RTA in Japan2022 Summerの会場に行った話(とテイルズオブシンフォニアの解説をさせてもらった話)
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
タイトル通りの話をしたいと思います。結論から言うとすごい楽しかったなあという話と、実際に会場に本格的に居座ってみないと見えてこない部分、誤解していた部分、そんなところもあったなあという話をしたいと思ってます。
こういうのって本格的にプロットとか作ってマジな構成考えていろいろがっつり書くのがいいような気がするんですが、そこまでやってるとあっという間に時間が経っていきそうなのでとりあえず思いついたことを書いていこうと考えてます。
そんな面白く書ける自信がないし、取り留めなくなりそうだし、脱線しまくりそうだしなので読む際はそれなりに寛容な心を持っている時にお願いします。
あと文中の個人のリンク先は相互フォローの方に限らせていただいております。
そもそも
普段の配信のリスナーの方なんかは結構ご存知だと思うんですが、個人的に僕は昨今のRTA in Japan(以下「RiJ」)に対してそこまで熱意を持ってはなかったです。
懐古厨上等で振り返ると、昔のRiJはめっちゃ見てました。つーか今でも2016のエアライドとかたまに見てます。
じゃあなんで最近のRiJにそんな興味や熱意を持ってなかったんだろうっていうと、たぶんいくつか理由はあって、挙げてみるとたぶんこの辺。
・規模が大きくなってコメント欄とかの雰囲気があまり好きでなくなった
・いろんなゲーム、走者が増える中で知らない人が知らないゲームを走っていることにあまり興味を持てなくなった
・自分自身は諸般の事情(=界隈での割と有名人の中にリア友がいてヘタすると会場行った瞬間鉢合わせて即本名等が開示される)で出場はおろか会場に行くことすら二の足を踏む状態
前2つはまぁさておき3つ目は結構深刻に考えてた。最近でこそ「配信者」というのはメジャーな部類で、それなりに世間に受け入れられてるようにも思うが、我々のような10年近くやってるような古の配信者は人の目を気にしながらこそこそとネットで活動しており身バレでもしようものなら学校等でネタにされること請け合いというような恐怖を感じながら活動していた人も多いのではないだろうか。
加えてリア友は大御所だしね。one of 有象無象である僕が鉢合わせた時になんか劣等感を覚えたりもするかもなあとか思ったりしてました。
とまぁそんな理由でそこまで熱意や興味を持ってなかったわけです。コロナ前にカービィRTA勢の忘年会とかに合わせて会場に遊び行ったりとか、近くに住んでるっちゃ住んでるので遠征できてる方が挨拶したいので来れませんか?と言ってくれて会場に行ったりするとかはちょこちょこあったんだけど、戦々恐々としながら言った記憶もあります。リア友いませんようにって。
そんな状態の僕がなんで今回解説までやってしかもなんかめっちゃ楽しんで帰ってきたんでしょう、というところから本題が始まっていきます。まぁぶっちゃけ、「もうリア友に正体バレてもいっかあ!」くらいの開き直りができたのはあるんだけども。
解説に決まるまで
時は遡り6月くらい。バンカズRTA走者のミアムさんから「通話マリカでもやろうや」みたいな感じで声掛けしてもらってだらだら通話をしていた時のこと。
その通話に一緒にいたのが後にシンフォニアで羽生やして職場でいじられるbrasterさん。
別に初対面ってわけでもなく、なんなら結構昔から一方的に知っていた。具体的には第1回ニコ生マザーシップタイトルRTAリレーにロックマンエグゼ2が採用されていて、ちょっとやってみようかなと思った時に見た解説動画が最初だったと思う。その後テイルズオブレジェンディアのRTA動画を見た時にあれこれ同じ人じゃんってなった思い出。キャラクエ編まだですかとまぁ一方的には知っていたけど、直接関わりを持つようになったのは気づけば3年近く放送しているRTA Radio 略して、あるらじ!にゲストとして来てもらった時。いろいろテイルズオブシリーズの話をした思い出だけど、今調べたら2020年5月だった。はえー。時の流れ早いわ。
で、そのbrasterさんがテイルズオブシンフォニアとテイルズオブアライズでRiJに応募したという話になって、その時に「シンフォニアで当選したらセリアさん解説頼んでいい?」と言われて、「別にいいよー」ってごくごく普通にやり取りしてた。シンフォニアだったら8時間あるから通っても深夜枠=オンライン参加だろうし、ダンジョンの攻略とか宝箱の中身とか出る敵とかストーリーとかはある程度覚えてるし、何よりアライズが通るだろうなあと思ってたので、この時点ではだいぶ軽いノリで引き受けていた。もっと言うとbrasterさんだったら1人で解説できるだろうし、解説の人選には結構こだわりがある人だと思ってたから本当かどうかも半々で考えてた。まさかああなるとはなあ。
時は流れ6月26日。RiJの当落発表が行われた。結果を見ながら「おー、イライラ棒通ってるー」とか「ふじくら通っとるやんけ!!」とかいろいろリアクションしながら画面を下にスクロールしていくとふと見慣れた文字列が。
テイルズオブシンフォニア
シンフォニア通ってるじゃねーか!!!!ESTぶっちぎりで長いなおい!!!
