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アーティゾン美術館に行きました

 こんにちは!せるです。
 バイトを辞めた記念(3日しか働いていませんが…)に行きたいなあと思っていたアーティゾン美術館に行ってきました。
 印象派の絵画数点、メインは抽象画が展示されていました!撮影可能な作品を何点か撮ってきたので、紹介と感想を書いていきたいと思います。

《モンマルトルの風車》 ファン・ゴッホ

一番観に行きたかった作品!
風車の羽根が紺色で空の色とよく調和しています。

 ゴッホと聞いたら真っ先に思い浮かべるであろう《ひまわり》や《星月夜》とは違った落ち着いた色合い、遠目から見ると丁寧に見えなくもないですが、近づいて見てみると印象派、ポスト印象派らしいざっくりとしたタッチで描かれています。
 ゴッホは一番好きな画家なので《ひまわり》も近いうちに観に行きたいです!ふんわりと雲の塗りに赤系の色が加えられているのもアクセントで素敵。

《黄昏、ヴェネツィア》 クロード・モネ

夕焼けっていいですよね。
電車から眺める夕焼けが一番好きです

 ヴェネツィアと言ったら運河!のイメージが強いものの、この作品はあえての海?湖?を描いているのがとても印象的でした。
 国立西洋美術館にある《睡蓮》よろしく、モネは結構彩度の高い色をアクセントで使っていますがくどくならず寧ろ絵にまとまりを与えていて、私も絵を描く時には結構インスピレーションを貰ってます!モネの色遣いがすき。
 建物の影もぼうっと広がっていくようなイメージで、夕焼けの持つノスタルジックさがひしひしと伝わってきます。

 ここまでが印象派、後期印象派の作品です!
 正直このあたりの絵を観たいが故に足を運んだ部分があるのですが、一部屋分しか展示スペースがなくてちょっと悲しくなりました…
 このあとの部屋は抽象絵画、あと各階に彫刻作品が置いてあったのでそれを紹介します!
 

《入口、1961》 マリア=エレナ・ヴィエラ・ダ・シルヴァ

今回見た作品の中で一番衝撃を受けた一作
こんなのどうやって描くんだろう。

 バグったPCみたいなのがある!?なにこれ!?っていうのが第一印象でした。題名は入口になってるけど入口というよりなんかが出てきそう。ネットができるよりも前に描かれた作品なのに、こんなにインターネットっぽいの、凄い。
 キャンパスの端もガッサガサになってて全てが混沌に包まれてました。画面上部に黒、画面下部に白を使ってるのも対比的。

作品名確認してくるの忘れちゃったやつ…

画質があまり良くないので分かりにくいですが、絵の具がこってり目に塗り重ねられていて立体的な部分があります。
肉眼で見た時の迫力がすごい
角度を変えて撮った写真!
ボコってしてるのが分かりますかね?

 もうこの作品は写真だけじゃ魅力が伝わらないので実際に見に行って欲しい!同じ作者さんのもっと大きめの作品もありました。そちらも同様に絵の具が立体的に塗り重ねられています。
 見たら分かる通りすっごくカラフルな作品!でもバリバリ原色が使われてるんじゃなくて、抑えめのカラーで構成されているから見てて楽しくなるごちゃごちゃ感 俯瞰して見ても細かく見ても違った楽しみがあって見応えアリ🔥

おまけ
各階の彫刻作品たち

古代エジプトの彫刻作品
古王国だったかな?
《勝利の女神》
詳細が書いてなかったので勝利の女神アテナを彫ったものなのか、「勝利の象徴(分かりやすく言うと擬人化)」なのか不明ですが…
別角度から
かなり近寄って鑑賞できるので彫った時の表面の傷までじっくり観察できます。
服の皺の表現が美しい!
後ろから!
彫刻作品は丸々1個の石から掘り出してるわけでなく、ある程度パーツ分けして後から繋げることが多いのですが、翼と髪の部分に繋ぎ目が見えます

感想まとめ

 アーティゾン美術館に行ったのは今回が初めてだったのですが中々楽しめました!東京駅の方に来る機会もあんまりなかったので途中途中散歩も楽しめていい収穫です。疲れちゃってフラフラしたけどね…
 休日の午後だったのもあって人はあんまりいなかったかな?外国人の方多めでした。
 作品について言うと最初の方にも書いた通り抽象画がほとんど(集合体恐怖症の人にはキツイ作品あり、私もダメでした…)、ぽつぽつ印象派の絵画とおまけでつけた彫刻作品が各階にある感じです。現代アートが好きな人はかなり気にいるんじゃないでしょうか?今回は展示させていませんでしたがモネの《睡蓮》も時期によってはあるみたい。
 
 ここまで読んでくださってありがとうございました🙇‍♀️初投稿なので拙い文章ではありますが、今後も気が向いたら投稿していきたいです…

今回訪問した場所
アーティゾン美術館/📍東京都中央区京橋一丁目7-2


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