蒲郡に行った件
JR東海の「名古屋おでかけきっぷ」で名古屋から蒲郡に行く。
切符購入は何故かJR西日本のサイトからだった。
最寄駅に発券機が一台しか設置されてなくて焦った。
JR東海管内には新快速の上位に特別快速があるらしい。
金山の次の停車駅は刈谷だった。
そんな感じでガンガン通過してあっという間に蒲郡駅。
蒲郡駅からは海が見えた。
構図としては小樽駅みたいな感じだけど、駅前の寂れ具合は苫小牧な感じだそうな。
駅前のアピタはまだ営業していたのかな。
ということで、無料のアクセスバスでラグーナテンボスに向かう。
ラグーナテンボスのロゴはハウステンボスにそっくりだ。
運営母体はどちらもHISだったような気がするからその影響だろうか。
ラグーナテンボスも寂れていたが、まだ人はいた。
三河湾の魚を売っているフードコートのような観光市場のような場所でランチにする。
海鮮丼を注文したが残念であった。
値段は800円したが、ネタが少なくて味も今一つ。
海鮮丼は蒲郡よりも知多半島の方が美味しかった。
早々にラグーナテンボスを後にして三谷温泉に行く。
ミタニではなく、ミヤと読む。
三谷温泉のひがきホテルというところだ。
受付は14時だったが早めにホテルについてしまった。
ロビーで待たせてもらい、暖かい紅茶と牛乳寒天ゼリーのようなものをもらった。
バブリーな雰囲気の古い建物であるが、手が行き届いており心地よい空間だった。
温泉は露天風呂しかなかった。
シャワーもついていないため、お湯を汲んで体を流す。
客は私の他に一人だったため快適な空間だった。
温泉での客の少なさは私の満足度に大きな影響を与えるようだ。
眺めも良かった。
ラブホテルが一部視界を遮るが、基本的には三河湾を見渡せた。
今時の露天風呂には珍しく開放的な設計で、風呂で立っていると外から素っ裸が普通に見えるような感じ。
温泉はきちんと温泉だったらしく、風呂上りは体がポカポカしていた。
三谷温泉にも途中停車するラグーナテンボスの無料アクセスバスで蒲郡駅に戻る。
次は、調べていたカフェに向かった。
ロールコーヒーという店だ。
昔は撮影OKだったが、今はスマホカメラで店内や食事の様子を撮影することを禁止している。
あと、3000円以上の決済でないとクレカやQRは使わせないというルールらしい(田舎の不便でセコい商店街かよと思った)。
そんな感じで色々細かい店主夫婦な印象だったが、トイレの様子を見たSさん的には完璧主義の匂いもするらしい。
販売されていた焼き菓子も気になるくらいに綺麗だったそう。
肝心のコーヒーであるが、うーんパッとしないのが正直なところ。
淹れたてのエチオピアの香りはよかったがそれ以外は微妙。
もう一つ頼んだコーヒーについては、そこまでコメントは無いが美味しいというわけではない。
結論、これなら家で自分で淹れますという感じだった。
帰宅後、Sさんと言い争いがあった。
Sさんは思考力があり知覚も鋭いため、それ故に苦労することも多い(プロのコンサルタントの素質はある)。
この点は幼いときから解決しようと考え続けてきたそうで、私の「一般的な人のメンタルに戻せればいいね、そこがゴールでしょ」という一言で傷ついてしまったそうだ。
そんなことは当然目標にこれまで頑張ってきたが、それでもできなくて、上手に今の自分と付き合うことを目指しているのに、そこでお前のその一言は何なんだ、ということらしい。
確かにそうだよなと思った。
私が考えていることは、Sさんは随分前(数か月や数年単位)に考え終わっていることが多い。
安易なその場の流れでテキトウなリアクションを取ってしまわないように留意する必要がある。
これが中々難しいことである。
私は思考力が低いため、物事に対する解像度も粗い。
また、思考することを脳が嫌ってその前にテキトウなリアクションを返してしまうことも多々ある。
気を付けましょう…。
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