等々シンフォニアを知っている人なら軒並みしそうなリアクションをした後、とりあえずツイートしたのが以下。
あの時のやり取りが本気だったかどうかはともかく8月半ばにやるんだったら今からRTAしっかり覚えないとマジで間に合わねえ。シンフォニア当選記念ということもあったけどとりあえず準備はしっかりしておかねばということで即座にPS3で走る環境を整えに行った。
とりあえずbrasterさんにチャートもらって、最初から最後までなぞってみることに。幸いダンジョンの攻略はほぼ覚えてるし、戦闘システムも基本的なことは全部知ってたから、一部のボス戦を除いてほぼほぼ問題はなく進行できた。そしてある程度進んだところでbrasterさんからDMが。
裏切りそうな返し方をしていますが割とノリノリで引き受けていますね。ええ。
自分だけオンラインで入ると連携とかしづらそうだし絶対深夜だから天の声8時間で繋ぐのはしんどそうなのでオフラインで行くことに。
この結論に至るまでちょっと脳内でいろいろ考えはしていた。行った時にリア友と出くわしたらどうするか、とか、解説ってことはコメント欄という前述の「あまり好きでなくなったRiJの雰囲気」そのものと向き合いながら8時間やらなければならないが大丈夫か、とか。でもせっかく直々に依頼してくれているんだし、とか、前に引き受けると言ってるし、とか、シンフォニアはそもそも自分の思い出のゲームでもあるし、とか、他の人たちにも会いたいしなーとか考えた結果、改めて正式に引き受けた。結果として間違ってなかったと思う。
ここからどうやって顔を隠すかとかどうやって8時間繋ぐかとかRTAとは直接関係のないいろんなことを考えることになったわけですね。
とりあえずこの時点では、シンフォニアクイズはやろっかって話くらいしかしてなかった。
シンフォニアとわたし
せっかくなのでテイルズオブシンフォニア(以下「シンフォニア」)というゲームとの出会いとかについて書いておこうかと思う。自分語り全開なので興味ない方はこの見出し飛ばしてください。
2003年にシンフォニアが発売されてから、即買いに行ったかというと全然そんなことはなくて、正直全くノーマークだった。そもそもシンフォニアというゲームを全く知らなかった。
一方で当時のセリア少年はとあるゲーム雑誌を定期購読していた。ニンテンドードリーム、通称「ニンドリ」である。シンフォニア発売から少し前、ゼルダの伝説 風のタクトをプレイしていたセリア少年はあろうことかチュートリアル後の最初のステージ「魔獣島」で詰むというそりゃあもう大失態を晒しており、親に泣きついて夜な夜な本屋に行って攻略本を探していた時に出会ったのである。風のタクトの攻略記事さえあればよかったのだが他の記事とかも面白くて毎回読みてえなあ!となって発売日の度に本屋に行っていた。ニンドリ学園という読者投稿ページに投稿してシンフォニアネタで採用されたりもしたなあ。
閑話休題。
シンフォニア発売前後でもシンフォニアはニンドリで記事になっていたが、セリア少年は全く興味を示さず、ゲーム雑誌としては衝撃だった付録についていたRUNE Ⅱの体験版で遊んでたり、付録についていたエアライドのサントラを聞いたり、付録についていたマリオ&ゼルダビックバンドライブのDVDを見たりしていた。当時のニンドリ本当に凄いな。
しかしある日、たまたま目にしたシンフォニアの攻略記事を見て、セリア少年の目の色が変わる。
「このゲームめっちゃ面白そうやん・・・」
確かその時見たのはプレセアのキャラ紹介ページだった。そこを見て何故興味を惹かれたのかはよくわからないがとりあえずシンフォニア購入を決意した瞬間だった。
シンフォニア購入後どうやらたまたま1号買い飛ばしたか誤って捨てたかで序盤の攻略が分からないがプレセア加入後くらいからエンディングまではサブイベまで含めて全部ニンドリに書いていたのでさくさく進んだ。前半はキリアで詰んだので攻略本買ってみたら「この先は君の目で確かめてくれ商法」で一つ大人になった。
ストーリーやキャラの掘り下げに完全に引き込まれて、2周目は逆のタイプで技覚えてみよう、とかサウンドテストの没ボイスから火炎裂空とか鳳凰天駆とか探して撃ってみたりしてめちゃくちゃやりこんだ。ニンドリ片手にサブイベもほぼほぼ詰めに行った。ストーリーとか名物スキットとか細かいところは当時のやりこみで今も脳内に刻み込まれている。小さいころにやったゲームって地形とかまで含めてめっちゃ覚えてるんだよね、不思議。今振り返っても改めて、当時の生活というか人生に多大な影響を及ぼしたゲームだと思う。あの時出会えて本当によかった。
