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専修大学キャンパスツアー(生田編)

 皆様、お久しぶりでございます。
 そして、無事に大学への進学を決めた皆様、本当におめでとうございます!貴重な大学生活を思う存分に楽しんでください!
 
 今回の記事では、4月から専修大学へ入学する人向けに専修大学のキャンパスについて紹介します。すでに専修大学の学生である人も、まだ受験校が決まっていない高校生の方々も、ぜひこの記事に目を通していただければ幸いです。

*この記事の信頼性は担保にできません。全て鵜呑みにしないようお願い致します🙇‍♂️
*2023年3月3日現在の記事です。



生田キャンパスとは……

 生田キャンパスは、経済学部・経営学部・文学部・人間科学部・ネットワーク情報学部の学生が通う場所です。1948年に校舎が建てられて以来、数々の歴史を歩んできました。生田という場所は、都心へのアクセスの良さから、キャンパスを建てるにはもってこいの場所だったみたいです。
 ならいいじゃんと思うかもしれませんが、その分デメリットもいくつか存在しています。
 一つ取り上げるとすれば、それは立地の悪さです。
 「えっ!都心へのアクセスがいいって言ってたよね!?」
 おっしゃる通りです。確かに都心へのアクセスは十分だと思います。実際、最寄の向ヶ丘遊園からは、新宿・大手町方面へ1時間程度で通うことが可能です。しかし、駅から大学までの道のりは過酷そのもの。初めて訪れた人は、そのきつさから愚痴をこぼすでしょう。
 生田キャンパスは丘の上に建てられているため、必然的に坂が多くあります。もちろん、通学路も急な坂道です。10号館の方に行けばまだましですが、そのまま坂を上っていくと、傾斜がどんどん急になります。登山だと言っている学生も数多くいますが、確かにその発言は的を得ています。
 一応、専修大学行きのバスが通っていますが、学生にとっては結構使いづらいです(あざみ野行きならまだ良いかも)。諦めて、徒歩で通うことをおすすめします。
 以上、デメリットを長々と語ってしまいましたが、広々としたキャンパスは、それに負けない最大の利点です!ここからは、一つ一つの校舎について紹介していきます。

10号館


10号館

 10号館は、生田キャンパスの中で1、2を争うほど大きな校舎です。6階建てで、L字型の構造をしています。
 1階は、広々とした空間になっている学生の玄関口です。アカデミーモールと呼ばれていて、学生の溜まり場や勉強場所など様々な形で利用されます。人の往来が激しいため、お弁当販売や一部イベントのために利用さているイメージがありますね。また、情報コアゾーンといって自習や映画観賞ができるスペースも備えられています。空きコマを利用して、課題やテスト勉強に取り組むのも良いかもしれません。17時なると閉まるので、そこだけ注意しましょう。その他、大教室とゼミ室も設けられています。
 2階は、教室と大教室のみの空間です。一応、カウンターみたいな勉強スペースがある他、9号館5階への連絡通路も通っているので、人通りはそこそこ多いイメージです。
 3階も2階と同様、教室と大教室のみとなっています。しかし、大教室は、1、2階にあるものよりも一際巨大な空間です。新入生ガイダンスや講演会など、多くの人が押し寄せてくる場合に利用されています。
 4階は、食堂やラウンジ、ホワイエがある休憩スペースです。ホワイエは、最近ビズリーチと提携したためか、壁にその社名が大きく刻まれています。食堂・ラウンジは、モスバーガーとスカイテラスと呼ばれるレストランが併設されています。モスバーガーは、言わずと知れた飲食店ですが、値段は断トツに高いので注意が必要です。スカイテラスは、100円ランチや300円定食(期間限定)の他、様々なジャンルの料理を楽しむことができます。ラーメン、カレー、唐揚げ定食は王道のメニューです。また、他にない魅力として、ソフトクリームを楽しむことができます。自分で作ることが出きるので、たまに失敗することも...…

スカイテラスの塩唐揚げ定食


 ちなみに、食堂はスカイテラスを含めて全部で4箇所あります。食堂の多さもまた、生田キャンパスの大きなメメリットです。定番となるメニューや特徴がそれぞれ違うため、ぜひすべての食堂を訪れてみてください!

