No.19 どんな事があっても、何をしていても、時は流れるのだなぁ
こんにちは。
今日は、遠い過去のことではなくてつい最近のことを。
私にとっての大きなライフイベントでした。
先週、息子が高校を卒業しました。
無事に卒業証書をいただくことができたことに安堵して感無量。
このご時世で、卒業式は午前と午後の二部制になり、生徒席も保護者席もソーシャルディスタンス方式で余裕をもって椅子が配置されていました。
その為、私の席から斜め左前方に、遮るものなくわが子の背中がよく見えたのです。式の間、何度もその背中をジーーッと見つめました。
18年間の色々な出来事が思い出され、本当に文字通り感無量。
無事にここまで大きくなったことへの感謝もじんわりと込み上げてきました。
あんなに小さかったのに、こんなに大きくなって。
今では私を背負うことも、横抱きでひょいひょい移動させることも出来るようになって。
人って成長するんだなぁ……産まれた時、49センチってあなた……
命ってすごいなぁ。
他の保護者の皆さんも、それぞれの思いと共に座っていたのだと思います。
開式早々から鼻をすする音が聞こえていました。
息子……世話がやけたよ……
私……お疲れさま……
息子の高校卒業と共に、私も、一つの役目にひと段落ついたようで、小学校や中学校の卒業式とは全く別の思いに浸りました。
昔々、息子が幼稚園児で長女は小学校の一年生か二年生の頃、私はある子育て講座に参加をしました。
その頃から既に息子は手のかかると言うか、母としては扱いにくいと言うか、そんな男子でした。
そこで出会った二十歳くらいの息子さんのいる方に、
「男の子はいつまでこんな感じなんですかねー」
と雑談時にお聞きしたことがありました。
その方は即答で「18才。高校卒業するまでかな」と。
18才! そんな先ですか!
そしてもう一つ、恐ろしい一言を放ったのです。
「でも、そういう子はずっとそのままかも」
エッ! ずっと……このまま……ずっと……エコー……エコー……エコー
笑うしかない。
そして、その通り、ずっとそのままでした。
卒業式の時に息子の背中を眺めながら、その時のことを思い出して、
本当に18才だった。高校卒業までだった。
と遠い目に……
そして、私の気持ちも、「ここで一区切り」と一幕下りた感がありました。
高校の課程を終えて、大学に合格して、ここまで一緒に歩いてくれば、あとは送り出すだけです。親としての役割は本当に一区切り。
その後のことは本当の本当に本人次第。
そこでどう過ごすのかは当人のこと。
もちろん、ここで全て手放すわけではないし、
大学も自宅から通うので、生活は今まで通りです。
でもね。気持ちが。随分楽になりました。
次は成人式です。
成人式を迎えたら、また違う感慨があるでしょう。
息子、卒業おめでとう。
大学生活、良い時間を過ごしてくださいね!
私、おめでとう。
今日も幸せな一日でありますように!
Love & Peace,