シンフォニアをやってから他のアニメ見たりすると「この人シンフォニアで●●やってた人だ」とかになって声優沼にハマったりもするんですがそれはまた別のお話。
その後PS2でも出るけど当時はPS2を持ってなくて軽く絶望した。PS2が手に入った時にはリバースとシンフォニアを同時に買った。リバースなんでファーストエイドないねん!ってめっちゃキレてた。
そのままなりダン3だのレジェンディアだのアビスだのと進んでいくのだがこれ以上はそれだけで1記事作れるのでこの辺で。
解説の準備
何を、誰に話すか
解説やるからにはとりあえずRTAを通す。このあたりは配信でチャート見ながらやっていったら3週間程度でとりあえずは通せるようになった。おかげである程度ここはヤバいとかここはこういうことを意識するとかRTA目線の考え方とかが分かった。やって改めて思ったけど解説やる上でこの辺は欠かせない知識、経験だと思った。さて、ここからは本番何を話すかという話。brasterさんとは、「深夜枠だし深夜ラジオみたいな感覚でいろいろテイルズ雑談なんかもしたいね」っていう話をしていた。たぶんお互い思ってたけどテイルズ雑談ガチでやったら8時間じゃ足りないだろうなと思った。
あとは解説をやる上でどの層を解説のターゲットにするかは結構悩んだ。
完全ミリしら層、やったことはあるけどライトな層、ガチなシリーズファン、RPGのRTAとして興味がある層。全部同じ温度で喋れるはずもない。とりあえずド深夜なのでシンフォニアだから見る、っていう層が多いだろうという仮定は置きつつ、シンフォニアどころかテイルズオブシリーズやったことない層を置いてけぼりにしない程度に、最初の方から重要なネタバレをわかる人にしかわからない程度に入れつつ、かつコアなファンでも楽しめるように。そんな感じでとりあえず行ってみようと個人的にはなった。
加えて、22時~6時の8時間想定、ということで前半はまだみんな起きているだろうということで、前半は喋り多めにしつついろいろ仕込んで視聴者を引き付けつつ、後半は深夜ラジオノリでテイルズトークしようっていう話ということも資料作り始める前にbrasterさんと握った。これまでリレー企画等で解説や聞き手をやったことはあったけど、8時間という長時間は流石に初めてだったので自分自身ちょっとわくわくと不安とがあったと思う。
資料作りと話題リスト
持論だが、解説は走りと走者を引き立てるのが仕事であって主役では断じてないし、「私が解説です!」みたいに自己主張するのも違うと思う。目立とうとするにしても走者を食うようなことをしてはいけない、というところは忘れずに行こうと思った。
とりあえず当日話すシンフォニアのストーリーと、RTA知識をカンペ的に用意しておく目的で資料を作る。
最初は無難にWordで作るかーと考えていたが、当日印刷しての読みやすさとかデザイン的になんか嬉しくなるとかそんな理由でパワポにした、結果として作っててめっちゃ楽しかった。
前説とかプロローグ的なこと書いてたらイセリア始まったところで6ページとか使っててふと思った。
「これ200ページとか行くんじゃね????」
印刷めんどそうだなあとか思いながら10日くらいかけて作った。ちなみにbrasterさんはその間ゼノブレイド3をやっていた。
この辺はTwitterに書いた通りだけど、ストーリーとかRTA知識思い出しながらぶわーっと書いて、あらすじとか見ながら修正して、RTA技的に間違ってるとことか、疑問だったとこ(ホープナイツをアクアマリンつけて殴る理由とか)を聞きつつ直してもらって完成。106ページ中たぶん6~7ページくらいしか修正は入らなかった。寛大。
パワポと同時並行で、雑談のネタとかbrasterさんと掛け合いする話題とかを考えよっかとなった。話すネタは無限にあるけど、本番で何話すー?みたいにグダグダになるのは避けたいね、ということで話題リストを事前に用意することになった。そこからさらに一歩進んで、お題箱作ってそこから引いたネタを喋ろう、っていうことに。シンフォニアクイズは最初はクイズ問題そのものを入れることになっていたけど、序盤で「リーガルの会社の年商は?」とか「ゼロス死亡時のセレス戦前で唯一セリフが無いのは?」とか入れても「は?」ってなるのでロゴの印刷された紙にして引いたらこっちで問題を選択する形にした。結果としてとてもよかった。
ちなみに話題リストは以下のとおり。
・好きなシンフォニアのキャラは?
