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なんで異世界転生もののアニメばかりなの?

こんばんは。

サーバルポッドです。

筆者は正直に言うと最近の深夜アニメはあまりみてないのですが、というのも10年ほど前から異世界転生ものが異様に増えて「もういいかな。」となってしまったところがあります。

異世界転生ものにも面白い作品は沢山あります。

Re:ゼロから始める異世界生活/KADOKAWA、この素晴らしい世界に祝福を!/KADOKAWA、転生したらスライムだった件/マイクロマガジン社など、他にもキャラクターやストーリーが魅力的な作品は多いと思います。

それにしても、あまりにも異世界転生ものが多すぎると思う時期がありました。

理由としては、多少クオリティが低くても異世界転生ものは需要があり収益になりやすいという背景があるのだと思いますが、何故に異世界転生ものの需要が増加したのかという点です。

結構、言われていることかもしれませんが、それだけみんな現実世界に嫌気が指してきていることが反映されている結果かと思います。

物価高騰や婚姻率の低下や賃金据え置きや増税など、頑張ればそれっだけリターンがあって楽しいことが待っているという時代ははるか昔のことの様に感じるかもしれません。

ただ、もう一つ理由がある気がしていまして、それがメタバース移行の兆しです。

ムーンショット目標というのも都市伝説ではなく政府は大真面目に考えていることの様で、2030年だか2040年までに、人間ひとりでロボット10台を遠隔操作できるようなシステムをつくるような近未来的な計画のようです。

つまりは、攻殻機動隊/講談社のように「電脳化」してVR(バーチャルリアリティ)の空間で活動する時間が増えるようなイメージかと思います。

休日に車でイオンに買い物に行くのではなく、VRのamazonショッピングモールにアクセスして服や靴を試着してアバターをお洒落にしたり、友達とフルダイブFPSゲームを楽しんだりするようになりそうです。

このメタバースへの移行は、あまり表立って言われていることではない気がしますが、異世界転生ものやVtuberの流行など、ふわっとですが予兆があると感じています。

メタバース化した方が労働力も担保できるようですし、政府を含め社会全体でメタバース化を止めるベクトルは無いので、なんとなくメタバース方面に流れていくのは至極当然な事に感じます。
なので、「現実つまんないよね」「電脳化すれば異世界に行って楽しい生活ができるよ」というプッシュがあれば、「電脳化する」という助走がもうできているのではないかと感じます。

実際にメタバース化が進めば、娯楽の幅も増えると思うので何も悪いことではないと思いますし、必要であれば物理世界と併用すればいいだけのことなので構わないのですが、異世界ものの異様な流行り方にはこのような背景もあるのではないかなと思いました。

以上です。

次回記事

12月21日(土)18:00 同時投稿予定

「東京喰種から学ぶマッチポンプ・下」

「カルマってあるの?」

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