既存勢にもオススメ!ハーフデッキが面白い理由
どうもセロリです。前回ハーフデッキでポケカを始めるといい理由という記事を書かせていただきました。プレイヤー向けにめっちゃ簡潔に説明すると『ハーフを使うと新規を勧誘しやすいよ』って話でした。でも、やっぱり自分がハーフやって、楽しくなかったら勧めたくないじゃないですか。それにいくらポケカとは言え一切知らないルールに突っ込むのも怖いって物です。
という事で今回は既存プレイヤーにもハーフは楽しいのか、楽しかったとしてどうな風に楽しいのか、深掘りしようと思いますᕦ(ò_óˇ)ᕤ
そもそもハーフデッキってなんぞい?
ハーフデッキとは山札30枚、サイド3枚同名カード2枚まで、その他は全部一緒ってルールです。詳しくは前回の記事をm(._.)m
ゲームとしてどこが面白いの?
まず一つ、一戦が速く終わる
ポケカって普通にやっていると少なくとも30分位かかるじゃないですか、そうすると、中途半端な時間に終わっちゃった。でも今からもう一戦やる時間がない、そんな時にハーフデッキを一つ持ってるとちょうどいい時間潰しになるんです。
次、デッキが事故りにくい
ハーフデッキはデッキが30枚なのに対し初期手札は7枚のままです。つまり、デッキの中からカードが引き込みやすく事故って負けるという事がかなり少なくなります。全体的に縦引きが強いのでホップがバカに出来ないなんて事も多々あるとか、
最後、普段活躍できないカードが強くなる!
これは後のパワーバランスの話で詳しくするのですが個人的にはハーフの一番の面白いところです、ハーフの特徴『山札30枚、サイド3枚、同名カード2枚』これがうまいこと噛み合って強化されたり、はたまた弱体化を喰らったり、そんな普段見れない戦いを見られるのもハーフの良い点です。
じゃぁ、面白くないところはあるの?
こんだけ面白い所を上げるなら、一切の不満点がないかと言われたら、全くそんな事はありません。じゃなきゃ60枚デッキが面白くなくなるからね( ・∇・)
一個目、一戦が速く終わる
アレ、これさっきメリットだったじゃん?
実はメリットでもデメリットでもあります。最近出てきたtag team、VMAX、この2つのシステムはポケモンがきぜつするとサイドを3枚取られてしまいます。つまりハーフだとポケモン1匹で一気に負けてしまうんですよ。この事を面白くないと思う人も一定数いるかと思い挙げさしてもらいました。
二個目、サイド落ちが痛い
ハーフは同名カードを2枚しか入れられない仕様上、メインアタッカーが1枚落ちると残り1枚でやりくりしなきゃいけないんですよ。今のスタンダードレギュレーションだとサイド落ちを解消するカードが少ないので構築が縛られる点かなと思います。
三個目、雑に強いパワーカード
これは後で詳しく話すのですが、レギュレーションマークB〜Cの間にハーフの存在を忘れて作られたようなカードが何枚か登場しています。コレによってハーフバトルでパワーカードが一種のデッキに集まってしまったので、ここに取り上げさせてもらいました。
ここまで3つ、ハーフの面白くない点を挙げさせていただきましたが、
この欠点をどうやって乗り越えるか
コレもハーフの面白さだと思っています。VMAXを全力で死守する、1匹に依存しない戦い方をする、クソ強いデッキのメタを見つけて勢力を落とす。やり方は色々あります。そこを楽しめれば貴方も立派なハーフプレイヤーです(゚∀゚)
ハーフのパワーバランスってどんなん?
ここからはハーフの場に来て強くなるデッキ、弱体化するデッキを見ていこうと思います。
弱くなる環境デッキ
ここでは、環境にいるマッドパーティーとムゲンダイナの2デッキを見ていきます。
マッドパーティー
まずは、マッドパーティーの効果を見てみましょう
自分のトラッシュにある、ワザ「マッドパーティ」を持つポケモンの数×20ダメージ
効果を見る通りトラッシュにマッドパーティを送らないといけません。現在マッドパーティを持つポケモンは、バリコオル、デデンネ、ポットデス、デデンネ、の4種。普通に60枚で遊ぶ場合最高打点は同名カードを4枚入れられるのでアタッカーの一枚を除いて
20×(4×4-1)=300
でめっちゃ上振れれば300ダメージ、普通でも約200ダメージくらい、ですがハーフに来ると同名カードが2枚しか入らないので
20×(4×2-1)=150
でどれだけ頑張っても普段の半分しか出ませんさらにここからサイド落ちなども考えると...