・好きなシンフォニアのシーン/イベントは?
・好きなシンフォニアの技は?(魔法禁止)
・好きなシンフォニアの術は?
・好きなシンフォニアのU・アタック複合技は?
・好きなシンフォニアの戦闘は?
・好きなシンフォニアのBGMは?
・シンフォニアを買ったきっかけは?
・シンフォニアの魅力は?
・好きなシンフォニアの衣装称号は?
・シンフォニアで苦労した場所は?
・好きな詠唱ある?
・好きなテイルズオブシリーズは?
・テイルズオブシリーズで好きなOPは?
・好きな秘奥義は?
・好きなミニゲームは?
・好きな隠しダンジョンは?
・テイルズオブシリーズで好きなシーンは?
・他にやったことあるテイルズオブシリーズのRTAは?
・あなたのテイルズ歴はどういう流れ?
・シンフォニア以外で好きなテイルズオブシリーズについても語ってください
事前に話題は共有して、何が来てもある程度話せるようにしようということで準備。冷静に考えてよく走りながらあんなに話できたなあの人。
シンフォニア仮面誕生と走者天使化
ある程度本番の流れもできてきたので当日どうやって顔を隠すかという話に。前述の理由から極力顔出しは避けておきたかった。ジューダスマスクは世界線が違うのと普通に中身見えるので却下されました。
brasterさんは普通にマスクとRiJTシャツで行くとのことだったので目立たない程度に顔を隠せてるやつでいろいろ考えた。たぶん一番難航した。
候補①
龍が如く6をちょうど見てたので小野ミチオ
ボツ理由:完全に別ゲーと化す
候補②
10年前から顔隠しの定番はこれと決まっている
ボツ理由:
候補③
ボツ理由:高い
候補④
反応そこそこ。
ただこれだと顔見えるからこれに仮面被りますねで合意。これくらいなら走者食うことはないだろうという共通認識を持った、のかもしれない。
ちなみにこの被り物の宣伝文句に「目立つこと間違いなし!」って書いてあってこれ実はヤバいんじゃないか?って2人でなって笑ってた。
とりあえず仮面は適当にAmazonで仕入れて、あとはなんか小ネタ入れるかーということでシンフォニアっぽい感じにしたいねという話をクマノミさんにしたらこんなん飛んできた
シンフォニア仮面誕生の瞬間だった。
そしてさらに追撃が。
適当にAmazonで探したらあったので一緒につけようねって話したらまぁそれくらいなら、ということで快諾いただき2つお買い上げ。適当に通話してたらその場のやり取りのネタも超自然に生まれたので当日もこれやるかーって割と普通のノリでなった。
茶番仕込み
2人で羽は生やすかーってことだったので、せっかくだし他にもいろいろやるかと諸々考えてた。
当日ゲーム席付近は飲食禁止ということだったので、コーヒー飲めないねーとか話してたら「じゃあ紙コップに黒い画用紙巻いてコーヒーにすりゃよくね?」ってなってコーヒーイベント再現決定。
闇の神殿は長いししりとりやろうぜ!とbrasterさんから提案があったのでやること決定。
あとは最後にみんなで大樹カーラーン目覚めさせたいからエターナルソード持ってくわって話をして、エターナルソード購入決定。
あとはとりあえず羽は連動したし、言葉は失うと配信的にあかんけど、心失っとく?って話をしたら「レミエル戦くらいはやるかー」ということだったので、あの場面だけ心を失った悲しきRTAマシーンになってもらうことになった。まさかああなるとは。
事前に話してたネタこれだけ。
リハ事件
RiJ開幕前日、軽く台本さらっと読んでリハ的なことしようということで打ち合わせ。とりあえず資料に書いてあることを読んでたら、自分で全然しっくりこない。なんかめちゃくちゃ機械的に読み上げてる感覚。これ本番でやったら絶対やべえな、となる。
前半50ページ分くらいをやったらド深夜だったので後半はやる前にまた軽く打ち合わせよっかということでリハお開き。結局後半を打ち合わせることはなかった。というか時間がなかった。
リハ終わって、これはまずいなと一人焦って脳内で改めてリハをしてみたら資料に無いことが脳内にガンガン浮かぶので、変に型にハマった形で行くより浮かんだことを出しながらコメント、リスナーに語り掛けるような感じと、走者に話を振るのと、自分で進行するのをバランスよく対応していくのが一番出来そうという結論に。高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変に対応していくわけです。要するに行き当たりばったりということかもしれない。
brasterさんともそんな感じで行きましょうやということで相談して、いよいよRiJが開幕する。
ここからは参加レポな感じで行きたいと思います。
RiJ初日
brasterさんが夕方から会場行くわーっていうことで、同じくらいに行くかー、と日中はだらだらして、夕方から向かうことに。昼から行く選択肢もあったのだが、「セリアさんのお友達来てるよー」と事前にリークがあったのでいろいろ確認の上時間をずらしての会場入りとなった。
電車の中はちょうどカービィフェスやってたので見ながら会場入り。brasterさんとクマノミさんが一緒にいるらしいけどそういやどっちも直接会ったことないなぁと思いながらうろうろしてたら聞き慣れた声で手を振る人が。
(あーあれがbrasterさんとクマノミさんかぁ・・・羽のゴムもつかなあ・・・)
とりあえず初っ端翌日の心配をしていた。
ラウンジでN95マスクに切り替えていたらもう1人、名札を隠しながら近づいてくる人が。そして言い放つ「私は誰でしょう」
いや待って絶対分かるんだって声も聞いたことあるしどっかのイベントで絶対見たんだって待ってっていやいやいやいやみたいな記憶と抵抗を繰り返すこと1分くらい。体感5分くらいあったけどたぶん1分くらい。
Maruさんじゃん!!!!!!!
