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ワークショップメニューの試作

みなさん、こんばんは。

最近、肩の力が入りすぎていたのか
must(しなければならない)作業に追われ
want(したい)作業を見失っていたみきです

つらくなったら原点に立ち戻り、
なーーんも考えずにしたいことだけをする日を作るのが大事ですね

ということで、
本日はワークショップメニューの開発デーと称して、
メニューで検討しているシルバースプーンの試作をしました。

シルバースプーン試作一号作業手順

1. つぼ部分切り出し

つぼ=スプーンの先端の丸いすくうところ

つぼの形状は、多種多様
まんまるからオーバル、先の尖ったものまでありますが、
今回はオーバルの柄方に向かってほんのりシュッとした形にしてみました

糸鋸を使って、下書きをなぞるように切り出します

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2.つぼ部分叩き出し

まず、このままだと板が硬い状態なので焼きなまします

焼きなまし=バーナーで熱を加えて軟らかくすることにより次の作業をやりやすくする為の工程

その後、サイコロ台という半丸の溝と矢坊主という先端が丸い鉄の棒で
丸みをつけます
*オーバルの形状に凹んだ治具をあらかじめ作っておけばさらにスムーズ(今回はあくまで試作なので既存の道具で作りたい形状を出します)

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3.柄の準備

今回は柄の形状は丸線から作ることにしました

こちらも焼きなましの工程を経て、柔らかくなっています

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先端を金槌で叩いて潰し、つぼを取り付けやすい形に調整します

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4.つぼと柄の形状調整

つぼの形をヤスリで整え、角を落とし丸みをつけます
柄はつぼの丸みに合わせて形を整えました

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5.ロー付け

肝心なロー付け工程の写真を撮っていなくてすみません

ロー付け=金属の接合方法の1つ。接合させる2つの金属より融点の低いロウ材という接合用の材料を使って2つの金属の間に流し込み接合させます

つぼと柄の接合部分にロー剤を置き、バーナーで接合させました

6. 地金硬化&仕上げ

またしても写真撮っていないので説明がしにくいのですが、
ロー付けの工程で地金が柔らかくなってしまったので
強度を高めるために金槌で叩き直しました

つぼ部分の凸凹
写真では伝わりにくいですが、銅製のヤカンみたいな感じになっています

丸線でツルッとしていた柄の部分もお揃いで鎚目をつけてみました

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全工程でざっと2時間くらいです

作業によっては、初めての方だと少し難しいかもしれないので
レベル別にいろんなアレンジができたらいいな〜と考えています

これからもどんどん試作していきますよ
お楽しみに〜