望んでいた高打点を出すのは厳しいかなと。
ムゲンダイナ
まずはムゲンダイナのテキストから
特性
ムゲンゾーン
自分の場のポケモン全員が悪タイプならはたらく。自分のベンチに出せる悪ポケモンの数は8匹になり、別のタイプは場に出せない。(この特性がはたらかなくなったとき、ベンチが5匹になるまでトラッシュする。)
ワザ
ドレッドエンド 30×
自分の場の悪ポケモンの数×30ダメージ。
見ての通りベンチにポケモンを並べてボコボコにするデッキです、あれ?コイツは別に弱体化してなくね?そう思うのも仕方がない、ってか僕も思ってた。コイツが弱体化されたのにはデッキが30枚しかないという所にあります。用はムゲンダイナって1匹で殴るにしてもベンチに8枚とムゲンダイナVMAX、進化元のムゲンダイナVの最低でも10枚のポケモンを入れる事が確定するんですよ。それをハーフでやるとデッキがギチギチになりかねない。そういう理由で書かせてもらいました。
強くなったデッキ
ここからはハーフの特徴をいかして強くなった3デッキを紹介します
LO(ライブラリアウト)
相手の山札をトラッシュし山札切れを狙う俗にLOと言われるデッキタイプはハーフではかなり輝きます。理由は簡単、相手の山札が元々30枚少ない状態からスタートするから。相手がシロナや博士の研究しかドローカードを入れて無かったら簡単に勝てます。ただ相手があまり山札を減らさなかったり山札の回復手段を多めに入れたデッキだと負ける事もしばしば
ドタンバタックル
まずはドタンバタックル(ドリュウズ)のテキストから
どたんばタックル 30+
自分の山札の残り枚数が3枚以下なら、150ダメージ追加。
このデッキは自分のデッキを削る代わりに高打点を出せるよってデッキです。
あれ?コイツLOにボコられない( ´Д`)
はい、基本的に勝てません٩( ᐛ )و
ただその他のデッキにはめっちゃ強く出れます。ある意味コイツがハーフの環境を保っているのかも。
UB(ウルトラビースト)
面白くない事の欄で挙げた一種のデッキとはコイツのことです。このデッキタイプだけは頭一つ抜けてます。理由はこのカード
ビーストリング
このカードは、相手のサイドの残り枚数が、4枚または3枚でなければ使えない。
自分の山札にある基本エネルギーを2枚まで、自分の「ウルトラビースト」1匹につける。そして山札を切る。
ハーフデッキは最初からサイドが最初から3枚なので1ターン目からこのカードを使えてしまうんですよ、何か勝てそうな兆しがあるので、今頑張ってコイツへの対策を考えてます
(`・ω・´)
ハーフに来ると強いカード5選
ここからはハーフという場に来た時カード単位で強くなるものを見ていきます
ビーストリング
理由はさっき話した通り、1ターン目からグッズで2エネ加速はどう見ても強い。それだけです。
スーパーボール、マサキの解析
マサキの解析
サポート
自分の山札を上から7枚見る。その中にあるトレーナーズを2枚まで、相手に見せてから、手札に加えてよい。残りのカードは山札にもどして切る。
スーパーボール
グッズ
自分の山札を上から7枚見る。その中からポケモンを1枚選び、相手に見せて、手札に加える。残りのカードは山札にもどして切る。
互いに[山札を上から7枚見る]という効果を持っています。この7枚は60枚デッキの時と比べると序盤の安定感が段違い、終盤は山札が7枚以下という状況が割とあるのでそうなったら確定サーチ、マサキは特性を使うならブルーの探索の代わりにや3、4枚目のブルーとして安定感を高めたり。スーパーボールに至ってはクイックボールやしんかのおこうをしのいで採用する事もかなりあります。、
アローラベトベトン(いかものぐい)
特性
いかものぐい
自分の番に、このカードを手札から出して進化させたとき、1回使える。相手の山札を上から6枚見て、その中にあるグッズを、好きなだけトラッシュする。残りのカードは山札にもどして切る。
前述したLOが強いと、○枚見るが強いのハイブリッドみたいなカードです。コレで相手のグッズをトラッシュするだけでなく、猿知恵などで固定したデッキトップも崩せるのが良い点。そしてこのポケモン、回収ネットが対応しているのである程度使い回しが出来る、強い!
リセットスタンプ
グッズ
相手は相手自身の手札をすべて山札にもどして切る。その後、相手は相手自身のサイドの残り枚数ぶん、山札を引く。
個人的に、ハーフで一番アバレンジャーしてるカードですᕦ(ò_óˇ)ᕤ
先行1ターン目から相手の手札を3枚にできるのはいくらハーフとはいえかなりキツイ、それでもワンチャン何とかなるのと全てのデッキが平等に使えるのが許せる点かなって感じです。
実際のデッキを一例に
ここからは実際に僕が使ってるガチデッキとネタデッキ、各一個ずつ見ていきます
シロデスナLO
その名の通りシロデスナで相手の山札を削っていくデッキです変わったところでいうと、スナバァのタイプを変えてオーキド博士のセッティングで全員持って来れるようにしています。
オーキド博士のセッティング
サポート
自分の山札にある、それぞれちがうタイプのたねポケモンを3枚まで、ベンチに出す。そして山札を切る。
ホエコイシャトレーヌ
tag teamが1匹きぜつすると負ける
↓
デッキ内のポケモンtag team1枚でよくね?
そんな発想から生まれたデッキです。コレはデメリットも楽しむ、〈一つの形〉だと思ってます( ´∀`)
デッキの話に戻すと、スマホロトムから繋がるきんのたまとかも面白いかなって思いました。
きんのたま
グッズ
このカードは、自分の番のはじめに、山札からこのカードを引いたとき、手札に加える前に使う。
自分の山札を3枚引く。
最後に
こんなクッソ長い記事を最後まで読んでいただき本当にありがとうございました(*´∇`*)
今回の記事で色々感じられたかもしれませんが、もし怖い、カオス、そう思った人がいたら一回だけでもいいので片足突っ込んでみて下さい、結構シンプルです。ハーフは元々ちびっこがカード集めるの大変だよねって公式が作ったものですから。
そしてもし興味が湧いた人がいたら、是非やってみてください!!前の記事でも書きましたがハーフはポケカを始める踏み台みたいな物で、ハーフが知れ渡ればより一層ポケカ人口が増える。僕は本気でそう信じています。
これから一つ世界の開けた良いポケカライフを╰(*´︶`*)╯♡