何の強みもない自分に嫌気がさすが、何ができるわけでもないししたいわけでもない、ただ苦しい、という話

社会人3年目で転職を意識し始めて、つくづく自分のことが嫌いになっていく。

どうやら私は、何の強みもない、薄っぺらい人間らしい。

私の来歴を書く。

・無名ど田舎の偏差値ど真ん中文学部で文学研究のマネごとをする。(本が好きなタイプではない。ただ国語と英語が少しできたような気がしただけだ)

・学歴ロンダリングがしたくなり東大の院に進学し、研究のマネごとをする。(心理学をやったが、何もわからなかった。お情けで修了できたと今でも思っている)

・プログラミングの経験もなかったがプログラマとして内定し、その企業で2年半、Javaのエンジニアとして働いている。

私はつくづく世人が馬鹿にする様な、底の浅い人間であると思う

「学歴は見ずに実力を見ている。学歴はお飾りだ」

「TOEICは点数取れても実用的ではないし、無意味」

「何かをしたい、作りたいという情熱がエンジニアに大事。文句ばかり言うやつは不要」

世の中、何をどう見ても上記のような言説がまかり通っている。「情熱が一番大事だ。学歴や資格、点数やその場しのぎなどの上っ面やろうは不要だ」ということだ。

まず私が人にまともに誇れることはせいぜい最終学歴だけだ。それさえ、27を迎えた今となってはもう誰も重要視しない。どこの卒だろうと仕事ができる方が正義だ。

本物の東大卒は、私のような上っ面やろうとは違う人種なんだと痛感できたことが、大学院進学をして得られた学びだった。彼らは強い。

TOEICは800点は超えているが、これはTOEIC対策で勉強をした結果だ。全くしゃべれないし、聞くことも苦手だ。人より少し速く英語が読めるだけで、実生活にも仕事にも役立った試しがない。Google翻訳はすごい、ということだ。

私は仕事にも何にも文句をつけてばかりだ。それが自分が本当に頭がいいのだと誇示するために必要なのだ、と思っているのかもしれない。何故なのかは私も知らない。(知らないことにしてしまいたい。認めたら辛いので)

私はつくづく、君たちが馬鹿にする様な底の浅い人間だ。もし今後、上記のような底の浅い人間を馬鹿にしたくなったら、私のことを思い浮かべてくれるとスムーズだと思う。


情熱が持てない

世界を変えるとか、何かを成し遂げるとか、なにか一つ大きな情熱があれば、それがきっと自分を支えるのだろう。

サークルでダンスをやりましたとか、

Vtuberなりましたとか、

なるために頑張って絵を練習してますとか、

好きなVを応援するためになにかサービスを作りましたとか、

世の中には一つの事柄に対して強い情熱を持っている人が本当に大勢いると思う。私には何もない。

私はゲームとVが好きだ。だが、ゲームはいつも一緒にやっている人の跡を追いかけてばかりで、

Vも好きだ好きだといいつつなにか精力的に追いかけられているわけでもない。

しゃべるスキルもない、人にあって表面的でない会話をするためのセンスがない。私には情熱がない。

転職活動をしていて、現場の社員との面談はすぐにGOサインが出る。そして毎回、CTOや偉い人との面談で落とされる。

底の浅さを見透かされているのだと思う。

情熱がない私には居場所がない。薄っぺらなりに「薄っぺらじゃない自分」を演じようとしていたが、私は役者でもなかった。

これだけ辛い、悲しい思いをするならインターネットなんてないほうが良かった。

今の会社も辛いが、これから生きていくことも辛い。

何もしたくない。

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