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キャリアにゴールはない

大企業で10年働いてみて

いろんな苦労があったから、今の会社に入れたとき、ほとんど人生のゴールのように感じた。だけど、10年もいたら、感情的にはありがたみの80%が消えてしまった。美人は3日で飽きるのと同じ理由だと思う。

大企業は、とっても大きな個の集合体だから、人間に例えると超多重人格的だと思う。それぞれに異なる目標や価値観・視野で働いているから会社を1つの塊で捉えようとすると無理があって、時々ストレスになる。

じゃあ小さい会社がいいかというと、そうとも限らない。

小さい会社は社長のカラーに左右されたり、一存で物事が決まったりする。小さなコミュニティに適応できるかどうも、相性の問題が大きくなる。リソースも少ない。でも裁量が大きいから経験の幅は広がる。たぶん本質的な仕事も多い。

大企業のいいところは、たくさんの個の集合体だから、多少のカラーはあってもクセが少ない。監視の目も多いからある意味健全。市場や競合も大きいから、競争力を高めることにも余念がない。

今の会社に入ってよかったことは、ここでないとできない経験がたくさんできたこと。

それから、今の会社に入っていなければ、テクノロジーの変化についていけなかったし、たいして興味もなかったかも。Apple WatchのモバイルSuicaとか、QRコード決済とか、使うと愛おしいほどに便利だけど、なくても困らないから。

サバティカル終わった自分は、会社とどう向き合うんだろう?

個人でキャリアをデザインする

時代の流れもあるけれど、生き方が多様になりすぎて、誘惑も多い。会社と添い遂げるのはどんどん難しくなってきていると思う。会社に依存や期待をしすぎるなと言うことでもある。

だからもしかすると、あまり会社にこだわりすぎなくてもいいのかもしれない。どこに就職するかより、何をするかが大事だから。

人と比べると疲れるからマイペースに、でも着実に前進する。完璧なキャリアプランじゃなくても、とにかく何かはやってみる。

会社からの評価が全てだと思っていないか

会社に居ると、評価されやすい人とされにくい人がいる。特定の目線では公平な評価なはずなんだけれど、だからといって「自分の力はここまでだ」と諦めるのはもったいないと思う。

40歳くらいを境に「限界見えてきた説」を唱える人が増える。

特定組織内の評価や立場で、自分の可能性を決めてしまうのは、もったいない。でも狭い世界に居続けると、それが全てだと思い込んでしまう。

だから、外の世界との接点はあった方がいいし、目を向けた方がいい。どうせなら自分を評価してくれたり尊重してくれる人と楽しく働きたい。

そのためには行動しよう。

自分の人生を何に使うか

このフレーズは受け売りだけど、最近よく考える。「自分の人生を何に使うか」考えながら生きていきたい。

それからもちろん、楽しく、幸せに♪
「こんなもんでしょ」って思ったら終わりだー!

やっぱり私は、人に喜んでもらえる仕事がしたいなぁ〜。頑張っている誰かの背中を押したい。


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