 話を戻して、5階はゼミ室、6階は研究室の連なる空間になっています。研究室は教授の牙城であるため、オフィスアワーか事前に許可を受けない限り、立ち入りを許してもらえません。
 以上が、10号館の説明になります。専修大学の顔とも呼べる校舎で、学園祭の時はそこが中心となって動きます。9号館の説明も長くなりますが、それ以降はスムーズに進みますので、頑張って読み進めてくれればと思います🙇

9号館


9号館

 こことまた、専修大学の顔となる校舎です。大教室は一切ありませんが、教室の多さやアトリウムの存在から、多くの学生が集まる場所となっています。エレベーターホールを中心とした8階建ての構造です。
 1、2階は、学生が利用する機会の少ない場所です。1階の場合、玄関から入ると、センディのぬいぐるみがお出迎えしてくれます。去年は、ハロウィンとクリスマスにコスプレしていました。また、施設の利用許可を得る際に訪れる守衛室があります。2階には会議室があって、原則学生は立ち入り禁止です。
 3階には図書館があります。圧倒的な蔵書数を誇り、映画を借りることもできます。そして、地下には、時代や国籍関係なくありとあらゆる本が並んでいます。極めて静かかつ、迷宮です。
 4階には情報科学センターがあります。パソコンの操作で分からないことや不具合があった場合はすぐに駆けつけましょう。また、同じく設けられている端末室では、情報関係の授業が行われます。
 5階は先ほど言葉にしたアトリウムという場所と、CAVINと呼ばれるレストランがあります。アトリウムは、勉強や昼食に使われる事が多く、特に昼時は、席の奪い合いが発生します。そのため、多くの人が集まる非常に賑やかな場所です。食糧支援など、たまにイベントが発生します。CABINは、値段の平均値が高いものの、味のクオリティが結構高いです。私のおすすめは、鉄板焼き定食と唐揚げ定食です。100円ランチはありませんが、300円ランチは行っています。また、パンや弁当の販売も行っているため、多くの人が利用しやすい食堂と言えるでしょう。
 

鉄板焼き定食


 6階は端末室と学長室、7階は教室になっています。教室には、言語の授業でお世話になる人が多いかもしれません。また、6階からは、8号館3階への連絡通路が通っています。
 8階には教員室と書道室があります。教員室は、講師と呼ばれる教授より位の低い人達が滞在している場所です。主に、言語系の先生がこの部屋で控えています。また、期末テストで学生証を忘れると、ここに来て仮の証明書をもらわなければなりません。滅多にないことだと思いますが、お金がかかるので注意しましょう。
 9号館の説明は以上です。はしょった部分もありますが、そこはご了承下さい。同じく専修の顔と言えますが、裏スポットや図書館の存在から静かな校舎というイメージがあります。
 
ここまで長かったですねぇ。書くのに疲れました。8号館からはスムーズに進めます。

8号館

8号館

 1階に大教室、2階に教室、3,4階に研究室があります。日陰に埋もれている校舎のため、暗い雰囲気が漂っています。ある人は、ここを刑務所みたいと言っていました。
 屋上から入る性質上、良く分からない造りをしています。私は、入学したての頃、食堂館と勘違いして入った挙げ句、1階から出られずとても焦っていました。新入生の方々には、そんな思いしてほしくないです(>_<)
 あと、屋上には購買会がありますね。教科書を買ったり、雑貨を買ったりできます。漫画や人気の本も置いてあるので、ちょっとした書店みたいになっています(紀伊国屋書店が運営している)。

7号館

7号館

 地下に大教室、1,2階に教室、3階にゼミ室があります。それだけです。
 地下にはちょっとした勉強スペースがあって、授業まで結構時間があるときなど、暇を潰したいときにはちょうど良いです。

6号館

6号館

 廃墟です。
 


 (゜ロ゜)えっ??


 廃墟です。


 玄関に大学院と書かれていますが、その機能は3号館に移されました。Wikipedia によると、当初は学生寮として使われていたそうです。そこに、当時分散していた大学院を集約した結果、校舎としての役割を任されたというわけです。専修大学のホームページではそうした情報が載っていないため、謎の場所となっています。
 私個人としては、改築して新しい学部(理系)を作って欲しいです。

食堂館



食堂館

 VIEWと呼ばれるレストランが入っています。ここも、9号館と同じようにパンの販売があります(弁当の類いは販売されていません)。おすすめは、オムライスとカツカレーです。休み期間中も営業しているため、割りと優秀な食堂です。100円、300円ランチもやっているため、まさに学生の見方と言えるでしょう。

オムライス

5号館

5号館

 主に学生が利用するのは、2階にある2つの大教室です。そこで、期末試験やガイダンスが行われます。
 また、体力測定室などの体育専用の施設があるため、体育の時や部活などでお世話になるかもしれません。
 基本は、大講義室に行くことが多いと思いますが、その他にも色々な部屋があることを忘れないであげてください。

4号館

4号館

 4号館は、学生生活課や教務課などの事務所がある学生にとって非常に重要な校舎です。教室や大教室はもちろんのこと、心理学実験室も設けられています。心理学科の人達は、この校舎によくお世話になるかもしれません。
 4月は、新入生に向けた履修相談会をやっているので、ぜひ一度訪れてみてください!

