後述しますが、とりあえずこのようなコンセプトのもと組まれたデッキだということを理解して頂けると幸いです。
〇カード解説
触れておきたいカードだけ(ルヴァンは後述)
・アルバータ… アディで追加された無限疾走フォロワー。某DCGの効果がよく似たカードにちなんで僕はペリドットと呼んでいます。リソース負けも多いこのデッキにおいて、実質的に無限リソースとなってくれますし、コントロールデッキ対面等のワンショットパーツとしてほぼほぼ必須になってくるカードなので、絶対に3枚欲しいカードだと思います。
↑ワンショットってのは大体こんな感じのやつ(色々なパターンあるから一例)
・エルフクイーン…3/2/3守護1ドロー。先3以外であまり強くないですし、リザードやアルバータを置くタイミングと競合するのでピン採用。なんなら抜いて未来への飛翔とかローフラッドにしてもいいと思います。ちなみにこのカードに進化を切る動きは弱いです。 たまにめちゃくちゃ刺さる時がありますが、相手の顔を削れない分、ジリ貧になりがちです。3にポン置きするか、5にヴァーミン進化クイーンで守護裏ヴァーミン取れますか?ってやるのがほとんどです。
〇ルヴァンのメリット
先程
「ロキサスエルフとは疾走フェイスエルフである」
と述べましたが
「疾走フェイスエルフなのになんで除去カードを入れるの?アンチシナジーじゃない?」
と思われた方もいると思います。
結論から言うと
アンチシナジーどころか採用枠の中で最もシナジーを発揮するカード
です。
その理由を以下にまとめてみました。特に①、②の要素が大きいです。
①疾走フォロワーのバリューを高められる
結晶が1コストのため、冒険者よりもプレイ枚数を稼ぎやすく、アルバータやシャムシャマと相性がいいです。
また、アミュレットであるため、場を離れさせればスクナの打点が伸びます。
デッキ内の疾走フォロワー4種(森林の狼とウィンドフェアリーは基本はバウンスカードとして使うのでカウントしない)の内、3種に対してシナジーを発揮する良カードと言えるでしょう。
「でもお前のスクナ6点じゃん。俺の7点だけど?」
って言ってドヤりましょう
②パスチャーの打点が増える
相当大きいです。顔への打点が増えるのもそうですが、AoEの打点が上がるため相手の展開を返しやすく、進化権の温存にも繋がります。進化権を温存出来ればヴァーミンロキサスにしろロキサスヴァーミンにしろ、7ターン目の強力なムーブを余裕を持って行えるようになります。
4ターン目に結晶ルヴァンを置くと、6パスチャーのターンには面に残って打点を上げ、7ロキサスをする頃には消えているという状況が作れます。ルヴァンを空打ちしてでも積極的に狙っていいと思います。
③軽量除去として使える
カードの効果的にはこれがメインの使い方だと思います。乗り物ウィッチのマイザーや背徳のハレゼナ、葬送、ブリンガーのカーニバルネクロマンサー、何にでも入ってるラミエル、ランクマだと一定数いる守護ビショのウーノやサリッサ、など厄介なフォロワーを除去してくれます。
また、ロキサスエルフの主な負け筋にリソース負けがありますが、コッコロや森林の狼をキープするとテンポ負けするという状況も多いと思います。しかし、ルヴァンがあればその分のテンポロスを回収してくれるので、それらのカードをキープしやすくなります。
負け筋を潰せるor軽減できるカード
ということですね。
序盤に限らず、中~終盤でも守護フォロワーの除去に役立つこともしばしばあるので、疾走を顔に通しやすくなり、デッキのコンセプトとマッチしています。
④ロキサスターンのアミュレットとして使える
意外と大きいです。ゼノサジや駿馬がなくてもロキサスを回せますし、体力2以下であれば除去も出来るため、盤面を強く保ちやすいです。(冒頭で盤面形成よりもフェイス打点優先みたいなこと言ってますが出来ることなら面は強い方がいいです)