今回の大トリですよ大トリ。
ちょうどマインクラフトが終盤に差し掛かっていたので、出番直前だけどだいぶリラックスしていた紺空さんやボランティアで参加していたおいけんさんと挨拶したりして、会場にレッドブルがあったので飲みながらイライラ棒を見る。
ミクロン先生緊張に弱えなあ!とかCmaさんがHIKARUさん煽るの面白えなあ!とか本物のふじくらじゃん!とか割と好き勝手言ってました。
終了後イライラ棒走者の方々がラウンジに戻ってきたのでお疲れ様でーすと軽く挨拶してたらイライラ棒主催のとよまなさんから一言
そういえば顔合わせてまじまじと喋ったことねえわ!ということで名札見せて改めて自己紹介。
「セリアさん前会った時と全然違うじゃん!」と突っ込みをいただきました。
ちなみに「前」というのは確か2019年のRiJ。仕事帰りに会場に寄って一言挨拶した感じだったのでスーツとか眼鏡とかなんかもうSINMPLE2000シリーズTHE・社畜みたいな感じだった記憶。
今回は普通に休みだったのでだいぶカジュアルな感じになってたら誰だか分からなくなっていたようです、無念。
横にいたふじくら大先生にも改めて挨拶。やっと会えたね~なんて話しながら、次は茶番系の企画出てくれよな!なんて話をしました。
その後はbrasterさんクマノミさんMaruさんと夕飯食べにちょっと歩いて寿司屋へ
めっちゃうまかったです。Maruさんが注文用のiPadのUIの改善点を挙げてたのが面白かった。
あとはフェニックスについて話したりポケモンについて話したり、超RTAでテレビに出てRTAやったこともあるMaruさんに解説ってどの層向けに話したらいいですかねー、とか相談したりしてました。
この時Maruさんが「ドラクエ3はゾーマ1回乙ったりすると3時間普通に超えちゃうからだいぶ余裕持ってEST3時間半にしたんだよねー」的なことを話してたと記憶してるんだけど今思うとあれ完全にフラグだったと思う。
夕飯後は解散して帰宅。
ちょっとモチベのあったぷよぷよやってる時にミクロン先生とたまたま通話してて、「あと10分で誕生日なんだよねー」みたいな話をしてた。22歳最後の夕飯がおにぎり1~2個とかだいぶ貧相なことになってた記憶があるが、日付変わった瞬間にとりあえず最初におめでとうとお祝いできました、おめでとう。ここでこの話聞いてなかったら本番アレもなかった。
RiJ2日目
午前
ながーい1日が始まった。
とりあえず本番の仕込みが終わってなかったのでもろもろ準備。
フリートーク用のお題箱作って、シンフォニア仮面仕上げて、羽持って、100均へエターナルソードを買いに行く。
とりあえず少し遠出したりしてダイソーに行ってみた。私セリアですけど。
最初は木刀探してたんだけど流石に無くて、エターナルソード片刃だったのが非常に悔やまれたがこれで強行。真横に赤と青の剣もあったのであれこれマテリアルブレードじゃんってなってついでに購入決定。本番での出番は10秒ほどでした。
100均ってのはほんとに凄くていろいろ回ってるだけであれこれアレに使えるんじゃね?とかこれってあのシーンにいいんじゃない?とか湧いてくる。アドリブいっぱいできそうだったけど念の為、
許可も取ったのでもろもろおもちゃエリアを回る。夏休みと思われる少年少女に入り混じっておもちゃを吟味する成人男性の図はいつ職質されてもおかしくなかったかもしれない。カニを被ってたら多分されていただろう。
・そういえばゲーム上コレット誕生日だしミクロン先生も誕生日だしなんか誕プレ買っていくかー、あ、ティアラ売ってんじゃん。最後ミクロン先生にあげるしピンクよりは青がいいかなー
(本日の主役タスキも探したけど無かったので断念)
・魔導砲売ってねえかなあ、あ、あったわ
・ソーサラーリングも用意したいな!でも画面に映るサイズで考えるとガムテープそのままとかそういうサイズにして加工しないといけないやつだなー、そもそもあんま面白くなさそうだなあ、せや!物販で売ってることにしてチャリティ誘導しよ!!
