ゴールデンカムイから読み解く言語の起源
こんばんは。
サーバルポッドです。
ゴールデンカムイ/集英社はみなさん読みましたでしょうか。
ネタバレになるので内容は詳しく言わないようにしますが、完結までの流れがとても素晴らしく、なによりどのキャラクターも魅力的でキャラの掛け合いだけでも面白かったです。
ところで作中の重要要素であるアイヌ民族ですが、もちろん現実世界に実在する方々で、現代のアイヌ民族は伝統衣装を着て生活していないようですが、かつてはゴールデンカムイのアイヌ民族のような暮らしをしていたようです。
話が少し変わりますが、日本列島内で個性的な文化を持つ地域として沖縄があります。
北方領土・北海道のアイヌ民族の文化と沖縄や八重山諸島などの独自の文化、日本の最北と最南に最も特徴的な文化様式があるわけですが、本来は本州に住んでいた人たちがユーラシア大陸からの移民が増えるにつれて南北へと避けていったのかと思います。
あまり根拠のない仮説なのですが、文化圏や性格の違う人たちが自分たちの生活圏に入ってきた場合①追い出すために戦う②自分たちが別の場所に行くという選択肢があるかと思いますが、①の人々も②の人々もいて然るべきかと思うので、可能性としてはあるのではないかと感じました。
そして気になったのが、ネットで調べた情報ですが、アイヌの言語には文字がないということです。
沖縄にも特徴的な方言がありますが、現代で表記されるのはすべて日本語(ひらがな)で沖縄文字というのも聞いたことがありません。
言語でのみコミュニケーションを取っていたところにユーラシア大陸から人々が入ってきて文字文化を伝えた。
ひらがなも安→あ、以→いなどと漢字がベースになっているようなのでやはり大陸から入ってきた文化がベースになっていると思われます。
起源不明と言われている日本語ですが、アイヌ語→日本語かつ沖縄弁(うちなーぐち)→日本語で、???→アイヌ語・沖縄弁(うちなーぐち)と元々日本列島で話されていた言葉があるのではないかと考えます。
言語学者でもないのでいい加減なことを言うのも良くないのですが、こうとしか思えません。
そこまで気にならないのでアイヌ語と沖縄弁(うちなーぐち)の共通点を洗い出すまではしませんが、ゴールデンカムイを読みながらこんなことを考えていました。
以上です。