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カジュアル勢だった自分が競技シーンで勝つ為にやったこと

こんにちわ。
初めましての方は初めまして、投稿者のセシルと申します。

知ってる方はいらっしゃるとは思いますが、以前「EXAMデュエマチャンネル」というYouTubeのチャンネルでわいわいやらせていただいてた主にカジュアル方面のデッキを組んで遊んでいたおっさんになりますw(現在チャンネルは稼働しておりません。)

そんな自分なのですがチャンネルの始動とほぼ同時期ぐらいに初めてCS(参加費があり、一定の順位まで行くとランキングptやプロモカードが頂ける中規模大会)に参加させていただいており、かれこれ7年経ちました。

大会を通じて色んな方と接していくうちに「自分も大会で勝てるようになりたいので教えていただきたいです!」というお話を頂くこともあり、こんな自分が教えてもいいのか…?と思いつつできる限りの事を言っていく中ふと考えがよぎったんですよね。
「…そういえば自分が勝つ為にやったことってなんだったっけ???」って。

そこで今回は中・大型大会で自分なりに勝つ為にやってきたことを書いていってみようかと思います。文章書くのに慣れていないのでふ~ん…そんなもんなんかぁ~…的なノリで見ていただけると幸いです。
※あくまで個人の意見・感想なのでそこはご了承ください。




・環境で何のデッキが勝ててるのかを知る

・使用する予定のデッキが何に有利で何に不利が付いているのかを把握する

まず大前提として自分が使用したいと考えているデッキが環境上位(具体的には4~6デッキ)を仮想敵に置いてみたときにどの相手に安定して勝ちやすいか・どの相手に対して負けやすいかを事前に情報収集し対戦してみるのをやりました。
お互い理想の動きをした時により勝ちやすいのは自分・仮想敵のどちらなのか、まずここを分かっていないとこのデッキで勝つ為に何をしなければいけないのかも検討がつきません。

ここで注意が必要なのが、環境上位(特にtire1)の内2デッキ以上に有利なデッキじゃなかった場合相当苦労することになるのでその時は覚悟しておいてください。



・練習回し

・先手/後手をそれぞれ三回ずつ固定で行い構築とプレイを見直す

世間一般的に言われている有利不利の話を鵜呑みにせず実際にプレイしてどういった力関係になっているのかを知る必要があるのですが、それをやるために先手/後手を固定で三回ずつやってみるのを毎回やっています。
※この時練習相手に個人チューンのデッキを相手に持ってこないでテンプレ構築を持ってきてください。)

デュエマは基本的にはマナゾーンにある枚数のコストでしかカードをプレイ出来ないルールなので同じマッチアップ時でも先手/後手の状況が違うだけでゲームメイクが変わることがあります。
手札が1枚多いからこの時のマナ埋めはどうしようか?
マナが1枚分早く使用出来るからどういった順でプレイしていこうか?
その為にどういったハンドキープをしなければならないのか?
やっていけばやっていくほどこれではたしてあっているのか?が多く発生してしまってその結果ミスをしてしまうというのが後々精神的に来てしまいます。
デッキを回していくうちに必要なカードや今このカードは入れてなくてもいいかな…っといったことも出てくるので必ずやるようにしていますね。



・練習でミスをしまっくっても良いがやったことは必ず次回以降やらないようにする

何当たり前の事言ってんだ?って思ったそこの貴方、正解です!!!

…ですがこれ、慣れていないと結構同じミスをやってしまうんですよねw


少し話が脱線してしまい申し訳ないのですが私は趣味の一つとして格闘ゲームを遊ぶことがあります。
やっていくうちに上手くなりたくて古参の方々に指導してもらう中で必ず言われる内容が、
「30分でいいから対戦始める前にトレーニングモードでコンボ練習をしろ」
これを全員から言われました。そう、例外なく全員からです。
なぜこんなことを言われるかというと相手の行動に対して反応・対応する為に考えるリソースを割かなければならないから何も意識しなくても安定して火力を出せるようになっていた方が勝率が上がるということだったんですよね。


ジャンルが違うとは言えこの考え方は大事だと自分は思っていて、
・自分のデッキがちゃんと回せる
・相手が何をされたら嫌なのかを知っている
・自分が何をされたら勝てなくなるのかを知っている