本番10時間前くらいにこの辺が全部埋まりました。brasterさんまだ何も知りません。改めてよく乗っかってくれたな。
ついでにこの辺も事前連携だけしておきました。当日やったネタのほとんどは当日の昼くらいに全部決まっています。
午後
帰宅後はエターナルソードを紫に塗り込み、乾くのを待って荷物詰め込んでいざ出発。紙袋パンパンになってたしマテリアルブレードがはみ出していた。完全に子供のお楽しみ会かなんかに向かう親の図。
会場入りしたのは前日と同じ19時前くらい。ちょうどサンシャインが後半になっていた。
会場は練習部屋があって、中でbrasterさんがずっとレイズの精霊装周回しながらバラクラフ王廟やってて、横でミクロン先生がマリオ&ルイージRPGのラスボス戦をやってた。連打音凄まじかった。他にも紺空さんやゆとりんさんやいわびさんがいたと思う。
「お疲れーっす」と入ったら視線の集まる前は紙袋。何やっとんみたいな感じで失笑の広がる練習部屋。
とりあえず、「魔導砲買ってきたよー」とか「羽これねー」とか諸々ネタを連携して、羽は事前につけられるか確認してもらう。まさかつける練習してくるとは思わなかった。
練習部屋はガラス張りになってて外から見える仕様になっていた。中でシンフォニア仮面の格好している時に外から中を見てきた人と目が合って、そっと目を逸らして去っていくという事態が3~4人発生した。入ってくればいいじゃないのねえねえ。
ほどなくしてとよまなさんが来て、あるらじパーソナリティで写真撮ろうぜ!ってなって写真1枚。他3人はよく会えてるんだけどね、カニだけはなかなかね、仕事とかで。もうちょいオフの場に顔出せるといいんですが。
他にも運営のNakaさんから「オープニング歌うんだよね?」とbrasterさんへの無茶ぶりがあったりなどなどいろんな人といろんな話を練習部屋でした。
もろもろ仕込みも終わって、練習部屋で打ち合わせ等していたらサンシャインが終わる。ラウンジめっちゃ盛り上がってた。トーボウさんへの挨拶の列がめっちゃできてた。ラウンジ周辺でぼーっとしているとSuさんが昨日のイライラ棒の景品の100万円札で署名活動していたり、ティリーさんに色紙もらって名前書いてってください!って言ってもらったりした。この時改めて思ったけどカタカナ3文字で名前書くと死ぬほどダサい。なんかこううまいことなんか書けないかなあとか思ったけどなんかイキるのもあれなので素直に3文字書きました。
さらに、ミクロン先生から「アイスさん会いたがってたよー」という話ももらったのでしっかり挨拶できました、よかったよかった。
他にもたくさんリスナーの方達から挨拶してもらって、差し入れとかいただきました。改めてありがとうございました。
サンシャイン後もbrasterさんとは軽く打ち合わせをしつつ、寄付額投票の結果が一進一退だったので忍者龍剣伝中までずっとどっちなんだーってそわそわしていた。最終的には真横でミッドさんが投じた2500円が決定打になってリフィル先生ルートへ。クラトスルートだと思ってたんだけどね。
ヨッシー後のべべーんさんにも挨拶して、忍者龍剣伝が終わり、観客がみんな帰っていく、寂しい。ミクロン先生や紺空さん、とよまなさんが残ってくれると聞いて心強さMAXだった。最初「だーれもいませんよほら!」とか言ってネタにするつもりだった。そして、いよいよ本番へ。
深夜、本番
始まる前にRiJ運営のHoishinさんといろいろ喋った。とりあえずそこまで考えてなかったやべえ、となったのが
「あの仮面の状態でどうやってヘッドセットつけるんですか?」問題
しれっと大問題だった。
水分は8時間くらいならどうとでもなるのでよかったが、音聞こえないのは割とヤバかった。
まぁ何とかなると思いますよ、と言ってもらって、とりあえず本番直前に仮面つけてカニ外して、ヘッドセットをつけたところに無理やりカニを押し込む。3人がかりくらいで押し込んでもらった。生半可な気持ちで持ってきたカニが意外なところで迷惑をかける図だった。次回はもうすこし容積に余裕のあるカニにしようと思った。そしてこれもう外したら二度と元に戻せないなと思った。呪いの装備か?
