光の動物たち
いつの頃か、お酒に強いイメージがあると常に言われるようになった。
前は清純派だったのに「結構お強いんでしょう?」とか言われると
いつの間にか年を取ったんだなぁと感じる。
いろんなお酒を一口づつ味わうのが好きで
前にお付き合いした人はお酒に強い人だったから
毎回違うお酒を7、8種類くらい頼んでくれた。
でもいまはまったく飲まない。その彼と別れたからじゃなくて
飲まない本当の理由は、光と交流できなくなるからだ。
まず光は見えにくくなる。
声も聞こえなくなる。
オーラのいくつかは見えるけれど、かわいい光の子たちは
まず見えなくなる。
本当はいるのに見えなくなるのは、この世から消えてしまったようで
とても悲しくなる。
一生懸命向こうからは話しかけているのに
わたし側からは見えなくて、答えてあげられないのは
きっとすごく切ないだろうと思うようになった。
見えないからと言って何か変わるわけではないけれど
一時的にペットロスのような気持になる。
光の子たちは何種類かいて、特にネコはいつも一緒にいる。
毛の長い大型のネコで、シッポ立てて
毛をふさふささせながら歩いている。
わたしがまだ感じていない調子の悪い所を舐めて教えてくれたり
友達の身体の悪い所も舐めて教えてくれる。
それからエネルギーの良い場所にいち早く陣取って寝そべる。
たまにその周りをぐるぐる回ったりもする。
わたしとは合わないエネルギーがあると
その間に入って、寝そべってそこを超えないように教えてくれる。
私はその手前までは行けるけど、そこからは出ないようにする。
けっこう便利なネコ探査機だ。
一度足で押してずらそうとしたけど、押し返されたことがある。
わたしが疲れて元気がないと、自分の身体を当たり屋のように
何往復もすれ違いながら擦り付けてくる。
時々ふさふさのボリュームのあるシッポで頭や顔をパサッと叩いてくる。
急にくるから「ぽふっ」となる。
煮詰まっている時にやられやすくて、あれで灰色の雲を払っているらしい。
小鳥さんもなんでかわたしについてくる。
いないなぁって思うと、近くの木にいる他の鳥と一緒にいて
大声で一緒に鳴いていたり、ネコの背中にちゃっかり乗っていたりする。
他の動物もいる。
体中長い毛だらけで顔がよく見えないけど
身体の形はちょうどキッコロ?モリゾー?に似ている
よくわからないちょっと見たことのない動物だ。
他にもいるけど、またいつかご紹介させていただこうと思う。
どなたか光の動物を飼っている方がいらしたら
ぜひ教えて欲しいと思います。