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夢No.20190330 大御所と子役の狭間で

ほぼ毎日、フルカラーで音付きの夢を見ます。内容をひとに話すと「なんだそれは」と言われることが多々あるので、ときどき記すことにしました。寝起きに近い状態でのメモ書きなので、不適切な書き方もあるかもしれませんが、なるべく夢の臨場感そのままに綴っていこうと思います。


夢 No.20190330 

(※現実注 以下に記すことは現実にはありえないです。たぶん)

 会議室で、ドラマのスタッフと俳優が台本の読み合わせをしている。

 主演の大御所女優と子役女優の間にエキストラの私がいる。エキストラの私は、たったひとことを言うためだけに何時間も黙って待機していたが、結局そのシーンは来ないままお昼休憩。

 みんなでお弁当を注文することに。仕出し屋のメニューでは全品1000円。役者さんがそれぞれメニューを見て注文決定→ADさんがそれをメモして注文、という流れを大御所が打ち切り、自分が全員分おごると言う。どうやらこの流れはお約束らしく、みんなが沸く。

 と、子役が「わたし千円払います!!」と言う。

 若い子はおごられておきなさい、と穏やかにたしなめる大御所に、子役はなおも続ける。

「知らない人におごってもらっちゃだめだってお母さんが言ってた!」

 大御所は明らかにムカついている。

「知らない人じゃないでしょ?」

「知らないです」

「あんたんちテレビ無いの」

「ないです、全部ネットで済むんで」

「ここで会ったらもう知り合いじゃないの」

「道ですれ違った人みんな知り合いってことですか?」

 子役が千円札をテーブルに叩きつける。

 睨み合いである。

 私の左右にいる女優が睨み合っている。

 私はこの先いったい何時間黙っていたらいいんだろう。





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