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No.28 新米母生活。色々初めて

一人目の子供が生まれて、子育てをするようになった。
するようになって、「ちょっとこれは凄くないか?」と思った。
凄いというのは、昨日までいなかった赤ちゃんが今日はいて、親自身も子育てについてほぼ何も知らない状態で突然「では育ててください」と言う感じが改めて考えてみると凄いと……
今まで一度もやったことがないのに、産まれたての人を育てるって。
突然始まるそれは結構なチャレンジではないか? お人形ではないし。
これを多くの人がやっている。
皆んな凄い。

何故なのかわからないが、娘が泣いて泣いて泣き止まず途方にくれたり、
永遠に抱っこし続けるのかと思うことも度々。
ぐったりとして元気がなく、熱を計ったら41℃も! そんな体温初めて見た、なんて言うこともあった。急いで小児科に駆け込んだ。
どこか痛いところはあるのか、気持ちが悪いのか、少しは良くなっているのか? 話さない子供のことは全くわからなくて、子供が具合が悪い時は本当に心配だった。次に生まれ変わったら絶対に医者か看護師になろうと思ったりした。
何もかもが未経験のことで、全て手探りだった。
でも、子供が0才ということは、私もお母さん0才ということだ。
子供と一緒に成長していけばいい。

ある時、あれは1才4ヶ月くらいだったと思う。
夜中に娘が泣きながら起きて私のところまで這ってきて、頭の上に吐かれた。ひえ〜。
さすがに娘のお世話どころではない状態。
私は汚れたシーツと枕カバーを持って浴室に駆け込んだ。
幸い夫が在宅していた時で、娘のことは夫に任せた。
良かった。私ひとりだったら惨劇だったと思う。
具合の悪い娘は泣き狂っていたけれど、一人で泣かせていないだけ安心だった。
やはり自分の他に人手があると助かるし、気持ちも楽だ。

2才の誕生日前後からイヤイヤ期と言うものが始まった。
ある時期からこちらが何か言うと「ノー(No」)と言うようになった。
はじめは可愛く「ノー」だったのが、そのうちに「ノーノー」になり、
2、3ヶ月たつ頃は「ノー!ノー!ノー!ノー!ノーーーーッッ!」になった。
小さな体で、しかもオムツしてドナルドダックみたいなお尻して、
「ノーーッッッッ!」って大威張りしてる~。
そんな時期があるとは知らない私。
それが愛するわが子でも、何か言う度にノォォッッ! と言われ続けるとゲンナリしてくる。
豹変しちゃって、なんじゃー、どうしたのじゃー。と辟易していた。
そしたら、たまたま話した方が、「そう言う時期があるのよ」と教えてくれた。
「はぁ…そうなんですか……。で、これは終わるんですかね?」
「うん、終わる終わる笑。気づいたら終わってる」
そうか。終わるのか。良かった。それなら待とう。
ずっと続くわけではないと分かると少し気が楽だった。
そして本当に知らないうちに終わっていた。
その時期の子供を「魔の2歳児」と呼ぶ。
確かにー。そんな感じだよー。
英語でも「the terrible twos」と言う。
全人類共通のものでした。
夫に「terrible two が終わって良かった」と言ったら、
次は「evil three(多分夫の造語)だよ笑笑」って。
それは勘弁〜と思ったことを覚えている。

今日も幸せな一日でありますように。

Love & Peace,

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