Right, there is nothing …… 017
_ビニールテープ
ごくふつうのアイテムといえばなに?
と、問われて、ひとつ挙げるとするなら、私なら、そうだな、と、すこし考え、ビニールテープを挙げるかもしれない。
しかし、ビニールテープは、ほんとうに、ごくごくふつうなのだけど、ただのふつうではないと思っている。
たとえば、ビニールテープは、たとえ手に貼り付いたとしても粘着力が弱いのではがしやすくそのあたりのソフトな感じからとか、見た目の大きさや色などから受けるかわいらしさなどから、アンティークの木製テーブルの上などに置いてあっても違和感なく、むしろ、さりげないディスプレイアイテムとしても使えるほんといいやつだと思うのである。
実際に、いま、私のデスクの上にもひとつ転がっている。上記の写真のビニールテープがそうだ。
たまたまそこにあったからこの文章のネタになったとも言えるし、はじめからネタになるべくしてそこにあったともいえるし、だから、ただのビニールテープはただのビニールテープではないのだ。なんだよ、すごい、こじつけじゃないか。
ただ、ビニールテープといえば、どうも、電気コードをくるくる巻いてたりするイメージがある。えっ、そんなことないよ、と言われそうだけど、実際によく電気コードをくるくる巻いてさらに汚れて埃なんかもくっつけて部屋のはしっこでコンセントとなかよくたたずんでる光景を見かけてきた。
いまでは、おしゃれな雑貨などを扱うお店でも売られていたりもするけど、実際にかわいらしいと思うので異論はないけど、こいつはただのビニールテープではないかもしれないけど、ただのビニールテープでもあるのだから、あまり特別扱いしてもだめで、もっと現場でがんばってもらわないと、とも思っている。しかし、実際は、さほど求められていないようなんだけど。私のまわりでは。
ガムテープとかスコッチテープとか養生テープとか、すこしちがうけど付せんとかのほうが使用頻度は高いのではないだろうか。だから、私の場合、無理してでも、ビニールテープを使うことが多々あったりするのである。
2009年10月15日 セサミスペース M (Twitter)
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