これを練習回しで失敗しながら覚えていければ本番でやらかしてしまうことも少なくなります。

…まぁそれでもやってしまうんですけどねw
(黑単アビス使用時、対面アナカラージャオウガがリーサル+5の状況で3点盾を詰めてきた際sstでスパイナーを捲って墓地からハンマ=ダンマのみ蘇生して勝てたのに負けたバカプをしたことがあります)



・勝率を上げる為のプレイング/必要な構築を知る

デッキ毎の力関係が分かった上で不利なんだけど相手のミス+こちらが取れる最大限のプレイで本来勝てないマッチアップが逆転することがあります。

私が過去に経験した中で例を挙げると
・黑緑マゲ(有利)対トリーヴァドンジャングル(不利)
ドンジャングル側がマゲの封印ギミックがかなり重く刺さりLOの負け筋込みでコントロールされて負ける対面なので、禁断爆発前は最小限の展開で最大値の打点形成(Wブレイカー・Tブレイカー一体ずつ+ダイレクト用2体まで)で抑えておき爆発を促す。爆発後猿飛+バイケンで解体か逆滝・メメント等を駆使し相手の殴りを抑制しながら盾を詰める。

こういったことがあるので練習タイミングで知っておくのが非常に大事だなとおもいました。
勿論、この手のケースは基本的に不利側が捲るのは相当キツイので負けてしまっても文句は言えません。事前知識と相手側のプレイングが嚙み合った結果でしかないのですがそれでも勝ちたいのなら出来ることは全てやって散ろう!それぐらいの勢いは大事にしたいですね。

デッキ内に環境に対してのカードを入れる際にもメインギミックで使用するカードは極力弄らず4枚の状態で回し、減らしていいところはどこなのかを考えるようにした方がよいと思っています。
減らした結果勝てなくなったなんて悲しいですしね…w



・店舗大会に出てシュミレーションする

CSと環境が違い一見意味の無い様に感じるかもしれませんが、実は店舗大会に出て優勝狙うのにも意味があります。
中・大型大会だと確かに環境デッキは多くいますがそれ以上に母数が少ない環境外の山が多かったりします。(私の地域だと母数1のデッキが10デッキ以上とかザラです。)
対面想定をしていない山に当たった時・想定外のカードを使ってきた時なんかの練習になるので実は地力を上げるのに店舗大会は丁度良かったりします。参加費が掛からないのも◎



・実際にCSに参加し、戦績をメモしておく

ここまでやったら本番で実際に参加してみてメモ帳に
・その日使用したデッキ
・対戦相手のデッキ
・先行/後攻
・勝利/敗北

これらをメモしておいて終わった後なぜこの対面は勝てたのか?なぜこの対面は負けたのか?と大会終了後の反省材料にするようにしています。
理由を書き出すのは結構大事で、なぜ?の部分が分かっていると次回勝ち上がるための糧に出来るので徐々に上手くなっていけます。
他にも大会に出ていたら自分と同じデッキを使用していて上手いプレイヤーに会うこともあるので他人のプレイングを盗める絶好のチャンスでもあります。
貪欲にいきましょう!






かなり大雑把に書いてしまったのでおかしい点が多かったとは思いますが、私がCSに出始めてずっと意識的にやっていることは書けたとは思います。

余談になるのですが、以前環境でしっかり勝てる様になりたいと言ってきた子にこんな話を聞いてみたことがあります。
「CSで参加費1500円払って予選全敗するのと練習回しで30連敗するのどっちが嫌?」
その子の答えは後者で、負けるのがやっぱり辛いとの事でした。

わかる……


分かるぞ…私だって負けたくねぇ…

ただ1500円という参加費を払って何も得られない状態が続くと前者の方が嫌なんですよねw
それなら練習回しで30連敗しながら勝つための知識をつけた方が同じ敗北でも意味が変わってくると思うんです。

他のゲームジャンルと違いカードゲームは技術介入度が低い分知識量が勝敗に直結しやすいのでどれだけ濃い内容でやったかが大事だと私は思います。
競技に嫌気がさした・疲れたなら別の楽しみ方も今は存在します。

ただ勝ちに行くならやっぱ努力は必要だねってことですね。



最近ではCSに小学生が来てくれることも増えてきたので嬉しい限りです。
新規で来てくれた人達が続けてくれるような雰囲気作りをやっていきたいものですねw

読んでくれてありがとうございました。


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