ワガママと我がままの違いについて思ったこと
ワガママって言葉にどうしても引っかかりというか乗り越えられない何かがあったんです、私。
治療院に関わってくださっている方によく説明するのがワガママと我がままの違い。
違うのはわかってる(説明もできる…はず!)けど多分自分の中で納得してない、腑に落ちていなかったんだなと思ったことが今朝ありました。
まぁ「今朝あったよ」って言ったけど、具体的に何かがあったわけではないのでただの独り言になってしまうわけですが、
みなさんが一般的にネガティブに受けとる『ワガママ』って人に迷惑かける系の話ですよね?
で、もう一方の『我がまま(我儘)』は我、あるがままみたいなことなので迷惑かける系とは話が違っています。
で、『我、あるがまま』にのっとって現代を生きていても「君はワガママだな」ってネガティブに言われる場面に遭遇してしまいます。
例えば、
嘘つきたくないから相手について思ったことを素直に言うとか、自分の感情を我慢しないとか、自分のやりたいようにやるとか。
これはどっちでしょう?迷惑?それともあるがまま??
私は以前ここの部分を誤解していました。
自分の思っていること、それがネガティブだろうがポジティブだろうが相手に言うことは嘘をついていない、隠し事をしていない。
自分が「やりたい・やりたくない」から「やりたい・やりたくない」って言っていいって。
しかしたいがいの場合、相手に変な顔をされてしまうか相手を怒らせてしまうことになってしまいます。
めちゃめちゃ当たり前のことなので恥ずかしいんですけど、上に書いたいくつかのことって相手があることをすっかり忘れてますよね。
嘘つきたくない。自分の感情を我慢しない。思っていることを言いたい。
時によってこれらのことってネガティブに受け止められてそれを貫き通す人に対して「ワガママだ」「自分勝手だ」なんて印象になります。
一方でこれらのことって相手がいなくても成立しますよね?
つまり自分は嘘をつきたくないから嘘をつかない。自分には嘘をつかないってことはできます。
本来相手にも嘘なんかつかなくてもいいんですが、人間関係いろいろあります。私の解釈と相手の解釈が同じなんてあり得ない。
私が良かれと思っていても相手にとってはめちゃめちゃ傷つくし、ショックだし悲しくなることかもしれません。
そりゃ言われたら怒るしなんなら縁切りたくもなりますわ。
今回私が改めて今更気がついたこと、それは…
我がまま→自己完結できてる
ワガママ→他人がいないと完結できない
相手ありきのことは当然ながら相手を含めて色々考えなければお互い嫌〜な感じになるだけ。
だって相手から都合よく、物のように扱われたら嫌じゃないですか?
それを相手にやって、「これが私の我がままだから」なんて言ったら友達減りますよね。(私サバサバしてるからさーと毒舌撒き散らす人とかね、それ毒舌じゃなくて悪口だし、サバサバしてたら人の悪口とか言ってる時間もったいないんですけどね、本来…モゴモゴと意地悪な私は思いますわい)
嘘つかないに反するじゃないか!って思った人への補足としての自分メモ
たくさん本を読みましょう。古典、現代文学、海外のものでもいい。語彙を増やしましょうよ私。
嘘をつかない相手も自分も傷付かない言い方って絶対あるし、たくさん色々見ても事実として(解釈抜きに)どうしてもこればっかりは傷つくよなって言葉しかなかったとしたら、本当にそれって相手に伝えなきゃいけないことかね?何か自分だけのためになってないかを確認してみましょう。きっと答えはそこにあるんじゃないかな。磨け!私。
まとめ
・マガママと我がまま、厳密には同じ。何が違うってアウトプットの仕方
・我がまま→自己完結、ワガママ(自分勝手)→他人がいないと完結できない
・素直になっていい。相手の気持ちも素直に受け取ろう
・自分の我がままをアウトプットするときは自分も相手も嫌な気分にならないか想像する(相手の立場に立って考える・自分はどうか考える)
・嘘つきになりたくないならたくさん本を読もう
・どうしても相手にわがまま言いたいってなってるならなんでそんなに言いたいのか考えよう(素直になって。意地とか見栄とか自己憐憫とかいらん)
とまぁ今日は初歩的なことを恥ずかしながら今更腑に落ちたので書いてみました。またなんか抜けてそうだからまた書こ。