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【科学と魔術が交差するとき】結局スピリチュアルって関わらない方がいいの?【とある魔術の禁書目録】
※ネタバレ注意※
とある魔術の禁書目録/KADOKAWAの若干のネタバレを含みます。ご注意ください。
とある魔術の禁書目録の「科学と魔術が交差するとき物語が始まる―」は、とてもかっこいい小説の書き出しだと思うのですが、年号が令和になって数年たった今、科学と魔術の交差するときに差し掛かっていると思います。
ヒッグス粒子をご損じでしょうか。
ヒッグス粒子は素粒子のひとつで、素粒子というのは物質をバラバラにしたときに最後にののこる粒でこれ以上分割できないやつですが、2011年頃にヒッグスさんが発見しました。
何も無いところから炎や電気が発生したらいかにも魔術っぽいですが、これは火元も電極もない、つまりモノがないところから発生する必要があります。
ヒッグス粒子には質量がありません。
つまり「モノなのか?」といった状態です。
しかし、ヒッグス粒子は他の一部の粒子と物理干渉することができて、そのときだけ質量を持つ働きをします。
同じ質量を持たない素粒子としては光子(こうし)、要は太陽光や電灯の光などで確認でるあれですが、光子はそのままの状態ではいかなる粒子とも物理干渉を起こしません。
よくあるレーザーやビームライフルなどはプラズマの威力です。
ところがヒッグス粒子を操作できれば、モノがないところから何かしらの物理現象を起こすことができるので、すごい魔術っぽいです。
もっと言えば、もし人体からヒッグス粒子に干渉できる電磁波状のものが出ていて、それをコントロールできれば、人間の意思で空気中の原子以外何もないところから炎や電気を発生させることができるかもしれません。
話がかなり飛びましたが、質量を持たないのに物理干渉できる粒子の存在が認められた時点で、魔術やオカルトっぽいものも現実味は出てきたと思います。
ただ、素粒子としての性質が解明してしまえば、それはあくまで科学の範疇で魔術とは言えないかもしれませんが、実際に現象を起こせるのが魔術を使える人間だけなら「科学と魔術の交差点」状態かなと感じます。
話は本題に入りますが「結局スピリチュアルって関わらない方がいいの?」について、筆者は7:3から8:2くらいの割合の少ないほうでスピリチュアルは取り入れたほうがいいと思います。
確かに、巷にあるスピリチュアル商品やパワースポットやスピリチュアリストさんなどは「信じても大丈夫だろうか」と感じてしまう場合も多いです。
しかし、経営者さんや社会的に成功されてる方は結構スピリチュアルに傾倒していることも多いです。
筆者の知っている経営者さんもみんなパワーストーンをしていて馴染みの神社と神様があります。
要は「科学やロジックに全振り」「スピリチュアルに全振り」してしまうとバランスが取れなくなってしまうので、どちらもある程度信用しているという状態がいいのかなと。
一般的には、スピリチュアル好きな方はパワースポット巡りや御朱印集めが趣味の場合が多いと思いますが、もう一歩踏み込んでもいいのかなと思います。
スピリチュアルとは不思議なものにご利益や助けを求めることかと思いますが、どちらかというと不思議なことを研究していくような感じで、神社などを訪れたら、自分がどういう感覚になるか観察したりするのが楽しいのではないでしょうか。
ちゃんとした卸しの店で買うのなら高いパワーストーンもありかなと思います。
なんせ今は「科学と魔術が交差する時代」なので、時代の流れに乗ってスピリチュアルを掘り下げるなら今かなと感じます。
以上です。
次回記事
12月14日(土)18:00 同時投稿予定
【ヒソカは属さない】HUNTER×HUNTERから読み解く帰属意識
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