そんなこんなでいよいよ本番。
7時間45分近くほぼほぼぶっ通しで喋ってた。喋るだけだったからかいざあの席座ったら全然緊張せずできたからよかったと思う。
brasterさんの走りは流石の一言で、シンフォニア5周の話とか、引き立てるようなフリもできたからその辺もよかったと思う。
掛け合いは事前にこんな話しよっかーみたいな話はあったとはいえほとんど場のノリでやったアドリブだったけど、それが逆に深夜のまったりとしたノリに合っててよかったんじゃないかと思う。あのレベルでいろんなシリーズ作品語れるのは相手がbrasterさんだからだったってのはかなりある。アドリブでめっちゃ投げたけど全部返ってきた、流石すぎた。あと後ろに人がいてくれるのは思った以上に力になるなあと思った。改めて感謝。
軽くエゴサしたらラジオとしてずっと聞けた的な反応が結構あって嬉しかった。あとはテイルズ全く知らなかったけど掛け合いのおかげでめっちゃ見れた、とか、仕込みも含めて全体的に好意的な反応をいただけたっぽかったので、改めて、炎上しなくてよかったなあ。鍵垢とかでは燃えてるかもしれません。そこまでは見れないので。。
悔やまれるとしたら途中水飲みに退席したこと。結果論だけど飲まずに行けた。ちなみに水の用意はしてなくてレッドブル(余計に水分持ってかれる)しかなかったのでトイレの水道の水をとりあえず飲みました。あと仮面外した瞬間仮面のゴムが切れた。ミクロン先生がコンビニ行くっていうから念の為ポカリ買ってきてくれと頼んだら足元に置いてあった。気づいたのは走りが終わる20分前くらいだった。
悲しきRTAマシーンはまさかあんな後ろまで流行るとは思わなかった。まぁこの辺は後述。
最後焼肉食いに行くぞ!の後「大いなるミノ食べに行こう」って言ってたんだけどフェードアウトで消えてて悲しみ。
まぁ解説の良し悪しってあんまりフォーカス当てるべき内容でもないと思うので(と言いつつ人の評価が気になるのが人間の性)、解説そのものの振り返りはこの辺にしまして。走りの振り返りとかはbrasterさんにしてもらった方がいいかと思います。
途中終電でHIKARUさんも駆けつけてくれていて、ロイドスマブラに来てほしかったですよね!みたいな話をめっちゃしてた。本当にねー。
あと写真も撮ってもらった。プロゲーマーに写真撮らせてしまった。恐れ多い。
RiJ3日目
諸々終わって仮面取った瞬間、一緒にコンタクトも取れた。一晩戦ってくれてありがとう。流石に目がボロボロだったのでここからはメガネで過ごしてました。
一通り終了後はマリカ見ながらbrasterさんとあそこはよかったねー、とかあそこはミスってたねー、とか軽く反省会しながら、会場に来るというミアムさんやクマノミさん、前回FE風花雪月でRiJ出たヤシさん、ESTサバイバルやアテレコキングのロゴを描いてもらった狐魅碧せんせと合流して、ミクロン先生やおいけんさんと一緒になんかよくわかんないけど新宿まで行ってミスドを食べた。徹夜明けの糖分が効く。加えていろいろお土産をもらいました。草薙寧々ちゃんキーホルダーもいただきました。うおお
ドーナツ食べたらbrasterさんともども夜のオフ会に向けて流石に寝ようということで解散。適当にその辺のホテルにアーリーチェックインしてぐったり。
起きたらTwitterの通知凄いことになってた。炎上してるかと思った。とりあえずそんなことなくてよかった。
外を見たらめっちゃ雨が降ってた、やべえそういえば傘持ってきてねえ、とりあえずオフの会場はそれなりに近かったのでダッシュで向かう。言うほど近くなくてそれなりに濡れた。寒い。
会場の前でキャベツさんが待ってる予定だったけど、いない。あれー、と思ってたら、どうやら裏口に回っていたらしい。同じく裏側に来ていたbrasterさんとべべーんさんと表に回ったら合流できた。
最終的にキャベツさん、brasterさん、べべーんさん、ぷーれさん、EiPさん、みかん君と7人での集まりとなった。後頭部さんにも声掛けをしていたらしいけど、スケジュールが合わず来れなかったらしい、残念。
7人でスマブラをやったり、やべえ話題を賭けて黒ひげゲームしたり、べべさんが持ってきたカービィワンナイト人狼で遊んだりした。なんやかんやで一番覚えてるのが赤髪のシャンクスの話だった。
黒ひげのお題がなかなかエグくて当たるな当たるな!ってマジでビビってるEiP兄貴がめちゃくちゃ面白かった。残りのメンバーは割と通常運転だった気がする。
