挫折と進化 第二話
小5に進級し、野球チームも高学年扱いに。
トップチームの一員として練習に参加する。
そして監督も変更となり、新体制で
戦うことになった。
しかし、練習が始まるや否や厳しい檄が
飛んだり、辛い練習や走り込みが続いた。
これが嫌になってしまった〇〇は
練習に行きたくなくなる程になってしまう。
そしてある日のことだった。
普段セカンドをレギュラーで守っている
“蓮”というやつがいた。
彼はとても守備が上手く、足も早かった。
ただ、不慮の事故で腕を骨折してしまい、
試合などを欠場せざるを得なくなってしまう。
そして彼の代役として〇〇が選ばれた。
今の現状に一矢報いるため、練習にも
熱が入る。
しかし、〇〇はある異変に気づく。
そう。蓮が〇〇を睨みつけていた。
蓮はレギュラーを奪われることに焦りを感じ、
〇〇を精神的に陰から追い詰めていた。
それでも、〇〇は負けずに練習を続ける。
すると蓮は新たな手を打つ。
そう。無視をするようになったのだ。
これが功を奏してしまったのか、
完全に〇〇は練習に行くのが
嫌になってしまった。
それから練習に行かなくなった日々が続き、
辞めることを考えた時期もあった。
それでも、仲間の声を借りながら、
なんとか少しづつ慣れていき、
練習にも顔を出すようにもなった。
その後蓮は練習に復帰し、〇〇とも和解した。
そして〇〇は外野手に転向して練習に参加し、
試合にも出してもらえる程になった。
その後一年を終え遂に6年。
しかし、〇〇たちには大きな試練が
待っていた。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
遂に5年を終え、6年へ。
待ち構える最後の試練とは?
次回をお楽しみに。