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サーバルポッドのないしょ話 【引き寄せの法則のウソとホント】

引き寄せの法則のウソとホント

Serval_pod

2024年11月16日 21:00

以前に別の記事で潜在意識について紹介しましたが、この潜在意識というワードとはじめて出会ったのが「引き寄せの法則」のという方もいらっしゃるかと思います。

「引き寄せの法則」は2006年に発表されたロンダ・バーン著のザ・シークレットが原点になっているかと思いますが、日本でもネットのスピリチュアルが好きな方を中心に大変流行りました。

未だにSNSやyou tubeでこのワードを聞くこともあり、おまじない程度のポジションで定着したのかなと感じています。筆者はこの「引き寄せの法則」に対して、「本当に効果があるのかな」とやや懐疑的なスタンスでしたが、潜在意識を掘り下げるにつれて、やり方しだいではいくらかの効果は期待できるのかなと思うようになりました。

しかし、筆者の考える方法はザ・シークレットや一般的な「引き寄せの法則」などで言われている、願望が既に叶ったところをイメージする、思考は現実化する、宇宙にオーダーをすると願望を叶えるリターンが来る、似たもの同士が引き合う等の内容と異なります。

筆者の認識する潜在意識のしくみを元に考えると、従来の「引き寄せの法則」では辻褄が合わなくなってしまうからです。

筆者は以前、無意識に自身の方法を行っており、そのときは恋人ができました。結果としていい思い出にはならなかったですが。

ネット等で調べたところ、筆者の考える引き寄せ方法と同じ意見は出ていなかったので紹介しようと思います。

従来の引き寄せ方法と筆者の考えるものの決定的な違いは「思考は現実化する」です。筆者の考えでは「思考は一番最後に現実化されたもの」となります。

どういうことかというと、以前書いた潜在意識の記事では「潜在意識は自分のみている世界の脚本」と表現しましたが、つまりこれは「自分のみている世界のバックグラウンドデータ」です。

このデータは先ず、波の性質をもつエネルギーとして展開し、次にオブジェクト(物質)化します。

自分の体も例外ではなくこの順序で肉体として展開します。自分を取り巻く環境や自分とかかわる人々、自分が手に入れるモノもすべてこのバックグラウンドデータと紐づいています。

そして、最後に認識下に展開されるのが「思考」です。

なので、目下の悩み事などを「思考」で解決しようとして頭を悩ませても、苦しくなる一方になります。「思考」が起点ではないからです。

例えると、わりとちゃんとしたレストランに行ったときに、先ずコース料理のオーダーをすると前菜、スープ、魚料理、肉料理、デザート、食後のコーヒーと順番に出てくると思いますが。

思考はこの食後のコーヒーにあたります。つまり、思考を変えて現実を変えるということは、食後にラッシーを飲めばどんな料理もカレーになると言っているのと同じです。

目の前に運ばれてくる料理そのものを変更したいときは、最初のオーダーを変えないといけません。

しかしこの場合、最初のオーダーは潜在意識のデータなので基本的には変更できません。

ただし、潜在意識のデータを目の前にポップアップしやすくすることは多少できると感じています。

潜在意識に自分が叶えたいことを叶えているデータが存在しているのに、その現実がなかなか展開されない原因として「執着」があります。

例えば、一番叶えたいことが「理想の恋人をつくる」だった場合に、普通に生活していれば「どうしたら理想の恋人ができるだろう」「出会いの場所に積極的に行ってみようか」「メイクや服の系統を変えてみようか」「新しい趣味を始めたほうがいいのだろうか」と頭で考えたりネットで検索したりすることになると思いますが、順番として「理想の恋人がいない現実」が先で「理想の恋人がいない現実に付帯する思考」が後に展開しています。

この現実を時系列で未来に引き延ばしているのが「思考」です。

ずっと同じことを叶えるために思考し続ける、つまり「執着」の状態になると展開された現実がそのまま継続します。

潜在意識には願望を叶えているデータも存在するのにそれをポップアップするのを防いでいる状態です。

では、叶えたい願望について考えないようにすればいいのかというと、それも結構難しいと思います。

職場で嫌いな人のことを「意識しないようにしよう」と考えてもなかなかできないのと同じです。

なので二番目に叶えたいものに「執着」して一番叶えたいものを無意識下に落とし込んで下さい。

一番叶えたいものが「理想の恋人をつくる」で二番目に叶えたいものが「フランス旅行」だった場合は、フランス旅行に行くための資金と時間をつくることを最優先にして計画を立て、節約や副業に励み、有給をストックして、フランスでどこをどのように観光するのか調査し、旅行中に着る洋服などを準備します。

根を詰めれば詰めるほど、「恋人のいない現実」を意識しなくなり「理想の恋人がいない現実に付帯する思考」が展開しなくなります。

ここも紐づいています。

この「フランス旅行」に「執着」している状態は、フランス旅行が返って遠ざかってしまいますが、その代わりに無意識下に落とし込んだ「理想の恋人」がポンっと目の前にポップアップしてくる仕掛けです。

潜在意識のしくみを逆に利用した方法です。

ちなみに理想の恋人ができた後は、「フランス旅行」が一番叶えたいことになると思うので、また「執着」する対象をスライドさせれば第一希望の願望から叶っていきます。

基本的にはこの方法を繰り返していくだけですが、その他に無意識下に願望が叶うというデータを落とし込んでいく手法があります。

ものによっては出来ないのですが、叶えたい願望がモノを所有する類だった場合は、お店などにそのモノを実際に手に取って「自分のもの」と一度だけ感覚を入力しておきます。

乗りたい車があるときは試乗だけして同じ事をしておきます。

お金持ちになりたいのであれば一度だけ高級なホテルに泊まって「これが日常」と思っておくといいかもしれないです。

一度、無意識下に落とし込んでおくことで、忘れたころにポップアップしてきます。

これが筆者の考える「引き寄せの法則」です。

筆者の体験を踏まえても、この方法なら多少効果が期待できると考えています。

もし叶えたいことがある場合は試してみていただけると嬉しいです。



上記は500円買い切りの有料マガジン「サーバルポッドのないしょ話」のサンプル記事です。

内容がぶっとびすぎていて有料フィルターをかけているものなので、やや攻めた内容になっています。

いまのところのラインナップは

今後も記事は追加していく予定です。

また、有料マガジンに不定期投稿することと漫画考察記事の不定期投稿を予定していることから、定期投稿を「毎週水曜日・土曜日18:00」から「毎週水曜日18:00」に変更させていただきたいです。すみません。

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