あとピザを頼んだら配達先間違えられるトラブルがあったりした、最終的にはなんやかんや届いてよかった。
途中見てたRiJのドルアーガの塔や計算のやつがめちゃくちゃ凄かった。
RiJ4日目~
3時寝の7時起きくらいだった。眠いのとだいぶ腹痛に見舞われてた。みんなが掃除してるところトイレ行ったりして凄い罪悪感あったから空ペットボトルだけでもと持ってくことにさせてもらった。小道具入った紙袋パンパンになってた。
ミクロン先生の出番が近づいていたので解散してbrasterさん、べべーんさんと会場へ。
ちょうどオープニングのところで着いたのでラウンジにいたミアムさん達と見てた。
マリルイを見ながら練習部屋にいたトーボウさんと少し話せた。前日は人だかり凄くて話せなかったので話せてよかった。そうこうしているうちにEiP兄貴も到着して、いろいろと喋っていた。sisukaさんに名刺もいただいた。
マリルイが終わるとラウンジが賑わい始めた。Zeromodokiさんにシンフォニア仮面つけてもらったり、あるらじスタッフでもあるamountさんと挨拶してNakaさんと一緒に整体の話をしたりした。学生時代に痛めていた肘の相談とかして、かなり有用なアドバイスをいただいた。すげえ。
あと前日会ったばかりのアイスさんの名前を間違えた、本当に申し訳ない。
他にもとよまなさんやゆとりんさん達とふじくらマンの新企画の話をしたりして腹抱えて笑った。無理のない程度での実現楽しみ。
翌日爆ボン走るスピンスさんやEiP兄貴や紺空さんと、後頭部さんが来るというので待ってた。どこにいるのかと爆ボン組が聞いたら日本地図みたいなのが送られてきてて笑った。
いろいろ喋ってるうちに後頭部さん到着。来た瞬間に一瞬で後頭部ワールドを作り出してたの流石すぎた。
と、一通りの人たちに挨拶を済ませ、会場離脱。
私の RiJは おわった。
最終日は仕事終わりにDQ3見てました。Maruさんやっぱり場慣れしてるなぁとつくづく思った。
総括
自分達の出番もさることながら、会場で人と話すのがめちゃくちゃ楽しかった。
みんなでゲーム見ながらだらだらいろいろ喋るのは、オンラインの企画の中でフリー通話チャンネルでわいわいする感じに似てた。とにかくゲームとそのRTAを見るもの、という風に思っていたのでそこは誤解していたなあと、まずは誤解1つ目。
2つ目。「コメント欄とかの雰囲気」が好きでない、という話。これはまぁ特に誤解でもなかった。ミームの釣り針を投げればミームがいっぱい釣れてくる。これを楽しめる人、楽しめない人はいると思うけど個人的には後者寄り。別にどっちがいいとかどっちが悪いとか言うつもりもない。反対側にいるからと言って否定する気もない。ここから先は個人の感性の話だと思うし。ただ自分自身は汎用性高いもので的確に使われてるものは割と受け入れられるけど、思考停止で放り込まれてるともにょる。そんなことを前々から言ってたけど、自分達がミーム的なものを作ってしまうとはなんたる皮肉。でもだからこそ、使いどころとか、コメントの仕方とかは、考えないといけないんだろうなと改めて思う。
誤解していたのは、そういうミームの中心にいる人たち。ミームで話題になって、「俺はミームの●●だ」みたいな感じでいると思ってた。実際に見たり話したり、他の人からの話を聞いたりしていると、全然そんなことなくて、いろいろ言われていることを気にしてたり、苦悩してたり。会場行ってみて初めて気づける部分もあった。これは完全に誤解して、勝手にもにょってる部分があったから、むしろ謝らないといけないなと思う。
誤解はその辺。ただこの辺がすっきりして、見方も変わったように思う。後は、最後閉会の時にもかさんが言っていた、「マリオを早くクリアすれば人を救える」という価値観。目から鱗だった。別にこれ、RTAである必要はないけれど、RTAという「得意分野」からそういった貢献ができるということはすごい話だなと。そんな解釈をしてました。RTAとはこうあるべき、とかいろいろ物議を醸しがちだけど、RiJというイベントはとにかく「RTA」をすることで「世界に貢献できる」っていうこの方程式が前提なんだろうなーと思いました。その中に「RTA」がどうあるべきっていうのはたぶん関係ない。
とまぁ真面目な話をちょっとしたけど、とにかく楽しかった!また会場行きたいな、とか走者でも出てみたいなとか、前向きな感想がいっぱい残りました!
長くなったけどそんな感じ!!
もうちょい書きたいことがあった気がするけど、思い出したら配信かなんかで喋ってると思います。