伝わる言葉で伝えましょう
相手に何かを伝えたいとき、相手に伝わらない言葉でいくら押し切ろうとしても、それは無理というものです。
相手が理解できない言葉や名称を出した瞬間に、相手の心のシャッターは下りてしまいます。
あなたの話を受け入れるかどうかの決定権は100%相手にあることを忘れてはいけません。
これはビジネスでも夫婦間のコミュニケーションでも同じです。
相手に聞く耳をもってもらうためには、相手が理解できる言葉で話すことが大前提。それをせずに相手が理解してくれないと嘆いていても状況は改善できません。
人は自分が理解できる言葉で、自分に接続された話にしか関心を示しません。それを肝に銘じておく必要があります。
自分が受け手の時はそれが分かるのに、発信側になると途端にそれを忘れて話したいことを話してしまう。それだけ人間は自己中心的になってしまう生き物なんです。
相手が部下なんだから、あるいはパートナーなんだから、自分の言葉を相手が理解するよう努めるのが当たり前だ。って思ってませんか?
それでは勝負の前に不戦敗を確定させるようなものです。
相手が分かる言葉は何か?どうすれば相手に接続できるのか?それを常に考え、配慮することが大切です。さらには何か共に見ながら話せるような媒介があると、より安全に伝わりやすくなりますね。