日本のマンガは歴史の本文(ポーネグリフ)?
※ネタバレ注意※
ONE PIECE/集英社の若干のネタバレを含みます。ご注意ください。
ONE PIECE/集英社を読んでいますでしょうか。
筆者は昔一度離脱してしまったものの合流して楽しく拝読させていただいています。
このONE PIECEに出てくるポーネグリフという石碑は、空白の100年と呼ばれる隠された歴史の人々が、後世の人々に何かを伝えるために古代文字で残したテキストです。
また世界中に30~40個程度散らばるこの石碑は、つなげて解読することで隠された歴史の全容が明らかになると言われています。
以前、別記事においてマンガ家さんとアカシックレコードの関係について話をさせていただきました。
筆者は日本のマンガやアニメが大好きですが、すべての作者さんはインスピレーションを同じところから引っ張ってきているのではないかと感じることがあります。
新世紀エヴァンゲリオン/カラーや風の谷のナウシカ/宮崎駿・スタジオジブリには光の巨人や巨神兵が登場しますが、太古の昔にこのような光景があったのではないかと。
攻殻機動隊/史郎正宗やPSYCHO-PASS/原案・虚淵玄は現実世界の未来の様子を描写しているのではないかと。
人気作品には共通して説得力があり、それが人々を惹きつける要因のひとつになっているのではないかと感じます。
話をポーネグリフに戻すと、作中にて「つなげて解読すると隠された歴史が明らかになる」という情報がでたときに、「何かマンガっぽい」と思いませんでしたでしょうか。
今、世間に出ている作品が過去・現在・未来を問わずこの世界の情報を断片的に引っ張ってきて作品に落とし込んだものだとしたら、これらすべての作品の要素をつなぎ合わせるとまだ明らかになっていない歴史や未来の様子が明らかにできるとしたら、作品に触れる楽しみも増えます。
あくまで仮説ではあるのですが、まったくあり得ない事だと断じてしまうのも難しいと思います。
また、本記事では「日本のマンガ」と表現しましたが、もちろん海外作品にも興味深いものがあります。ハリー・ポッターシリーズ/静香山社、ロードオブザリングシリーズ/Embracerやスター・ウォーズシリーズ/ウォルト・ディズニー・カンパニーなどもまったくのフィクションには思えない部分があります。
このような作品からヒントを得ることによって、未来の地球の様子が予想できるのも面白いですが、やはり解明されていない地球の歴史が分かればとても面白いのではないでしょうか。
巨人はいたのか、現代を超える科学文明はあったのか、宇宙人との戦争はあったのか、人間はどのようにして発生したのか、魔術や不思議な力は存在したのかなど。
あくまでフィクションとされる作品からの推察なので、証明できるようなものではないですが、娯楽作品が多くの人の興味を惹きつける理由はここにあるのではないかと筆者は思います。
以上です。