マインドセットで未来が変わる(ウラケンさんはなぜレーサーになれたのか)
2022年11月8日朝、東京でのウラケンさんの会社の20周年記念パーティーの疲れのために、1日遅れて「ウラケンの聞くだけでお金持ちになるラジオ」をいつものようにシャワーを浴びながら聞いた。たいていは不動産投資に役に立つような話などが多い番組だ。
会社の20周年記念パーティーからの2次会3次会で「ウラケンさんはなぜマレーシアに移住したのですか?」「レースをやり始めたきっかけは何ですか?」と、来る人来る人に幾度となく質問されて何度も同じ回答をするのが大変だったのためかその理由について放送で話されていた。
2022年11月7日に放送された「趣味を突き詰めたら世界に繋がった話」
その内容はこうだ。
2007年にあるテレビ番組見たところから始まったらしいのだがその番組は「ガイアの夜明け」。
日産 GTR の開発の ストーリーをやっていた。ウラケンさんは当時スポーツカーやスーパーカーなど全く興味がなかったらしいし、乗ったこともなかった。そのスポーツカーよりも開発する責任者に釘付けになったらしく、その人物が現在Voicyのパーソナリティもやっておられる水野和敏さん。当時日産は経営破綻の崖っぷちから再建中で、日産の顔ともいえる絶版中の GTR を 復活させて復活の狼煙を上げるというプロジェクトを全権委託されたのが水野さんだった。 日産のレースの黄金時代を築いた名監督であり名レーサーを育てた監督でもあったらしい。
「4年でポルシェを超えるは和製レーシングカーを作る」というプロジェクトの全権を委託されてチーム作りからやっていくっていう姿がガイアの夜明けで放映されていた。
めちゃくちゃ衝撃を受けて、こんなすごい人が作る和製スーパーカーに乗ってみたいと思って、予算もないのにとりあえず試乗車がないか調べてみたら日産の本社のサイトに試乗会の受付があってでもそれを申し込んだところ、なんと200倍の確率で当選。それで試乗会の当日に「踏んでいいですよ」って言われて、アクセル踏んでみたら富士急ハイランドドドンパに乗ったぐらいの加速Gで血が全部体の後ろに行っちゃうみたいな感覚。これはすごいということでその足でディーラーに行って GTR を申し込む。半年待ちと言われたけど待てないから「そこの展示車売ってください」と言って一か月後に納車。忘れもしない2008年の4月2日。納車になって中央自動車道、富士五湖道路そして中央東名から東名高速帰ってきて、すごいなすごいなーって思って運転して帰ってきて首都高でオービスがピカッ!納車の初日に60 km オーバーでいきなり90日免停になったっていう衝撃の出会い。
ここまで聞いただけでも、かなりいっちゃってる感じの印象を受けますが、
ここで終わらないのでこの投稿が存在します。話はさらに続きます。
どうしても水野さんに会いたくて当時で日産の一泊二日のガチなレーシングスクールって言うかサーキットイベントがあってそれに参加した時に、水野さんに「どうしてこんな車が作れるのか?どうしてこんな短期間で作れるのか?」って根掘り葉掘り聞いて、ついには「ドイツの開発現場に行きたい」と発言。本当に一般人として開発現場に行き朝礼に一緒に参加するみたいなことになる。それから懇意にしてもらい、その流れで「今度GTRのワンメイクレースやるけど出る?」と聞かれて「やります!!」と。
そうやってレースの世界に飛び込む。
海外不動産の仕事などで行くようになったマレーシアのセパンサーキットで走りたいって知り合いに言ったら地元のレーシングチーム紹介された。そこでテストさせてもらったら「お前結構やるじゃないか」みたいな感じで次の年から一緒に乗ろうという話になった。
ここからから海外不動産のビジネスに繋がっていったり、自分でレーシングチームを運営したり、車のパーツを販売したりマレーシアにも移住することになったっていう話。
この話をシャワーを浴びながら聞いた私は頭をぶん殴られたようなものすごい衝撃を受けた。
実は私は車が大好きだった。学生の時はバイク部に所属していたし、車も86を学生なりのアルバイトで出来る範囲でかなりいじっていた。
就職してある程度の給料が入るようになったら、中古のロールバー入りのマーチを買ってきてジムカーナに参戦したりしていた。一緒に始めた友人は資金力があったため、その後全日本ラリーを経てスーパー耐久まで上り詰めていった。一方で、私はお金がないという理由を言い訳にして、希望に蓋をして車で速く走る競技をあきらめた。そしてお金がかからない分野に進んだ。
そして車好きの私の小さな炎の今の目標は次の車にアルトワークスを買うことである。
レース界で活躍するウラケンさんと私の現在にはこんなに差ができてしまった。(勝手に比較してごめんなさい。ウラケンさん)
ウラケンさんと私には決定的に違うところがある。
それは、興味を持ったことに対してつきつめる熱量の差!
自分ではまぁまぁ他人よりはつきつめてると思って生きてきたけど、あたりまえだけど上には上がいる。
わかってはいるけど足元にも及ばないことが悔しい。
どこかで仕事を言い訳にしているのかもしれない。時間とお金を生み出す勇気と熱量がないのだ。
2022年11月8日、このことに気づいた私は生まれ変わる!
人生の残りの時間をより強く燃焼させる!
もしよかったらウラケンさんの話聞いてみてください。