生田会館

生田会館

 学生の溜まり場です。一見地味な建物ですが、専修大学における学生自治のトップと言っても過言ではありません。しかし、私自身分からないことが多いので他言は控えます。
 また、この建物には、最後の学食である赤レンガ食堂があります。他3つと比べたとき、隠れ家的な場所にはなりますが、それでも行列はできます。100円、300円ランチももちろんやっていますし、定食系のメニューにも特化しています。新しい食堂のため、他よりおしゃれだと思います。

300円応援ランチ


総合体育館


総合体育館

 温水プールやフェンシング場など様々な競技に対応した体育館です。自分の選んだ学科に体育がある限り、必ず訪れることになります。
 基本、体育の授業では、総合体育館の更衣室で着替えた後、各持ち場に移動します。総合体育館は土足厳禁の他、特殊なルールがいくつかあるので注意しましょう。また、体育の授業に遅刻すると玄関口で……😱😱😱
 体育は出席にかなり厳しいので、本っっ当に気を付けましょう!

3号館

3号館(画面奥)

 大学院です。教授と会う際に訪れます。また、大学院生の授業がここで展開されています。基本的にお堅いイメージのあるこの校舎ですが、最上階にある蒼翼の間は、宴会会場としても利用される場所です。行く機会は滅多にありませんが、そういう場所だと分かっていただければ、大丈夫です👍️

2号館

2号館

 2号館は、地下に大教室、1,2階に中小の教室があります。3号館に比べたら簡素な造りですが、座れる場所はかなり多く、地下だと隠れ家的な感じで勉強することができます。大教室も、LEARNING THEATER などと称されるように、お洒落な造りの教室です。

1号館

1号館

 写真左側の建物が教室、右側の建物が研究室棟になっています。
 左側の建物には、1階から3階に向かう直通階段がある他、地下にはcall教室やライブラリー(語学に役立つ本が納められている)といった語学学習を支えてくれる部屋が設けられています。
 一方、右の建物は、研究室棟になっていますが、ネットワーク情報学部の学生が関わることになりそう(?)な部屋がいくつか設けられています。
 1号館へ行く際、授業の組み方によっては、長い距離を歩く必要が出てきます。例えば、10号館1階で授業を受け、次の時間に1号館3階まで移動する場合、休み時間の15分は、あっという間に削れてしまうでしょう。
 キャンパスが広い分、移動距離の問題が大きく付きまといます。そのため、履修登録の際はどの校舎で授業を受けるのか、少し考えてみるといいでしょう(授業内容が最も重要)。

11号館

11号館

 心理学の実験などで使われる校舎です。発達心理学の実験で、子供や養育者の動きを観察するプレイルームもしっかりと設けられています。ここも、心理学科に所属する学生の一部が通うことになるかもしれません。


グリーントップ

グリーントップ

 学生相談室があります。授業で困ったことがあったり、思い悩むことがあったりしたら、すぐに駆けつけましょう。
 生田緑地のすぐ側にあることから、存在を知らない人も多数いる場所。

国際交流会館

 都合上、建物を撮影できておらず本当にすいません!

 国際交流会館は、専修大学に留学中の学生が暮らしている寮です。具体的に言うと、1年以内の期間中留学している学生と、寮内留学生として活動する学生、アシスタントの学生が共に生活している状態です。
 寮であるため、上記3種類の学生とキャンパスアシスタントに所属している学生(制約あり)のみ立ち入ることを許されます。
 厳しいルールこそありますが、それを守りさえすれば、留学生と交流できる大きな機会になります!新入生の皆様も、ぜひ大きな一歩踏み出して、海外の学生と友達になってみてはいかがでしょうか?

生田緑地

 専修大学の裏に広がっている森林公園です。美術館、博物館、科学館の老若男女が喜ぶ3点セットを持ち合わせており、昼時は明るい雰囲気に包まれています。枡形展望台からは、東京の絶景を見渡すことができるので、精神的が病んだとき、ここ来て癒されるのも良いでしょう。
 また、期間限定かつ、行くのに時間がかかりますが、バラ園に行くという選択肢も存在します。お洒落な雰囲気に包まれたいときは、ぜひ行ってみましょう。

まとめ

 いかがでしたでしょうか。この記事を見て、少しでも専修大学に興味を持ってくだされば幸いです。皆様が素敵な4年間を過ごせるように祈っております。
 次の記事は、神田編です。まだ3回しか行ったことがないので、詳しいことは分かりませんが、分かりやすく簡潔に説明しようと思います。


 ここまで読んでくださり本当にありがとうございました!!
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参考

「専修大学の歴史」.専修大学.
https://www.senshu-u.ac.jp/history/,
閲覧日2024年2月27日(火)

「専修大学」.Wikipedia.2024年2月17日(土) https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%82%E4%BF%AE%E5%A4%A7%E5%AD%A6,
閲覧日2024年2月29日(木)

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