あるものを寄せ集めてつくる
大阪の平野という下町で、金属塗装業の社長(言うたら町工場のオヤジ)をしたり、カフェサクエバのオーナーだったり、不動産オーナー業をしたり面白いと思う事には手を出してしまいがちな50歳のおっさん!
今日は町工場カフェサクエバの作り方と似ているなあという考え方があったので紹介します。
最後まで読んでいただければ嬉しいです😊
1 他と同じ手法で考えたら同じようなモノができる
https://www.banger.jp/movie/24547/
こちらご存じでしょうか?シュバルの理想宮。内容はリンク先の方で確認していただくとして、拾ってきたものを積み上げて作り上げたことが驚愕です。
設計図はないですから、材料を見てイメージを膨らませていったのでしょうか。とても一人でやったとは思えません。人間の情熱と時間のたまものですね。すごいです。
先日テレビで見た話です。建築会社の社長がお店をつくるときの手法として、簡単なラフ画だけ作って材料も決めずに施工を進めながら決めていくと言ってました。そんな行き当たりばったりのやり方があるんだと驚きました。
よくよく考えたらサクエバの作り方もそんな感じだった。ありあわせの材料とにらめっこしながら完成していく様は、見ていてとても不思議な感じでした。
できるだけ詳細な設計図をつくって、必要な材料をそろえて工程をしっかり組んで作っていく。建築世界では当たり前のことだし、製造業でも完成形を詳細に決まらないと仕事はできないです。
それはそれで効率的な方法なのですが、ぶっ飛んだ発想の作品や突き抜けた仕事をしようと思うと、前例や成功事例からは難しいという事です。
2 失敗をしたくない
仕事や作品をつくるときに、評価されたい売れたいというのは必ずあるので、受け入れられるものをつくろうとする。誰も見向きもしないものをつくっても仕方ないですから。
一人で楽しむ分には別です。何の問題もない。
商業的に失敗したくないから、これまでの成功事例や実績のあるものに寄ってしまう。
効率を求めていく日本の社会では難しいのかな。
3 サクエバはどうだったのか
そもそも成果や利益を求められていないから、サクエバは好きなように作れて他にないものができた。
真似は難しいと思いますが、最初に詳細な設計図をつくってなかった(つくれなかった?)ので、やりながら作り上げるという事に自然となった。
工務店さんにお願いしたら絶対にそのやり方ではやってくれません。どこかにはそんなサービスをやっている方はおられると思いますけど。
考えるな!感じろ!これどう?むっちゃかわいいやん!こんな感じにしようよ。
DIYで作りながら、かわいいという言葉があふれてました。
途中でいいと思った方に変えていけた。これが良かったんでしょうね。
4 常識や前例にとらわれるなとはいうものの
とはいうものの現実は大成功を狙うよりは、組織が方針で明確にしていない限り失敗をしないように力が働きます。
間違いない。責められたくないし、自分を守る方に走ります。
面白いことに挑戦するには、ばくちはできないので死なないようにだけしておくという事が大事という、あまり面白くない結論になってしまいました。見せ方としては死んだ!はありですけど。面白いから。
最後にお知らせをさせてください。
5月18日に町工場サクエバにおいて、化粧水のクラファンで1100万目標達成したトクさんと飲み会やります。
日本酒が好きな方もそうでない方もワイワイやりましょう!
本日も一席ご購入いただきました!
残り6席になりました。お早めにどうぞ😊
開催場所はこちら💁
最後までお読みいただきありがとうございました!