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どうしても生きるのがつらい人へ

産まれついて生きるのがつらい人はいると思います。

加えて、昨今の混乱した社会情勢や物価高騰などで、生きるのが大変だなあと感じる人も多いと思います。

筆者は産まれてから歳を重ねるごとに徐々に生きづらさが増していき、社会人になって数年経ったころには、何をどう頑張れば状況が好転するのかもわらず、朝ベッドから這いずり出て仕事に行き、家にいる時間と休日はひたすらベットに横になる事しかできない状態でした。

何か手掛かりはないかとそれっぽい書籍を読んでみたり、ネットで情報を漁ってみたり、自分なりに考えてみたりしてみましたが、なかなか手ごたえを感じることができず苦戦していました。

しかし、現状は自分の中の違和感や社会に対する恐怖心が無くなっています。本記事のみで筆者の認識のすべてを記すのは難しいですが、実際にやって効果があったものを紹介してみようと思います。

前提条件として心療内科はあくまでカウンセリングや投薬によって一時的に精神状態を改善させるものと考え、とりあえずお世話になるのも選択肢としてありですが、この方法以外で紹介していきます。

本質的なメンタルケアはアーシングだけではないか

メンタルが落ち込んだときに投薬をはじめ様々な対処方法がありますが、筆者の体感としては誰にでも有効なケアはアーシング(樹木や岩や湧き水に触る、自然の中に滞在する)だけではないかと感じます。

最も有効なのは人の手のあまり入っていない山(海はおすすめしません)に行き、樹木や岩を触りたっぷりと時間をとり自然音に耳を傾けます。

そもそも人間も神経回路を電気信号が行き来して活動していると思いますが、電磁波や静電気が体に影響してノイズが溜まっている状況になっている人が多いように感じます。

自然の中で時間をとることにより、家電の配線をアースで放電するようなイメージでノイズを除去できるのではないかと思います。

アニマルセラピーのように犬や猫などの動物と触れあうのも一定の効果はあるかと思いますが、ペットの動物も人間と似たような環境で生活しているので、あまり人の手の入っていない山には大きく効果が劣るように感じます。

とは言っても、メンタルが落ち込んでいてベットで寝そべることしかできない人に、山に行って瞑想しろと言っても無理かと思います。

そこで、第一歩目として近所の公園に植えてあるなるべく大きい木に触りに行ってください。外出するのすら厳しい人は、深夜に頑張ってこっそり行ってみてください。重症な人は昼夜逆転して夜に元気なはずなのでなんとかなるはずです。自宅の庭に木が植えてある人はそれでもいいです。

両手で触ってください。

筆者も公園の木で試したことがありますが体感としては効果はあります。そして少し元気になってから山に挑戦して欲しいです。

ちなみに他の対処方法として、カウンセリングやスピリチュアル的なヒーリングなどあるかと思いますが、やはり対人間だとその人の思想に触れることになるので、メンタルが弱っているときは先ず自然のようにフラットなものに触れるのがいいのではないでしょうか。

スマホと一緒に寝ない

スマホやSNSは精神衛生上よくないことは一般的に言われているかと思いますが、メンタルが弱っているとき程スマホが手放せないものだと思います。

なので「スマホをみない方がいいとわかっているのにみてしまう」という罪悪感を募らせるよりは、「スマホみるのは仕方ない」認識でいた方が精神的な負担は少ない気がします。

なのでせめて就寝するときは、スマホの電源を切りなるべく体から離して仕舞うようにして欲しいです。

ベストなのは車があれば車の中に仕舞ってしまいましょう。モノからの影響を受けにくくするには、なるべく自分の意識の外側に置いておく必要があります。

問題なのはアラーム機能が使えないことですが、目覚まし時計を買いましょう。

家にいるのに手元にスマホがない感覚がわかると、就寝時でなくてもちょっとすっきりしたいときにスマホの電源を切り仕舞いたくなります。時間の都合もあると思いますが、このときに瞑想のような何もしない時間をつくれるとさらにすっきりします。

SNSにらくがきを投稿する

別記事で詳しくまとめる予定ですが、人間は本質的に無意味なコミュニケーションを求めていると思います。

コミュニケーションとは意思を伝えること(出力)と意思を受け取る(入力)ことですが、現代社会では圧倒的な過剰入力状態になっていると思います。子供のころから学校で授業を受け(入力)、帰ってきて習い事に行き(入力)、余暇の時間にyoutubeやtiktokやテレビを視聴して(入力)寝る。

出力要素ももちろんありますが、あくまで習ったことを出力することが求められるので自分の内側にあるものを出しているわけではないです。

この一方通行のベクトルは大人になってもあまり変わらないかと思います。

本来は入力5割出力5割がバランスがいいと思いますが、なんせ子供のころから当たり前にこの環境にいるので大人になるころには疑問にすら思わなくなっています。

ここで、よし出力を増やそうと思い一番手軽にできるのが、Xなどへの文字投稿やSNSや掲示板などへのコメントかと思いますが、ここにもひとつ落とし穴があります。

そもそも文字は人間の出力する情報の解像度が著しく落ち、攻撃性が出やすい性質があります。

要は落ち込んでいるときに文字投稿すると受け手が反発してくる可能性があるので良策ではないです。

昨今のSNSの様子をみればイメージがつくのではないでしょうか。そこで、何でもいいので文字以外のものを投稿して欲しいです。

無料のお絵描きアプリなどはすぐにインストールできると思うので、画面に思うように色を載せて、こんな感じかなとなったら画像保存してSNSに投稿してください。

#ART #イラストなどど付けておけば多少のリーチはあるので誰かしらの目には入っているはずです。

こんな些細なことをして本当に意味があるのかと思うかもしれませんが、現代社会で意味のない出力をしようとすると本当に方法が無いんです。

スーパーで知らない人に話しかければ不審者扱いされるでしょうし、道行く子供を呼び止めて話かけようものなら最悪通報される時代です。

家族や友人で脳死で会話できるような相手がいない人は本当にしんどいと思います。なのでこんな謎投稿でも大いに意味を持ってきます。

また、この例は特に絵を描いたり楽器を演奏したりする趣味がない人向けに紹介しましたが、もちろんキャラクターなどのイラストを投稿してもいいですしyoutubeに演奏した音声や動画を投稿してもいいと思います。

しっかりとアドレスをとるのでしたらブログのような形式で文章を公開するのも次点でありかと思います。

さいごに

大きく分けて3つメンタル改善の方法を紹介しましたが、もしピンとくるものがあれば試していただければ幸いです。

また、極限まで精神的に追い詰められている人は自らすべてを終わらせてしまうことも選択肢として浮かんでくると思いますが、筆者はそれを悪いことだと思いません。

そんな状態になってしまうまで頑張って生きた人が仕方なく選んだものを避難するのは、文字通り死体を踏みつけているように感じます。

ただ、クリア方法が無いゲームは無いようにどんなものにも突破口はあるので、できることは全部試してみてから決断しても遅くないかと思います。

何を試せばいいかよくわからない場合は、とりあえず公園の木を触ってきてみてもらえばと思います。

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