見出し画像

プレオープンのワークショップ無事終了しました

「金属って、硬くて冷たいとおもっていたけど、
柔らかくて温かいものなんですね」

ワークショップを体験したお客様の、とても印象的だった感想。



「GURURITOってどんな工房?みんなで感じて考えるワークショップ」
おかげさまで無事終了いたしました。

4月3・4・5日と 3日間、計5回にわたるプレオープンイベント

モーリィのGURURITOの説明、
すぐるくんの指輪作りの実演、
その後のシルバーペンダントの刻印体験、
ロゴマークを考えてからの発表と
色々盛りだくさん詰め込んだGURURITO初めてのワークショップ。

本日はその様子をじっくりレポートします。

モーリィによるGURURITOの説明

お話好きなムードメーカー、モーリィによる
GURURITOの名前の由来から、3つのコンセプト、今後の活動について、
GURURITOの自己紹介。

↓詳しくはモーリィの記事をどうぞ


すぐるくんの実演

つぎに、シルバーの棒からリングを作るまでの工程(輪作り)を見学していただきました。

画像1

わたしたちが想像していた以上に、
みなさん興味津々で見学していただけました。

「シルバーって何度で溶けるの?」
「この機械どうやって使うの?」

いろんな質問が飛び交い、
大人から子供まで楽しくジュエリー作りについて知ってもらえたかな、と思います。

画像13


輪作りの工程は、また改めて記事にしますね。

いざ、刻印を打ってみよう!

ひと組にひとつ、みんなで協力してシルバーペンダントを作ってもらいます。
すぐる君が今回の為に事前に作っておいた平たい輪っかに、お客様ご自身で刻印を打ち、オリジナルのデザインに仕上げていただくという内容です。

まずは、銅板で練習

画像6

銅板に試し打ちしてもらいました。
英字、数字に加え、模様刻印、
いろんな組み合わせで世界に一つのデザインに仕上がります。

画像8

画像5

(↑5才の女の子、一人で全て作っていました!)

画像3

大人のサポートがあれば小さいお子様でも体験できました。

画像8

練習とはいえせっかく頑張って作ったんだから・・・

ご希望に合わせて、穴を開けてキーホルダーに仕上げました。

画像9

早速つけてくれて嬉しい!!!

本番のシルバーペンダント打刻

練習の銅板と違い、幅の細い円の上に打刻するので、
少し難易度が上がります。

ずれたり、歪んだり、深さが違ったり・・・
それぞれの個性がまた素敵です。

途中で「あーーーーやっちゃった!」というひびき声

失敗も、良い思い出ですよね。

画像2

刻印が打ち終わったら、ふちをすぐる君にぴかぴかにしてもらいます。

画像7

革紐を通して完成!

ロゴマークを考える

一通りGURURITOを知っていただいたところで、最後のシンキングタイム。
みなさんにワークショップのアンケートを書いていただきながら、
それぞれが感じた「GURURITO」らしさをロゴマークで表現していただきました。

画像14

たくさん素敵なアイディアが出てきて、
とても選びきれない!!!

皆さんのアイディアをヒントに、
3人でじっくり話し合ってロゴマークを決めたいと思います。

アイディアが採用された方には、〇〇〇〇
と、その辺りも考えておきます〜🤫

キッズスペースとぬりえ

各回を通して、お子様づれの方が多いという予約状況から、
急遽設置したキッズスペースと、GURURITOの裏メニューオリジナルぬりえ
を用意したのですが、こちらも評判良くてよかった〜!

画像11

画像15

ぬりえは、以前ご紹介したすぐる画伯が書き下ろしたゆるい3人組のイラストです。

↓すぐる画伯書き下ろしの塗り絵の元データに関する記事はこちら


ワークショップを終えて・・・

画像10

囲炉裏をぐるりと囲んで行うGURURITOのワークショップ。

各回すべてに共通して感じたことは、参加者全員の一体感

大きな囲炉裏なので適度な距離感で作業ができるため
それぞれのペースでモノと向き合っているんだけど、

ぐるりと輪になって同じ作業をすることで、
道具の貸し借りをしたり、
お互い覗き合いっこしたりしているうちに、
自然と一体感が生まれていました。

GURURITOは、人と人が集まる温かい場所としてありたいとおもっているので、その一体感が嬉しく今後も大切にしていきたいなと思いました。


「金属って、硬くて冷たいとおもっていたけど、
柔らかくて温かいものなんですね」

冒頭でご紹介したお客様の言葉から思ったこと。

最初は、ただの銅板、シルバーの輪っか
トンカチで叩くたびに金属が形を変える。

その手触りは固いけれど柔らかくもある。
それぞれの手を通して生まれた作品はもはや無機質で冷たい存在ではなく、どこか有機的で温かな印象のものになっていたように思います。

わたしがジュエリー作りを初めて7年余り。
初めてジュエリーの製作をした時のことを思い出しました。

自ら手を動かして、初めて知る金属の新しい一面。

今回のワークショップに参加してくださったみなさんも
感じていただけたのではないかなと思います。

最後に、GURURITOからお知らせ

晴れて、プレオープンイベントを実施したGURURITOですが、
現在のところ次回のワークショップの日程は未定です。

ワークショップに参加されたみなさん、
このnoteをコツコツと読んでくださっているそこのあなたなら
よくご存知の通り、
GURURITOのDIYは現在進行形。

ワークショップを実施したいのは山々なのですが、
年季の入った天井と正面から向き合う時が来てしまったのです。

先の読めないDIYの作業と今後のメニューの開発を最優先に
万全の状態で6月オープンできるよう、秘密裏でこつこつ作業を進めてまいります!

今後の活動もお楽しみに♫

引き続きGURURITO3人組をどうぞよろしくお願いします!

おまけ

今か今かとプレオープンを楽しみにしてくれていた長栄軒のおばあちゃん。
ふらりとやってきては、工房のプレオープンを喜んでくれました。

画像15

おばあちゃん曰く、ここは数十年前までは浅草に引けを取らない活気のある商店街だったのだそう。
みんなで盛り上げていきたいですね!