また、ルヴァンは駿馬やゼノサジと違って基本は消えないので、
ロキサスを回すためにゼノサジを抱えた結果序盤安定せずに負け
の負け筋を軽減出来ます。(序盤のゼノサジ雑切りが許されるようになる)
ロキサスコンボ用のアミュレットを1枚でも抱えている安心感というのは大きいものなんです。
⑤本体が5ターン目の繋ぎ役にもってこい
そのままです。5にロキサスを投げないターンは暇なこともそこそこあるんですよね。5/5スタッツ+一体破壊で進化権も温存しやすいですし、5ターン目に相手の面を処理するためにバリューの低いヴァーミンを切る必要もなくなります。
⑥たまに5点バーンが活躍する
デスブリネクロ対面などで多いです。正直おまけみたいな効果なので積極的に狙う必要はありません。
・おまけのワザップ
ルヴァンはカードの性質的に後手2で置くことが多いです。(相手の先攻2/2/2等に合わせることが多い)
後手2に置くと後手4までは盤面に残るので
後手4ヴァーミン進化→盤面のルヴァンバウンス→パスチャー(ウェルダー起動)
でヴァーミンの効果ダメージを3回飛ばしながら顔を6点持ってけます。
ルヴァン輝いてる試合貼っときます。
〇マリガン
他の人とかなり感覚違うと思います。
先後問わず常にキープ
・コッコロ(2枚まで)
・ゼノサジ(2枚まで)
・森林の狼(2枚まで)
・ルヴァン(小型展開してくる対面なら2枚まで、それ以外は1枚)
・ヴァーミン
・リザード
・アルバータ(アグロ対面後手だけはたまに返す、ルヴァンが見えてるなら絶対キープ)
・ゼノサジ+バウンス
・狼+パスチャー
2にウェルダーを呼ぶ用では決してありません。
ロキサスやヴァーミンを引いた時に相性がよく、強いムーブに繋がりやすいためセットキープするという感覚です。(ウィンド+パスチャーは持ちません)
リソース負けが怖いのでドローカードは基本持ちたいです。失ったテンポはルヴァンや進化ターンのヴァーミンによって十分逆転可能と考えているのでこのようなマリガンになっています。
また、アルバータは1回起動させればリーサルを取るときにかなり楽になるので基本キープします。
先手のみキープ
・クイーン(リザード+アルバータが見えているなら返します)
・コッコロ+ウィンドフェアリー
2コッコロ3コッコロ戻しコッコロでドローを稼ぐためのキープです。後手だと少々悠長なので先手のみ。
清浄対面のみ単キープ
・ロキサス
ロキサスがないと詰め切れませんし、悠長にしてても大丈夫な対面なのでキープします。
とまあ、マリガンはこんなところです。
ロキサスをキープすることはほとんどないです。
先攻で横のハンドが強い場合かビショップ対面以外基本は持たないです。(どんなハンドが強いかは実戦積み重ねて感覚で分かるようにしてください)
ロキサスを使わなくても豊富な疾走フォロワーやヴァーミンパスチャーのバーンで顔を詰めてれば勝てることがほとんどです(一部コントロール対面以外)
〇プレイ指針
最低限の除去だけしてあとは全部顔!
9割これです。進化権はヴァーミンorフェイスのために切ることを意識してください(どうしようもない場合以外)
清浄ビショやコントロールウィッチなどに対してはワンショットを狙います(ワンショット分の打点が出なくても相手がその面を返せずに勝てることがほとんど)
ちなみにコントロール対面に限らず、ワンショットプランが取れるなら他の対面でも狙っていいです。(顔が保つなら)
〇最後に
今月終わるまではミラティブでラダーの配信をしている(時もある)ので、見に来てくだされば理解が深まると思います。
もうETA環境の競技シーンはほとんどなくなってしまいましたが、ここまで読んで頂きありがとうございました。
来期もまたロキサスで無双出来るといいな…
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