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何となく手に取ってみた一冊だったが
大阪の平野という下町で、金属塗装業の社長(言うたら町工場のオヤジ)をしたり、カフェサクエバのオーナーだったり、不動産オーナー業をしたり面白いと思う事には手を出してしまいがちな50歳のおっさん!
今日は『シャイロックの子供たち』が映画になるようなので、小説読んでみて感じた所感を書いてみたいと思います。
最後まで読んでいただければ嬉しいです😊
1 短編小説かと思ったが
本を読む習慣はあるけど、なかなか小説を読むことがなく、普段は実用書やビジネス書を読みます。
それでは幅が広がらないなと思い、一年前くらいから小説を意図的に読むようにしています。
その中でも池井戸潤は以前にも読んだ事があったので、これは間違いないかなと本屋で見つけて買って帰りました。
いきなりその期待は裏切られました。悪い意味ではなく、第一話を読み終わって第二話に進むと話が切れてる?
ん?話が全然変わってる。ただし、舞台は同じだ。
まあいいやと読んでいくと第三話になったらまた登場人物がガラッと変わっている。
短編小説かと思い、それにしては中身薄いなと正直思いながら進んでいった。
ところが途中からそれぞれのストーリーが繋がってきて、一気に引き込まれていきました。話の回収の仕方が絶妙でした。
2 人数分の人生がある
東京第一銀行だけでも登場人物がかなりいます。各話毎に主人公が変わる感じで、進んでいきます。
銀行の人間模様も見れて、ドロドロ感が最高です。
表に見えている人物の顔と裏の顔のギャップがあったり。
その反面自分の出世が1番の支店長と副支店長は一貫して、自分のためには部下を蹴落とす事も厭わない。
それも最後は回収されることになります。
ただ単に嫌なやつというだけで終わるわけではなかった。
という感じで、現金の紛失事件を背景に様々な人間模様を堪能できる一冊です。
3 映画に対する期待感
もうすぐ映画公開が近づいてきています。
オリジナルの脚本という事で、どんな仕上がりになっているのかわかりません。宣伝を見てると見たくなってきたので、行こうと思います。
テンポよく進んで楽しめそうな感じですが、泣ける部分もありそう。
最後にお知らせをさせてください。
5月18日に町工場サクエバにおいて、化粧水のクラファンで1100万目標達成したトクさんと飲み会やります。
日本酒が好きな方もそうでない方もワイワイやりましょう!
本日も一席ご購入いただきました!
残り6席になりました。お早めにどうぞ😊
開催場所はこちら💁
最後までお読みいただきありがとうございました!